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2005年11月30日 (水)

ヘビ背

日曜日にテレビで「あるある大辞典」を見ていたら次回予告で「ヘビ背」という耳慣れない言葉を聞いた。「猫背」ではなくて「ヘビ背」だそうだが、前後の曲がりではなくて左右の曲がりのことだろうか?確かに背骨は前後だけでなく左右、回旋、立体的に歪む。

私の場合は夏に河川敷をダッシュしている時に「センターのズレ」があることに気づいた。「センターのズレ」を言い換えれば「背骨の歪み」ということだろう。背骨の歪みは骨盤の立体運動に制限がかかるとセンターのズレとともに長年の偏った使い方によって、どんどん歪んでいくのである。背骨のズレは脊柱からムカデの足のように出ている数多くの神経を圧迫することになりさまざまな症状を引き起こす。

センターのズレ(背骨の歪み)は身体操作にも大きく影響を及ぼす。一輪車に乗っている時にセンターがズレていると腰の辺りが落ち着かなくて非常にバランスが取りにくいしペダルの切り返しもスムーズにいかない。

私は一輪車に限らず、ストレッチをする時も日常生活動作においても常にセンターの位置に気をつけて背骨が歪まないようにしている。ポイントは腹を作ることである。

2005年11月29日 (火)

ペダリング

世界スプリント10連覇を果たした中野浩一選手が、「自転車は、踏むでも、引き上げるでもなく、切り返しが大事なんだよ。僕はパワーはさほどでもなかったけど、切り返しでは誰にも負けなかったんだよ」。と、テレビで自転車のペダリングについて語っていたそうです。

私のペダリングは踏む感覚ですが、「切り返す」のメカニズムを考えながら試行錯誤してる。最近の感覚として「切り返す」=「体重移動」と理解している。これは股関節・骨盤の動きに自重を利用するのである。そして、大腿直筋・内転筋などの力みを極力減らすことを心がけて大腰筋をフル活用する。

「切り返す」=「体重移動」の感覚はペダリングに限らず、立つ・歩く・走る・その他の動作にも生かされている。ポイントは膝にロックを掛けないことである。太ももでがんばってしまうと身体に負担を掛けて壊してしまう原因になってしまうので気をつけている。

2005年11月28日 (月)

骨盤の立体運動

股関節から見た動きには屈曲・伸展・外転・内転・外旋・内旋がある。大腿骨と骨盤の関係を考えた場合に例えば大腿骨が外旋していたら骨盤は?どのように動くべきなのだろうか。

私は骨盤自体にも立体的な運動が必要だと思う。仙腸関節・恥骨結合・股関節が連動し滑らかで力強い足の動きを可能にする。

トレーニングをする際にただ筋肉を鍛えるのではなくて関節を動かす筋肉を鍛える必要がある。平面ではなくて立体的に鍛えることが理想である。なので、私の場合はゆっくりと体重を移動させることを念頭においている。そして、左右の役割を見つめ直している。

2005年11月26日 (土)

バランス

左と右はそれぞれに役割があって左右対称ということがバランスが良いということではない。

利き足と軸足。利き手と何?

身体を痛める時には左右の役割が果たされず、バランスが悪い場合が多いのである。投げる・蹴る・打つ・走るなどのさまざまな動作の中で左右の役割があるのである。この左右の役割を果たせるバランスの取れた動作のできる選手がトップアスリートになるのだろう。

私は一輪車に乗っていて感じるようになったことは左右が均等ではないこと。イメージ的には一輪車というと真っ直ぐ均等であるが、実際には違うことがわかってきた。

肩甲骨・骨盤の体幹部の使い方をいかに左右の手足に伝えていくのか?課題は山積である。

2005年11月24日 (木)

健康グッズ

ある会社の代表の方から「健康グッズ」の話をお聞きして大変勉強になった。カタログからいろいろな商品を見て、身体にどう作用して効果を出すのか?考えてみると結構おもしろかった。そして、売れ筋商品と身体への効果の関係が必ずしも比例するわけではなかった。

