« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月29日 (金)

バスケの構え3

Aコーチのレポートです。

バスケットボール・マガジンの最新号(2009年7月号)で、都道府県対抗で福岡女子チームを率いていた山﨑修監督が、DFスタンスをとる際の股関節の柔軟性の重要性についてコメントされています。

常々勉強させて頂いている鷲野鋭久先生(U-15女子トップエンデバーコーチ、愛知県津島市立藤浪中学校女子監督)が最も重要視されている「ビジョンの取り方・鍛え方」が今月号のテーマですが、山﨑先生は正しい身体の使い方がビジョン確保の第一歩である、すわわち正しい姿勢が作れればビジョンの確保につながると指摘されています。そして、股関節を意識すれば正しい姿勢が作れるというのです。


まず、膝を曲げてプレイすることを強調しすぎると、特に女子の場合は膝の傷害につながる可能性が高くなり、また、膝を曲げても腰が丸まってしまえば顔は上がらない(ビジョンを確保できない)と、問題点を挙げています。

それが、股関節を柔軟に使えれば、腰の低い正しい姿勢(パワー・ポジション)の中でも負担なく膝が曲がる、そして無理がないので簡単に顔は上がるとされています。

えにし治療院の中村考宏先生の下で勉強(というのもおこがましいレベルですが)してきた股関節の使い方・骨盤の角度との関係などともつながりが見えてきて、トップレベルのスポーツ実践者は考えることが一緒なんだなと今さらながら感心させられます。


山﨑先生の記事では、ビジョン確保のためにボールハンドリングは絶対不可欠とされており、この点は鷲野先生と全く同じです。他にもOFのビジョン、DFのビジョン、情報の取り込み方、視野 vs. 意識、ビジョンを生かすためのパス・ドリブル等のファンダメンタルズなど、とても有用な内容となっています。

なお、同記事では、股関節を柔軟に使うために、具体的に何をどう意識するのかまでは書いていませんが、今週末に中村先生が東京で開催される「第10回骨盤起こしセミナー」に出席しますので、チャンスがあれば質問してみたいと思います。中村先生のブログ「身体の研究」(http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/)もご参照ください。

人気ブログランキングへ

2009年5月27日 (水)

テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人

Naoto89882 タイトル:テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人
サブタイトル:「日本はどうして世界で勝てないのか?」
著者:村松尚登

出版社:ランダムハウス講談社
価格:1,470円

村松尚登さんの第二弾です!
FCバルセロナをはじめとするスペインの選手育成手法や戦術的ピリオダイゼーション理論に興味をお持ちの方にはお勧めです!

村松さんのブログ
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/naoto/

脚抜き

山口県の Iさんが脚抜きの動画を送ってくださいました。
Iさんは昨年夏、えにし治療院へ動作改善にみえて、その後大阪セミナーに参加してくださいました。今回も大阪セミナーを楽しみにしてみえましたが新型インフルエンザの為中止になりご迷惑をおかけしました。m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン


脚抜き FC2 VPS 仮想専用サーバ 

Iさんの次のステップは「前を向く」「膝に遊びを作る」ことです。
後姿ですがかなり若くなったんじゃないですかぁ~。^^
現在、骨盤おこしトレーナーは私と中村よし子と中島章夫先生の3名、Iさんは4人目のトレーナー候補生です。

がんばってください!

人気ブログランキングへ

2009年5月26日 (火)

骨盤おこしforスポーツ

骨盤おこしforスポーツ 股関節動作セミナーについて

6月13日愛知 骨盤おこし スポーツ股関節動作セミナーを告知したところ、東京でも開催して欲しいとの声がありましたのでご要望にお答えしたいと思います。

今回は5月30日(土)の東京 骨盤おこしトレーニングセミナーで

1、骨盤をおこす(股関節屈曲)
2、胸割り
3、上、下肢の位置
4、走り方
5、着地
6、ターン
7、ステップ
8、股関節トレーニング

少し振れてみたいと思います。

まだ、参加受付しておりますので「5月30日参加希望」「5月31日参加希望」の旨を記入してメールフォームでお申し込みください。

申し込み→メールフォーム

骨盤立位と骨盤後傾

骨盤立位 Kotubanritui_3 骨盤後傾Kotubankoukei 作 issei

人気ブログランキングへ

2009年5月25日 (月)

骨盤の角度

自分の骨盤の角度はどれでしょうか?
骨盤角度画像 作 中島章夫

Kotuban70 Kotuban60 Kotuban50 Kotuban40 Kotuban30 Kotuban20 Kotuban10 Kotuban Kotuban10_2 Kotuban20_2 Kotuban30_2 Kotuban40_2 Kotuban50_2 Kotuban60_2 Kotuban70_2

人気ブログランキングへ

2009年5月18日 (月)

骨盤おこしストレッチ~1ヶ月

小椋賀寿夫さんの骨盤おこしレポートです。

4/11 (土)

今日は、その他なんでもです。

タイトルの通りですが、空手を再開し1年半、股関節の可動域を

広くするため、津島市にある「えにし治療院」というスポーツ整体へ

いきました。

すると、姿勢がいいと自分では思っていたのですが、骨盤が後ろに

傾き、しっかりと上半身が体にのっていなく、股関節も上手く可動

しておらず、腰に原因があることがわかりました。

正しい位置を色々としながら教えていただくと、これがスゴイ。

空手をやる人は分かりますが、後屈立ちや騎馬立ちがキレイに

きまり、状態のバランスが非常によくなりました。

あとは、腰を前に出すストレッチを毎日することで、1ヵ月後には

だいぶかわりますといわれました。

方法は分かっても、股関節が硬いので、徐々に仕上げていきたいと

思います。

スポーツで股関節の可動域をあげたい人にはお勧めです。

また姿勢を良くしたい人にも。

日常生活を送る上でもとても重要なことを多く学びました。

では、継続は力という事で、頑張ります。

4/14(火)

きょうはもう1つ。

先日の骨盤起こしトレーニングを、はじめて3日目。

正しいトレーニングを学び、少しずつですが、既に成果が出てきています。

先生にも、そんなに体が硬くないので、1ヶ月もすれば、

●「座って開脚をして、前に体を倒したときに、おなかがつくようになる、はず」

といわれました。

有言実行ということで、ブログに書きました。

まだおなかがつくのはだいぶ遠い(今は肘がつく程度)ですが、

1ヵ月後にはブログに写真を載せたいと思います。

なんだか、健康関連のTVショッピングみたいになってきましたが、

毎日欠かさず頑張っていきたいと思います。

では。

5/17(日

ストレッチ1ヶ月経ちました。

毎日30分真面目に続けました。※2日間だけ飲み会のためできませんでした。

結果は3つ

①空手の蹴上げの高さが変わりました

②普段の姿勢がかわりました ※勿論、空手をするときもです。

③開脚で前に倒す動作も、先週日曜日は額が床につきました

 ※やり過ぎでハムストリングスを痛めました。無理はよくないです。

写真は、今日の状態です。

今まで本を読んだり、DVDみたりやってきましたが、この骨盤お越しは

本当にスゴイ。

まだまだ骨盤の起こし具合と、背筋がしっかり伸びていないので、

引き続き頑張ります。

※これでもだいぶよくなった状態です。

継続は力ですね。頑張ります。

T02200165_0448033610182507579

●小椋賀寿夫さんのブログ
http://ameblo.jp/adva-hrs/entry-10262958880.html

人気ブログランキングへ

2009年5月15日 (金)

長座・底屈・背屈の写真

半身動作研究会中島章夫先生のレポートです。

考えてみたら、いま持っている携帯は8メガカメラが搭載されていたのだ。
ちっとも活用していなかった。

というわけで昨日の恵比寿の稽古会の前に足指を握って背屈・底屈する運動を写真で撮ってみた。


32280687_659685021s1
1)リラックスした長座で足を投げ出す

32280687_3734916355s2
2)足指を握る

32280687_4281568835s3_2 
3)底屈(伸展)して小指側を床に着ける
 (うーむ。足指を握ったまま底屈させるのは難しいね)

32280687_3760464188s4_2 
4)そのまま背屈!