売れ筋商品の特徴として

  1. インパクト
  2. 医師などの推奨(有名人)
  3. 低コスト
  4. お手軽

など、自分なりに感じたことである。

更に大ヒット商品には「それなりの効果」があるのでは?と思った。解剖学に偏ってしまってもいけないし、身体操作に偏ってもいけない。人の動作は解剖学があって身体操作がある。そして、身体操作があって解剖学がある。本質を追求することは難しいが、思わぬ発想から本質を付いたような商品が誕生することがあるのだろう。

究極は「信頼感」!信じる力(気持ち)が「それなりの効果」を出すのだと思う。「信頼感」とは総合力ということだろうか?難しい。。。

  

2005年11月22日 (火)

股割り

私は昨年の11月20日にトレーニングで「股割り」をした時に足を麻痺させ壊してしまった。必死で立つ練習、歩く練習をして今では走る練習から一輪車へと、気づけば1年が経っていた。最近は症状もなくて忘れていたが、自分の中で「完治」とした。

トレーニングも目的や身体にあわせて行うべきだが、痛みに耐えれば強くなった(鍛えた)気になってしまう。耐えることも大事だが、フォームやポジションは良いのか?何の目的で行うのか?ということの方が重要である。

もし身体を壊してしまったら症状や病態にもよるが、身体を壊す前よりも良い状態にすることが理想である。なぜなら、外的なものを除けば身体操作が原因で慢性痛や症状を起こすことが多いので、その時に治さなければ繰り返しになってしまうからである。

2005年11月18日 (金)

関節2

①胸鎖関節は胸骨の鎖骨切痕と鎖骨の胸骨端との間にできる関節であって、ゆるい関節包に囲まれ、関節腔は関節円板で2部に分けられる。

②肩鎖関節は肩峰関節面と鎖骨肩峰関節面との間に成立する半関節であって、関節円板は不完全な場合が多い。

③肩関節は、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭との間にできる多軸性の典型的球関節である。肩関節は人体中で運動範囲が最も広く、上腕の前挙・後挙・外転・内転・回内および回外をつかさどる。

①胸鎖関節②肩鎖関節③肩関節の動きから肘関節、手関節など末端へと動きを伝えることが理想である。

肩関節・股関節は連動性があり、体幹部の使い方がポイントになる。

参考文献日本人体解剖学金子丑之助著

2005年11月17日 (木)

関節1

①股関節は、寛骨臼と大腿骨頭との間にできる臼状関節である。股関節の運動は屈伸、回旋、内・外転である。

②恥骨結合は左右の寛骨の結合をなすもので、前面の正中線で恥骨結合面は薄い硝子軟骨に被われ、さらに両者の間に恥骨円板を挟んで連結する。

③仙腸関節は仙骨および腸骨の両耳状面の間にできる半関節で、その関節面はともに線維軟骨で被われる。

①股関節②恥骨結合③仙腸関節の動きから膝関節、足関節など末端へと動きを伝えることが理想である。仙骨の前面には梨状筋・腸骨筋が付着する。腸骨筋は大腰筋とともに腸腰筋と呼ぶ。仙腸関節を動かすポイントである。

どれだけの関節を動かすことができるのか?個人差のポイントだと思う。走る感覚は胸から走る、腹から走る、股関節から走る、など感覚表現はさまざまであるが、トップスプリンターになればなるほど足の付け根の位置が上にあるようである。

「腰を入れる」「腰を落とす」場合も①②③などの関節の可動域により個人差が大きく出る。

スポーツ選手の怪我についても同じであり、どれだけの関節を動かすことができるのか?個人差が大きく出る。慢性的な症状に対して「くせだから」「弱いから」と言ったりするが、沢山ある関節を十分に動かしていないように思う。

関節を動かしているつもりでも動いていない場合が多い。関節を動かすとは、動かす方向に作用する筋肉を動かすことである。

参考文献日本人体解剖学金子丑之助著

2005年11月15日 (火)