32280687_4281568835s3
5)で、また底屈

あとは、4と5を繰り返すわけ。
足指は握ったままなんだけど、底屈させると指が伸びてきてしまう。
これがTakahiroさんのように握ったままできるようになるのが目標。

これを真似すると、多くの人は底屈で指がつる。わたしもつった。
でも何度も繰り返していると、Takahiroさんが言った通り、つらなくなってくるから、我慢してやるのだ。

で、ある程度慣れたら小指を床に着けたとき、出来る限りの力で小指で床を押す!
すごく疲れるが、でも押す! こうすると小指と股関節が繋がって来る。

人気ブログランキングへ

2009年5月14日 (木)

コツコツ骨盤おこし

骨盤おこしアシスタント田嶋さんのレポート。

Takahiroさんの股関節トレーニング『胸割り』の説明を読み返してみた。
『胸割り』
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2008/08/post_def2.html


胸を前に出す。

『胸割り』は『股割り』と同時進行でやるのが良いとある。
確かに『股割り』をすると胸を前に出したくなる。
股関節にテンションをかけるため、重心の位置を前方に移動したいのだ。
だから『股割り』では手を前に出すし、腹圧もかける。
気持ちとしては、手に何か重いものを持ちたくなるくらい(余計な力みが出てしまうのでやらないが)。

よし。もっと胸を前に出していこう!
胸ごと頭も前に出して、上体の重みが股関節にかかるようにするのだ!!


とは言え私の『股割り』ではあまり骨盤がおきてこないので胸も前に出しにくい。
どうやら『骨盤をおこす』のが一番先のようである。

そこで『胸割り』『股割り』の他に、
『正座での骨盤おこし』『立位体前屈』も同時進行でやってみると、
相乗効果で全てによさそうな感じだ。
でも全部やっていると時間がかかってしまうなぁ。

結局「コツコツ骨盤おこし!」だ。


『立位体前屈』
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2005/12/post_9ce6.html

『股割り』(動画) めざすはこれ
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2009/03/matawarijapan-e.html

人気ブログランキングへ

2009年5月12日 (火)

『骨盤おこし』 スポーツ股関節動作セミナー

これまで「骨盤おこし」セミナーは東京・大阪・名古屋で多くの方にご参加いただきました。その中にはスポーツ関係の方も多く、プロ・アマスポーツ選手、指導者の方が怪我や故障、パフォーマンスの向上の為の基本動作について知りたいとの声をいただきました。今回はスポーツ選手の基本的な「骨盤おこし」関節トレーニングについてお話したいと思います。東海地方在住の方はふるってご応募ください!

1、骨盤をおこす(股関節屈曲)
2、胸割り
3、上、下肢の位置
4、走り方
5、着地
6、ターン
7、ステップ
8、股関節トレーニング

■日時:6月13日(土) 14:00~16:30
■場所:練成館(弓道場)http://www.city.tsushima.lg.jp/index.php?oid=249&dtype=1005&pid=335
■参加費:3000円(高校生以下の場合 父兄同伴者1名無料)

申し込み
氏名、連絡先(TELL、Eメール)、住所、「股関節動作」参加希望の有無をご記入してお申し込みください。

■アクセスhttp://www.ahv.pref.aichi.jp/hp/page000001100/hpg000001035.htm

■講師:中村考宏(えにし治療院)

【注意:写真・ビデオ撮影について】
※写真・ビデオ撮影は、講師および、ご自身の姿勢などを参考のために撮ることは構いませんが、他の参加者を撮影することはご遠慮ください。

大きな地図で見る

【骨盤おこし】長座・底屈・骨盤おこし

半身動作研究会中島章夫先生のレポートです。

骨盤おこし式「股割り」の手順で、まずは足を背屈して足指を握り、そこから足首を伸ばしていって(足指は握ったまま)、小指を床につけるというのがある。
「股割り」のときはある程度両脚は開脚しているわけだが、第九回骨盤おこしセミナーのときに足を前に伸ばしてこれを行なった。

これは「股割りチャレンジ!」教室に書いた、伸びのときの足のことだ。赤ちゃんのような足の形である。
背屈で足指を握ると自然に膝が曲がるが、伸展させて小指を床につけようとすると、さらに膝が曲がる。この膝は曲げたままでよい。そして小指を床につけるのだから、足の甲も膝も外側を向く。
そこで足首の背屈・底屈(伸展)を繰り返す体操だ。上体は起こしていても、寝ていてもどちらでもいい。

足指を握ることそのものが不得意な人もいるが、それは一所懸命握る練習をしてもらうとして、足首を背屈して足指を握るところは、まあまあできる人も、伸展させると指が伸びてしまいそうになるだろう。
それでも頑張って握っていると、今度はつりそうになる。
つりそうになっても、何度も背屈・伸展をやっていると、ほどなくつらなくなってくる。

伸展で足の小指を床につけるというのは、股関節の外旋運動なので、この運動をやってから歩いてみると、歩きやすくなっている。
小指を床につけると股関節に力がこもるので、股関節そのものの強化にもなりそうである。
小指を床につけたとき、さらに小指を床に押しつけるようにする。これは小指でからだを持ち上げるぐらいのつもりで、ギューっと押しつける。
そうするともっと股関節に利いてくる。が、すごく疲れる。
わたしは眠る前に布団のなかで、これを10回ほどやっている。やっているとくせになる。

上体を起こしてこの脚の形にして、前後の骨盤おこし運動をするのも良い。
「股割り」をする前の準備運動と同じだが、開脚ではなく前に足を伸ばして行なうわけである。
長座で骨盤をおこすのは、胡座ほどではないがそれでも難しい。それを背中を丸め骨盤をうんと後傾させたところから伸びあがり、腹、胸を前に出すように前屈する方向に胴体を動かす。
重要なのは「その方向に動く」ということなので、ちっとも前屈できないからといってがっかりすることはないのである。このときもちろん足首を伸展させて握った足指をしっかり床につけるのを忘れてはならない。
これを何回かやって立ち上がり、歩いてみると、股関節が生まれ変わったように「新しい感じ」になっていると思う。

この「足首のばしニギニギ骨盤おこし」は、「股割り」に直につながって行きそうなので、まずはじっくりと取り組んで行こうと思っている。

人気ブログランキングへ

2009年5月11日 (月)

バスケの構え2

Aコーチのレポートです。

さて、都道府県対抗から約1ヶ月後、えにし治療院の中村考宏先生が「第9回骨盤起こしセミナー」を東京で開催されました。参加者は、スポーツの実践者のみならず、トレーナーの方や怪我のリハビリ中の方も含む多彩なものでしたが、特にスポーツ関連の参加者は「ゆる」や初動負荷理論、古武術なども並行して研究しておられる方々も多く、色々なアプローチ間の連関や差異、学ばれての実感など、セミナー自体の内容以外にも私には大いに勉強になりました。

5月中に2回、同様のセミナーが東京で催されますので、そちらにも参加するつもりでおります。なお、4月25日のセミナーに参加された方が書かれたレビュー等も、中村先生のブログ(「身体の研究」http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/)に掲載されていますので、ぜひご参照ください。同セミナーは、骨盤を起こすことや股割りが出来るようになることが直接の目的ではなく、バスケットボール特有の動きや構えなども踏まえた上で、筋肉や関節構造の解剖学的な深い理解に基づいたアドバイスを中村先生から頂きました。以下、前回のコメントに追加する格好で、バスケットボールの指導に役立ちそうな部分をまとめてみます。


1)動き出しを速くするための構え (→DFフットワーク)