自護体

「図解 柔道教室」竹内善徳著によると

自護体は相手の技を一時的に防ぐ時に用いる姿勢で、攻めるには難しい姿勢です。

自護本体・・・自然本体より、足幅を広く開き、膝を深く曲げ、腰を下ろした姿勢です。

私は自護体と相撲の四股立ちの姿勢に共通点があると思う。共通点は投げられにくく押しやすい。しかし、相撲は土俵の外に押し出せばよいが、柔道は相手の背中が畳に付くように投げなくてはならない。自護本体からの背負い投げは自然本体に比べると技のタイミングが遅くなるように思う。外国人選手はこの自護体のような姿勢を更に低くして足を取ってポイントを稼いだりする。ポイント柔道には自護体で一本を取る柔道には自然体というべきだろうか。

2005年11月14日 (月)

自然体

投げ技の基本姿勢には自然体(右自然体、自然本体、左自然体)と自護体(右自護体、自護本体、左自護体)がある。柔術時代から姿勢は重要視されているが、柔道でも正しい姿勢が重要である。

「図解 柔道の教室」竹内善徳著によると

自然体とは、自然にすらりと立った時の姿勢です。①両足を肩幅ぐらいに開き、②膝はことさら伸ばしたり曲げたりせず、③腰を真っ直ぐにし、④胸をすぼめず、⑤顔は正面を向け、⑥両手は自然に垂らし、⑦身体の重心を両足に乗せます。この姿勢が、一番変化しやすく、速く動くことができ、最も安全な姿勢です。

私は数年、「立ち方」について研究しているが「姿かたち」を見て文章にすれば竹内善徳氏と似たような文章になるだろう。しかし、「姿かたち」の中身が重要であり中身を文章で伝えることは難しい。よって、分野に限らず「立ち方」は重要であり、基本からその中身を実感することは本人の感覚次第だと思う。

鬼ごっこ

久しぶりに子供達と走った。

30メートル四方の芝生のスペースで1時間ほど「鬼ごっこ」をした。一人が鬼になりその他はタッチされないように逃げる。タッチ返しはあり。タッチ返しとはタッチされてもすぐさま相手にタッチをしても良い(他のルールでは鬼にタッチをされたら10秒数えるというのがあるらしい)。

普段の私のトレーニングの成果を確認するのにも丁度良いので皆がへばるまで遊んだ。

「鬼ごっこ」はすぐれた遊びである。鬼はとにかくタッチを狙う。それ以外はとにかく逃げる。最高スピードから右に左にターンをしたり、至近距離ならば体をひらひらと反転させたりと体さばきの練習になる。1時間もやれば瞬発力はもちろんのこと持久力がつくだろう。狙う・逃げることで集中力も付くに違いない。何よりも遊びなので練習をいやいやするのとわけが違う。

久しぶりに走ったが股関節の動きは良くて接地時の乗り込みや遊脚側への体重の切り替えしなど確認ができて良かった。「鬼ごっこ」では直線を走っていては気づけないことをいくつか気づくことができた。

2005年11月12日 (土)

坂道

堤防から河川敷に降りる80メートルくらいの坂道でトレーニングをする。一輪車に乗るのも平地や路面の変化に慣れてきたので、坂道で練習をしている。

登りは大腿四頭筋でがんばると登れない。登れたとしても後が続かないだろう。なので体重移動のチェックを兼ねている。陸上短距離走と同じように遊脚側に体重を移していく。そうすると前に行く力と体重を利用することができる。結構、切り替えしに慣れるまでは大変で腰が浮いてきてしまう。腰が浮くとは、つまり腰が入ってない状態である。腰が入ってない状態では大腿四頭筋で踏ん張ってしまうので効率が悪い。体重を移動させて前に行く力と合わせるようにして登っていく。

登りより難しいのが下り。左右の切り替えしを確実に下りる。丁度、止まる練習にもなる。

河川敷は風が強く強風が吹けばもろに身体に受けバランスを崩してしまう。まだ、ちょっとした変化に弱い今日この頃です。

ポジション

動作の中で痛みが生じる場合、フォームが悪いと思う。フォームとは 姿勢,特に運動競技における姿勢である。そして、身体のポジションがどのような位置にあるのか。

私は動作の中で痛みが出たり、違和感、慢性的な症状がある場合、フォームとポジションについて考える。考え方の違いなのかもしれないが・・症状が出現するとその部分が悪かったり弱かったりなど原因を部分的に考える場合がある。以前は私もそのように考えていたが、トレーニングを実践するようになりフォームとポジションの重要性を実感するようになった。