「ディフェンス・フットワーク」のコラムの中の「ディフェンス・スタンスについて(1)」のコメントでは、合理的なディフェンス・スタンスとして、左右の足を狭すぎず広すぎないスタンスに取った上で、膝がつま先よりも前に出ないように、足首は浅く曲げるに留めた形で上体を前傾させ、太ももの前と後ろの両方の筋肉を動員すべきであると述べました。

これを基本線として、速く動くための合理的な姿勢を作ってみます。具体的には、骨盤を起こすのは容易でないので一旦棚上げにして(?)、まずは上体を前傾させる際に「背中を丸めない、かつ腰を反らさない、胸を前に出す」ことがポイントになります。腰の反りを防ぐには、腹圧をかけるのが有効です。これは、お腹を膨らましつつお腹の周囲の筋肉に力を入れるのであって、お腹を引っ込めてはいけません。胸を前に出す点に関しては、3)で詳述します。

腹圧をかけることの重要性に関しては、富士通Red Wavesのトレーナーの方が以前言及されていたのを覚えています(当然ながら筋力トレーニングに際してのコメントです)。また、腹部のインナー・マッスルを鍛えるアブドミナル・スクイーズとの共通性にも気付いていただけるのではないでしょうか。

今回の大発見というか頂いたアドバイスは、この姿勢において太ももの前の筋肉は弛緩させておくことが可能だということです。上述したスタンスで、体重を拇指球でもかかとでもない土ふまずの辺りに乗せると(フラット接地)、太ももの前の筋肉を手でプルプル揺らすことのできるリラックス状態にすることができるのです。ちなみに、ハムストリングの方もさほど緊張した状態にはならないはずです。OF のボール保持のタイミングに間に合うように、このリラックス・スタンスを取るようにできれば、素早い動き出しが可能になると考えます。なによりも疲れにくいので、ミニの子達には一番適しているかなと思っています。


2)脚を真直ぐに使う (→OFフットワーク)

最初のコメントで、「脚を真直ぐに使うことでフラット接地歩行(走行)になり、ハムストリングを使った効率良いストップ、ジャンプ、方向転換などが可能になる。また、この歩行/走行法でないと、股関節をスムーズに動かすことができない」と述べましたが、具体的にはどうすれば脚を真直ぐに使えるのか?

中村先生によれば、膝の向きと足の中指の向きがあうように歩くことが、脚を真直ぐに使う基本になるということです。結果的に足首は逆ハの字になり、膝はやや外側に向かって動く感覚があります。この「逆ハの字型のスタンス」に関しては、股関節をスムーズに動かせる構え・姿勢につながるもので、DFのパワー・スタンスにおいても両足のつま先が開くようにスタンスを取るのが良いと最初に述べたことと一貫性のある議論になっています。


3)腕の向きを意識する (→上半身の効果的な動き)

背中を丸めない、腰を反らさない、胸を張るという1)で述べた3点が同時に達成されると、立ち姿が美しくなります。ゲストブックにも書き込みましたが、藤浪トレーニング・マッチで毎年拝見している若水中の選手達の立ち姿が素晴らしいと思っていたところ、まさにこの3点が観て取れることに気付きました。

胸を張る(胸を出す;正確には胸椎を反る)ときには、肩と腕のを正しい状態に置くことが重要となります。具体的には、両腕の力こぶが正面を向くようにしますが、力こぶと手の平を正面に向けて腕を下ろした状態から、手首から先だけをクルっと回して手の平を足に向ければそうなります。上半身が安定し、胸をすぼめるのとは逆の強い力感が得られる感じがしませんか? 実際、この姿勢は最大の筋出力を発揮するのに適したものとされています。

例えば、力こぶと手の平を正面に向けて腕を(自分のシリンダー内を斜めに)下ろした状態で、かつ肘を軽く曲げると、スクリーン・アウト時の押し合いの際にDFが相手を抑え込むのに適した体勢が出来上がります。このことは、バスケットボール専門のアスレティック・トレーナー、ふきあげ接骨院院長の樺澤圭一先生の主宰されているブログ「バス・コン」(バスケットボール・コンディショニング)のコメントを読んで実践しつつあったアイディアに、理論的な基礎を与えてくれるものではないかとも考えています(URLはhttp://blogs.yahoo.co.jp/fukiagesekkotuin、当該記事のURLはhttp://blogs.yahoo.co.jp/fukiagesekkotuin/54062573.html、ふきあげ接骨院のHPはhttp://www.fukiage-sekkotsuin.jp/)。


これらの議論は、私の中では「拇指球への加重・腰の低い構え・そのための脚力養成」を最も善しとする伝統的な指導方法(の一つ)に対するアンチテーゼとして位置づけられています。もちろん、伝統的な指導法が全く無意味だと言っているわけではなく、「どんな時でも拇指球・構えは低ければ低いほど良い・上達の王道は脚力を徹底的に鍛えること」というような安直ないし極端なアプローチに異議を唱えているだけのものです。

私は現時点では、太ももの前面やふくらはぎの筋肉を鬼のように鍛えることでこれらを実現するよりも、もっと合理的かつ実践的なフットワーク指導法が存在するのではないかと考えています。最初に書きましたが、リラックスした臨戦態勢を作る、大きな筋肉の力やバネを利用する、偏った筋肉の使い方(→筋肉肥大)を防ぐ、可動域の大きい関節を中心にスムースに種々の関節を連動させていくという観点を重視していくことに変わりはありません。

なお、足首の背屈→すねの筋肉とハムストリングの収縮の関係 (背屈とはつま先を上げる動きで、私の中ではかかとからの着地における効率良い着地法につながっています)、足の親指側での着地による膝のロック (高跳びジャンプのメカニズムと直結します;衝撃の吸収という意味では膝が全てを受け持つので、いつでもこうすべきとは言い難いです)、足の小指側での着地を利用した股関節の外旋(足の小指と股関節は連動しているそうです)とそれによる素早いクロス・ステップ、といった応用例もありますが、更に研究を進めつつ機会があれば触れてみたいと思います。

人気ブログランキングへ

2009年5月 8日 (金)

骨盤おこし【力こぶ問題】

半身動作研究会中島章夫先生(骨盤おこしトレーナー)のレポートです。

骨盤おこしセミナーは毎回々々、バージョンアップする。
講師のTakahiroさんが新たに付け加えることもあるし、こちらが改めて気づくこともある。何度参加してもおもしろいのはそのためだ。

●力こぶ問題
「力こぶ問題」は今考えたことばで、別に骨盤おこしで言われているわけではないが、要は腕を下げたときに力こぶがどの方向を向いているか、ということ。

Takahiroさんが、前へならえの形で両手のひらをあわせる姿勢をとらせる。
「みなさんの力こぶはどちらを向いていますか」
全員が内側向きになっている。
骨盤おこしの考える骨のポジションからすると、力こぶは真上を向いていなくてはならないという。
そう言われればそうだ。腕を下げたときに力こぶが正面を向くポジションに、肩、肩甲骨を納めるのが骨盤おこしである。その腕をそのまま前へならえしていけば、力こぶは天井方向を向く。

もちろんセミナーでは説明なしに、もともと力こぶが内側に向いている人たちに前へならえをさせたわけだから、天井を向かないのは当然。
でも腕のポジションについてのこういう入り方は、参加者に軽いショックと腕への関心を持たせる。
腕のポジションについてはけっこう考えていたと思っていたわたしも、バッチリ内側を向いていてショック(笑)。
けっきょく意識しないとできないということで、骨盤をおこした姿勢からしてそうたやすく身に付くわけじゃないってことですね。