トレーニングで症状が出現すればフォームとポジションを修正する。修正を繰り返すうちに、筋肉痛すらなかなか出現しなくなった。なのでたまに筋肉痛が出現するとうれしい時がある。

身体のポジションは自分が思っているよりは良い位置になくて、ポジションが決まってないにもかかわらずフォームを考えてしまう。私はもう痛い思いをしたくないので身体のポジションからフォームにつなげている。

2005年11月11日 (金)

座り方と立ち方

「図解 柔道教室」竹内善徳著

◇座り方と立ち方「左座右起」(さざうき)といって、左足からすわり、右足から立つことになってます。座り方は、まず「気をつけ」の姿勢から

①左足を30センチぐらい後ろに引き、

②つま先を立てたまま左膝を右足の横に下ろしてつき、

③次に右足を引いて、左足にそろえておろします。

④両つま先をふせ、腰を足の上におろして正座の姿勢になります。 

立ち方は、座り方の反対の順序で立ち上がります。

試合の時は直立の姿勢で立ち、お互いに向かい合って立礼をし、左足から一歩前にでて自然本体となり、「はじめ」と言ってから試合開始である。「それまで」と言ったら試合終了であり自然本体で向かい合って立ち、右足から一歩下がって直立姿勢となりお互いに立礼をする。

なかなか気にしたことがなく自然に行っていたことだが・・きまりがあったのだ。右と左それぞれに役割があるのだろう。

円錐運動5

私はバランストレーニングに円錐運動をとりいれている。中心軸が決まり前後左右の感覚をつかんだら、今度はまわす。私は左回りが苦手だった。中心軸を保ちながら前後左右の応用でまわす。現在はひたすら左回りを養っている。中心を保ちながら360度自由に動けることが目標である。

体幹部(胸腰部)を回旋(捻転)する場合に肩甲骨と骨盤の動きが重要になる。以前、私は腰を支点にして捻っていた。本来、腰を支点にすべきではなくて肩関節・股関節を十分に使うべきである。1つの関節よりも2つの関節を使った方が可動域が増すはず。動く関節が多ければ多いほど身体操作の可能性は広がるのである。

「一輪車 はじめてのれた!」三木たかし・秋山健司著から

一輪車の楽しさ~~~むしろスポーツで鍛えた人は、パワーに頼りすぎて、練習の初期では遠回りになることさえあります。いちばんの秘訣はリラックスなのです。~~~

私はパワーに頼りすぎて遠回りした。筋肉で固めれば使う関節の数も減り柔軟性が失われる。「秘訣はリラックス」:これが難しかった。重心を移動させるコツがわかり、「抜き・入れ」を勉強し、ようやくひとり立ちをした。

ここで言うリラックスと脱力が重なった瞬間だった。

2005年11月10日 (木)

円錐運動4

私はバランストレーニングに円錐運動をとりいれている。中心軸、左右軸の次は前後運動。前後のバランス感覚を養う。私は重心が後ろにあったことに気づいて中心軸の修正を行った。中心が決まれば左右も前後も上手くいくはず。股関節から骨盤(体幹部)を前傾して戻すを繰り返す。

「一輪車 はじめてのれた!」三木たかし・秋山健司著から

●姿勢について~~~サドルを押し出すように、腰を少しずつ前に出していくと、ある位置から急に脚が楽になるところがあります。これは、重心が真上をこえて、前に倒れようとする力が前進をうながすからです。その位置が見つかれば、まるで目の前が下り坂になったように、自然に走ってしまうという感覚です。~~~~