さて、セミナーでは腕の操作法を行なう。
まず、手のひらを上に向けて腕を肩の高さで左右に広げる。こうすると力こぶも上を向く。
そこから手のひらを柔らかく下向きに返す。つまり前腕を肘の腕橈関節(わんとうかんせつ)から返すのだが、肘関節を意識すると上腕(力こぶ)も動いてしまうので手のひらを返すようにするといいようだ。
これで手のひらは下を向き、力こぶは上を向いた形になる。そのまま腕を体側に下ろしていけば、力こぶが前を向いた状態になる。
ここから丁寧に両腕を前へならえの形にしていくと、手のひらは向き合い、力こぶは天井を向いているだろう。と言っても、これはうまくこのコースが辿れれば、ということで、骨盤が後傾して猫背のままだと難しい。
またうまく前へならえの姿勢まではいけても、ここから手のひらを合わせてもなお力こぶが天井を向いたままというのは難しい。無理矢理肩を絞って上に向かせることはできるが、力を抜くと内向きになってしまう。
よほど肩と肩甲骨が下りていないとできない。肩と肩甲骨が下りるということは、胸椎がぐっと前に出る「胸割り」ができないと、これもまた難しいことは骨盤おこしをやっている人ならわかるだろう。
部分の修正だけで済むほど、人のからだは甘くないということだ。

Takahiroさんのブログより「腕橈関節」
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2008/09/post-fb4b.html

第十回骨盤おこし(関節トレーニング)東京セミナー
http://mixi.jp/view_event.pl?id=42158393&comm_id=909881

5月の「骨盤おこし」勉強会
http://mixi.jp/view_event.pl?id=42215413&comm_id=909881

人気ブログランキングへ

えにし治療院

えにし治療院

496-0874 愛知県津島市江西町4-159

TELL 0567-24-1243 予約・お問い合わせの際は「インターネットをみた」と教えてください。

個別治療(スポーツマッサージ)/動作改善

10,000円/h  18歳以下5,000円/h(保護者同伴でお願いします)

中村考宏(鍼灸指圧あん摩マッサージ師・柔道整復師)

人気ブログランキングへ

2009年5月 7日 (木)

股関節を動かす筋肉を「力点」とした動作

股割りは股関節の「外転」「外旋」から「屈曲」、ロールオーバーにて「内転」「内旋」「伸展」動作を行うトレーニングである。

「支点」・・踵
「力点」・・股関節を動かす筋肉
「作用点」である重心位置が前に押し出される

両方の踵を支点として均等に力点を動かすと真っ直ぐ前に進む
片方の股関節だけを動かせば重心位置はその作用のベクトル方向へ 進む

股関節を動かす筋肉を「力点」とした動作
■立つ・・両方の踵を支点
■歩く・・片方の股関節だけを動かせば重心位置はその作用のベクトル方向へ 進む(左右交互)
■走る・・片方の股関節だけを動かせば重心位置はその作用のベクトル方向へ 進む (左右交互)

各競技の股関節を動かす筋肉を「力点」とした動作
■ターン
■ステップ(クロス、サイド)
■スイング
など

股関節を動かす筋肉を「力点」とした動作の修得には
ステップ1・・股関節「を」動かす
ステップ2・・股関節「が」動く・・着地
のトレーニング(骨盤おこし関節トレーニング)をするとよい。

人気ブログランキングへ

2009年5月 1日 (金)

第9回骨盤おこしセミナー@レポート

骨盤おこしアシスタント田嶋さんのレポート。

前回はまさかの見学に終わってしまったので、
なんとしても参加したかった第9回骨盤おこしセミナーの話。


朝からすごい雨。

初めてのかたが多く、導入メニューから。
もちろん初めてじゃない私もトレーニングを兼ねておさらい。

■正座での骨盤おこし
このトレーニングのポイントは、
「股関節から動く」
「胸を出す」
「腹圧をかける」
の3つと、
「腰を反ったらやり直し」
のルール厳守だ。
以前よりも腰の反りを敏感に察知出来るようになっているのが自分でもわかる。
「腰を反らずに骨盤を動かせるようにする」という目的で動くといいようだ。


■立位体前屈
小学生の頃やった形とはだいぶ違う。
「足を腰幅に広げる(逆ハの字)」
「膝に遊びを作る(曲げて良い)」
「お尻を後ろに引かない」
「着いた手に重心を乗せる」
これも「手を着く」ではなく、「股関節から折り畳む」を目的に動かないと腰を引いてしまう。
見た目の結果は追い求めないほうが良いようだ。


■立位体前屈(逆回し)
しゃがみの姿勢で腿とお腹をくっつけた状態から、
膝裏で手を組んで膝を伸ばしていく。
ポイントは、
「腿とお腹を離さない」
「顔は下に向けない(前を向く)」
今はこのトレーニングが一番股関節に「キク」ような感じがする。


■股割り
セミナーの最後の方でむしさんと一緒に股割りに挑戦。
開脚の度合いは角度にして100度程度だったけれど、
股割りを見たTakahiroさんから「たいさん、やってるね。」と一言。
あとで聞いてみたら股割りの準備動作での姿勢に変化が見られたとのこと。
『股割り』は腰に違和感が出るのでトレーニングを避けていたのだけれど、
立位体前屈で股関節から畳むトレーニングを中心にやっていたのが結果的に良かったのかもしれない。


応用編と思われるメニュー。
■垂直飛び
着地時の柔らかさがポイント。
膝をロックさせて着地するのではなく膝に遊びを持たせたまま着地する。
膝をロックさせない為のポイントは、
「足の小指側を使う」

今度は着地時に沈み込まずに止まる動作を試す。
この時も足の小指側を意識して着地する。
これは結果としてフラットに着地するためのもの。
たいていの人は足の土踏まず側で着地しているので、
小指側で着地するくらいの意識で丁度よいのだそうだ。
私の場合も「まだ内側に(体重が)かかっている。」と指摘されたが、
それでも足の小指側を意識して股関節にテンションがかかる状態で着地出来ると、
そのまま鞠のように跳ね返る感覚があった。


■歩く
膝の向きと足の中指の向きがあうように歩く。
足首は逆ハの字になっているので膝はやや外側に向かって動く形になる。
足裏に乗り込んでいくように歩く。
膝頭をつま先が追い越さないように気をつける。


■股間節の外旋で動く
足首を背屈または伸張させて、曲がりたい方向の小指を意識すると股関節が使いやすくなる。
使いやすくなった股関節の外旋を使って動くとスムーズに動ける。
実際やってみるとこれはスポーツに応用できたら有効だと感じる。
何となく出来た感じがしたけど、外旋しないほうの足が窮屈だったのでTakahiroさんに見てもらったら、
「股関節が働いていない。内旋・外旋ともに可動域が少ない。」との事。
そして、内旋・外旋の可動域を高めるには『股割り』トレーニングが有効!!


■ボール奪取(バスケット)
相手が掴んでいるボールを奪うのに手の力だけで奪うのではなく、
体幹部の力を使えるようにする方法。
手をボールに触れておいて、膝の抜きで一気に体重をボールに乗せる。
これがうまく行くと手の力だけで挟んでいるボールは簡単に外れてしまう。


■ボール胡座
ボールを持参して質問。
パソコンを使うときにボールに座るようにしているのだけれど、
しばらくすと腰に負担を感じるのでやり方を確認したかった。
Takahiroさんからのアドバイスは「もう少し前傾する。」と「足の小指に力を入れる。」の2つ。
実際にやってみると腰の違和感が消えた!!
特に「足の小指に力を入れる。」には驚いた。なんでも股関節が働くようになるので腰の負担が減るとのこと。
この状態でバランスを取ることが骨盤おこしでのバランストレーニングだ。
身体中を力ませてまで、ボールに座ることが目的ではない。
必要なところ以外の余分な力を抜いた状態でボールに座れるようにならなければ、
効率的な動きから遠ざかってしまう。


聞けば聞いただけ奥の深さを感じる骨盤おこしトレーニング。
『別世界』を感じるのはいつの日か?!



そうそう、次回のセミナーまでにTakahiroさんの”物理用語での説明ブーム”がやんでいることを祈ろう。
てこの原理を用いた説明もピンと来なかったし、そもそも物理は得意じゃないので余計分かりにくい(笑)

人気ブログランキングへ

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

えにしのつぶやき

  • 今日のつぶやきは・・。
フォト
無料ブログはココログ