中心軸がきまったら前後の感覚を養う。これは一輪車に限らなくて自転車でも陸上短距離走でも柔道でも同じように前に倒れようとする力を利用する。

私の一輪車と自転車のペダリングの感覚は漕ぐではなくて「踏む」だ。左右の切り返しを速めたり緩めたりしてスピードの調節をする。

走るも同じような感じでダッシュをする時、地面を「踏む」ようにして左右の切り返しを速める。

2005年11月 9日 (水)

円錐運動3

私はバランストレーニングに円錐運動をとりいれている。中心軸の位置がわかってきたらころから左右軸について意識するようになった。私は左右軸の大まかな目安として左肩甲骨と左腸骨(骨盤)・右肩甲骨と右腸骨(骨盤)を意識している。中心を保ちながら体幹部を左右に寄せる。寄せた側の肩甲骨は下外方へ、腸骨(骨盤)は真っ直ぐからやや後方回転のポジションをとる。反対側の肩甲骨は下方へ押し付け、腸骨(骨盤)は前方回転のポジションをとる。左右のバランスは、このような肩甲骨・腸骨(骨盤)のポジションにより成り立つのだと思う。

「一輪車 はじめてのれた!」三木たかし・秋山健司著

横に傾いたらどうするの?横に倒れる前に、傾いた方へ、一輪車をひねってごらん。前に傾いた時と同じになります。つまり、横の傾きを、前後の傾きにかえてしまうのです。すこしむずかしいけど、のれるようになるとわかるよ。

「一輪車をひねってごらん」:私はこの表現が体幹部を寄せた左右軸の使い方だと理解している。文章では難しいが横に傾いた側の「腰を入れる」状態で、反対側の骨盤は前方回転させることにより重心を移しやすくするのだと思っている。一輪車競技に限らず陸上競技でも柔道でも日常生活動作でも重要な身体操作である。

2005年11月 8日 (火)

円錐運動2

私はバランストレーニングに円錐運動をとりいれている。不安定な椅子用のトレーニング器具に座りバランス感覚を養う。バランス感覚の基準線である中心軸が崩れていると思うようなバランスをとることができない。中心軸が崩れていれば前後左右の動きも崩れるはず。そこでバランスボードを試したことがあるが、私にはあわなかった。それは、足に力を入れて踏ん張ってしまったのである。ならば、腰からということで椅子用の円錐運動を採用した。円錐運動で勉強したことは自分の重心が後ろにあった。日常生活の中でも知らず知らず腰が引けた状態で動いていた。自分が期待するような動きができないのも当然だった。

「一輪車 はじめてのれた!」 三木たかし・秋山健司著から

指導者の方へ

●姿勢について 

姿勢は重要なポイントです。腰が引けた状態では、タイヤの接地点に対して、重心が後ろぎみなので、ブレーキをかけているような状態です。これでは、スムーズに前進できません。サドルを押し出すように、腰をすこしずつ前に出していくと、ある位置から急に脚が楽になるところがあります。これは、重心が真上をこえて、前に倒れようとする力が前進をうながすからです。その位置が見つかれば、まるで目の前が下り坂になったように、自然に走ってしまうという感覚です。この、一輪車独特の気持ち良さを味わえない人は、まだ腰(重心)が後ろ気味だと思ってください。その位置がわからない人は、のりこえをしてみましょう。頂上を越えると、体がフワッと前に降りてゆきます。そのあたりまで、思い切って腰を押し出してみましょう。異次元の体験がはじまります。この姿勢に慣れないうちは、直立よりも腰の方が前に出ているような感覚があるかもしれませんが、実はそれが、背筋の伸びた正しい姿勢なのです。一輪車に乗ると、姿勢が良くなるのはこのためです。

思わず唸ってしまいそうになる文章です。この本の著者は一輪車を乗りこなせることから良く重心の位置がわかっていると思う。腰の入った位置では脚は楽に動きます。この腰の入った位置が中心軸の通った位置である。

2005年11月 7日 (月)

円錐運動1

私はバランストレーニングに円錐運動をとりいれている。円錐運動とは椅子用のトレーニング器具を用いて中心軸を保ちながら左右軸を訓練するバランストレーニングだ。慣れないうちはトレーニング中に中心軸をかためていたが、力の抜き・力の入り感覚がつかめてくると中心軸が股関節幅になるような感覚で左右の軸感覚が出現した。バランスボールとの違いは中心軸の有無である。円錐運動の棒が中心軸になる。考案当初は背筋を通して姿勢を正すことが目的だったが、思わぬ効果や発見があり勉強になった。

「一輪車 はじめてのれた!」三木たかし・秋山健司著に良い喩えがあった。

倒れないで走れるのはなぜ?一輪車を、ぼうにたとえてみます。指の上に長い棒を立てて、バランスをとってみましょう。棒が傾いた方を、指でおいかけると、バランスがとれるね。実は、一輪車もこれと同じで、一輪車が傾いたほうを、追いかけながら走ることで、バランスをとっているのです。自転車のペダルは、後ろに踏むと、車輪が空回りするけれど、一輪車は、ペダルと車輪がくっついているので、前にも後ろにも、車輪が回せます。だから、指の上で棒を立てるのと同じように、前後のバランスがとれるのです。横に傾いたらどうするの?横に倒れる前に、傾いた方へ、一輪車をひねってごらん。前に傾いた時と同じになります。つまり、横の傾きを、前後の傾きにかえてしまうのです。すこしむずかしいけど、のれるようになるとわかるよ。

とてもわかりやすい表現だと思った。中心軸は身体の中心に限りなく上下に存在するもので局部にのみ存在するものではないと思う。もし、自分が中心をもつことができたのなら2~3メートルの一輪車を乗りこなすことができるはず。すこし、期待しつつ楽しみにしている。

他には一輪車に乗っているとどんな気分?空中を歩いてるみたい。身体がかるくて、とっても自由なんだよ。と書かれていた。

私には身体が軽い感覚はないが、歩く感覚はある。早くペダルを回せば走る感覚になる。なので最近は走りを中止して一輪車に集中している。しかし、一輪車で4キロほど散歩すると左下腹が痛くなる。まだ、大腰筋に硬い部分があるので、それ以上の散歩はまだ無理なのかもしれない。

最後にかつてのアルペンスキーの王者ステンマルクは、オフで一輪車に乗っていたそうだ。

PS.「一輪車おやじ達 」さま

一輪車、乗車感覚についてコメントください。

ご協力お願いいたします。

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2005年11月 5日 (土)

座る

正座・胡坐(あぐら)・椅子に座るは股関節の外旋角度の違いのみで体幹部の状態は同じである。

股関節が硬い場合は力みが入り肩甲骨の可動性が失われてしまうが極力肩を落とすようにして力を抜くことがポイントである。

座っていて腰が痛くなる場合は腰の位置がわるかったり、腰を支点にして力みが入っている場合でこの場合、腰・背中の力みを抜いて確実に股関節から体幹部の位置を調節して「腰を入れる」ことが必要である。

股関節から体幹部を調節する動作は身体操作の基本であり技の練習も必要だが、日常生活内の動作の中に身体を操作するヒントが沢山あると思う。

写真を撮ってもらうと自分の身体の位置が確認しやすいかもしれません。私の場合も写真を撮ってもらって2,3気づくことがありましたのでこれからの課題にしたいと思います。

椅子に座る

椅子に座る場合も股関節から体幹部を調節する。

なれない場合は少し太ももと太ももの間隔を広げて「腰を入れる」。

注意していることはお尻に体重を落とさないことである。

「腹を起し腰を立たせた」状態で腹に重心を落とすようにして椅子に座る。

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胡坐(あぐら)をかく

胡坐(あぐら)をかいて座る場合も股関節から体幹部を調節する。

股関節が外旋位で「腰を入れる」。

注意していることはお尻に体重を落とさないことである。

「腹を起し腰を立たせた」状態で腹に重心を落とすようにして胡坐(あぐら)をかく。

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2005年11月 3日 (木)

体幹部を寄せる

骨盤の動きは仙腸関節から恥骨結合。肩甲骨の動きは胸鎖関節から肩鎖関節。

腰を入れて腰を落とし骨盤を前傾させることができたら体幹部はかなりの動きをもつのであろう。ここまでが「中心を持つ」ということだと思う。

腰を落とした状態から左右に体重を移動させる。しっかりと親指の腹に乗るような感じで体幹部を寄せていく。寄せていく側の骨盤腸骨はやや後方回転、肩甲骨は下方から外方へ移動する。反対側は骨盤腸骨は前方回転、肩甲骨は下方へ移動する。体幹部の左右の動きは肩甲骨、骨盤が8の字を描くように思う。

中心を保ち軸を移動させる、すなわち常歩研究会でいういわゆる2軸動作だと理解している。そして、半身動作でとらえると、いわゆるナンバ動作ということになるのだろう。

私はこの体幹部の動かし方が大腰筋を効果的に使うコツだと考えている。

骨盤前傾

腰を入れて腰を落とすことができたら「腰を前傾」させる。

私の理解では「骨盤前傾」である。股関節から体幹部を傾ける。注意していることは背中から傾けない。大腿部を内に向けないことである。

「骨盤前傾」で必要なことは仙腸関節の動き、恥骨結合の柔軟性である。これらが備わると「仙骨」がアクセル、センターの調節を担うことになる。

一輪車のスプリントや短距離走で加速する場合、柔道で大内刈りなどの技を掛ける場合などに「仙骨」がアクセルとなり身体を加速させるのだと思う。

「歩行」と「走行」の違いで言えば「骨盤前傾」の角度が考えられる。仙骨の「おじぎ運動」があるのかないのか?

速いスプリンターは股関節から体幹部を前傾させて、すなわち「骨盤前傾」でそこから仙骨の「おじぎ運動」により加速させるのだと思う。

2005年11月 2日 (水)

腰を落とす

これまでに「腰を入れる」=「腹を起し腰を立たせる」について述べてきた。

今回は「腰を落とす」について。

「腰を低く」と言ったりもする。腰を落とす状態は足を肩幅の2倍ほど開いてつま先はやや外向きの状態で体幹部を真っ直ぐにキープしたまま真下に落としていく。体幹部を真っ直ぐにキープしたままということが「腰を入れる」=「腹を起し腰を立たせる」をキープしたままということである。

注意点は太ももが内に入ってきたり、背中が丸まらない。

身体操作の基本だと思う。

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2005年11月 1日 (火)

正座

昔、近所の道場に入門した時、2冊の柔道入門書を購入した。それが未だに手元にあり、それまでほとんど目を通したこともなかったのに今この歳になって目を通すようになるとは思ってもみなかった。

そのうちの一冊は昭和48年2月1日初版発行の「図解 柔道教室」竹内善徳著である。ページをめくり最初に出てくるのが1.柔道で心身をきたえようである。この中で柔道をすると期待できること。

  • ①健康
  • ②仲間
  • ③礼儀
  • ④がまんづよさ
  • ⑤勇気
  • ⑥生活を豊かにする
  • ⑦安全に注意する態度をやしなう

と書かれている。これらはスポーツ全般に共通することだと思う。

先日、大先輩から「基本が身体に染込めば、それが技になる」ということを教えてもらった。今までの私なら技の練習に励んだはず。このことから基本ということをもう一度、考え直している。

柔道に限ったことではないが「礼に始まり礼に終わる」ということは良く聞くことである。柔道を極めた人を実際にこの目で見たことはないが、そういう人なら「立つ・座る」が決まっていて礼儀作法も美しいはず。

ここ数年、身体操作を考えてきて「立つ・座る」は基本だと思うようになった。「腰を入れて」=「腹を起こして腰を立たせる」て「立つ・座る」。究極の課題なのかもしれない。

我が家の躾(しつけ)は特別なことはしてないが・・唯一気をつけていることは食事の態度である。ちゃぶ台を囲んで食事をするが「腰を入れて座ること」これが口癖になっている。腰は反らない、腰の張りを取るなどを気をつけ腹に重心が落ちる座り方を心がけている。

親の願いとしては子供のやわらかさを保ったまま大人になってほしい。

2003_03130003 *顎を引きなさい~~。^^

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