« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009年7月31日 (金)

若水vs藤浪

昨日今日と名古屋市港区の稲永スポーツセンターへ。
仕事の合間なので決勝戦に間に合うかどうか心配していたが、なんとか後半戦に到着。
結果は残念だったが次につながるだろう。

東海大会での活躍を期待している!

(162)小さな巨人
準決勝 藤浪ー明豊
1Q 12-11  明豊になかなか個人技の優れた子がいて苦戦。
2Q 藤浪デフェンスを変更 20-7
3Q 16-14
4Q 明豊攻めれなくなってミス連発、一挙に離され、藤浪全員出場。 22-7 
(70-39)
決勝
 藤浪・若水ともに東海大会の切符を手にして雌雄を決する。
1Q 藤浪準決勝で効果のあったデフェンスを使うが若水快調に調子をあげ、31-16と一方的にリードする。俊敏な動きに的確な外のシュートが決まる。低い身長だがインサイドへのボールをしばしば防ぎ、リバンドも果敢に飛んでいた。
2Q 若水の3点シュートはゲーム終了まで正確無比であった。きわどいカットインシュートもボールはリングに吸い込まれていく。若水最高のコンデション。藤浪も奮起して差を縮めようとする。13-19で巻き返す。
3Q 藤浪ガードが指を痛めたり、センターが足に異常が出たりと苦戦、時々調子が出かかるとすぐもりかえされる。29-21  
4Q 若水の果敢な攻撃には目を見張るものがある。隙間無く攻撃が続く、ほんの少し集中力が落ちたところを見事突いてくる。小よく大を制する、小さな巨人を彷彿とさせる。流石天下の名将杉浦監督である。藤浪次回のために交代選手に機会を与えていた。18-12  (91-68)
 私は藤浪の子たちに言った「今日は最終ではない、過程です。この結果は正直良かったと思う。色々問題点が分かった。先生もきっと工夫してくれるはず。昨年県で楽勝して2位の静岡勢に破れた。この敗戦がきっとプラスに転じるきっかけと信じている。昨日1点差でここまできたのだ。地獄から蘇ったのだ。必ず東海では活躍できる」と。
 帰宅したら67才の教え子が来るという。「実は体操部の同窓会をやることになったので先生の都合を聞きに来た」と。もうみんな定年になっているようだ。何十年ぶり。ついでに2年ごとの学年同窓会の打ち合わせも。11月宿泊の部と学年の同窓会、嬉しい話が飛び込んで来た。これはきっと東海での藤浪の活躍の前触れだと隠居は直感した。

愛知の隠居さんのホームページより

人気ブログランキングへ

「骨盤おこし」猫背生成の歴史

半身動作研究会中島章夫先生のレポートです。

以下は中島章夫が理解する猫背と肩と胸の歴史。

骨盤が起きているときは、胸は前方に位置し、肩は胸の後方、つまり背中側にぶらさがっている。

骨盤が後傾すると、胸はその位置を保てず肩の領域に後退してくる。これは立位のバランスを保つためである。

肩は胸にその位置をゆずるが、後退するのではなく、胸の上に乗り上げて居場所を確保する。

このように骨盤後傾にともない、胸が肩の位置に浸食してきて、肩が胸の上に避難するのがいわゆる「猫背」である。

そのため猫背を改善するためには、当然まず骨盤をおこすことから始めなければならぬ。
次に胸を前に出して行くこと(胸椎の可動域を高めること)である。

胸を出すには猫背の形成過程からみれば、まず肩を「今ある位置のまま」上方に上げ、胸を前方に追い出す。
その後肩をそのまま下ろすと、胸の後方に落ちることになる。
このことによって、左右肩甲骨の間には(胸椎が前に出るために)くぼみができる。
腕は力こぶが前を向いた形で、背中側にぶら下がる。

このときはじめて腕が腕として働くようになる。

人気ブログランキングへ

2009年7月30日 (木)

「骨盤おこし」12回メモ2

半身動作研究会中島先生のメモです。1239744817_190s 1239744817_81s 1239744817_26s

●歩く
骨盤おこし式LSDの影響で、歩くのもゆっくりになってきた、とえにし先生が言う。
骨盤おこしを続けているといつの間にか歩くのが早くなるのだが、えにし先生の場合「歩く」という動作の検討に入ったからではないかと思った。

さて、その「歩く」だが、歩く 右足「1」で出し、左足「2、3」で出す感じだという。
つまり左足の方がゆっくりと出す感じらしい。
しかし本当に「1」「2、3」のカウントで歩くと妙なことになってしまった(笑)。
まあ心持ち左足がゆったりと歩くといい、ということだろうか。
その理由は左股関節は強いので左を軸にした方がいいのだが、利き足の右足を軸足にしてしまっている人が多いから、だそうだ。

わたしの感覚ではゆっくり「ひとおつ」「ふたあつ」と数えて、「ひ」で右足、「とおつ」で左足という感じ。同様に「ふ」で右足、「たあつ」で左足。
実際には左の「と」、「た」のところは左右の切り替えのカウントなので、左足は「おつ」「あつ」で動く。

このこととは別の話でわたしの感じなのだが、「左股関節」を利かせる歩きの工夫として、一歩目を左足から、というのを試みている。
階段を上がるときも左足からにする。そして左を「1」、右を「2」とカウントしながら歩くと、「1」に気持ちが向くので、左主導で動きやすいようだ。

●前腕を内に回す
「骨盤おこし式ゆっくり走り(骨盤おこし式LSD)」のとき、力こぶを前に向けて腕を垂らし、前腕を肘から折って構える(手のひらが上)。ここから前腕のみを手のひらが内側を向くように返す。
これを「腕橈(わんとう)関節の回内」と言うのだそうだ。
力を抜いて走るのなら、手のひらを上にしたままブラブラと走るのでもいいのではないかと思っていたのだが、やはり腕橈関節から前腕を返し手のひらが内に向くことが大事らしい。理由は上腕二頭筋の力を抜くためだ。

上腕二頭筋は前腕を屈伸させるだけでなく、回外させる働きをする。つまり「力こぶをつくる」とき、拳を肩に近づけて腕を曲げるだけでなく、拳を外側に向けると力こぶはより大きくなるということである。
日本アームレスリング連盟会長の遠藤光男さんのサイトをみると、「上腕二頭筋トレーニング~コンセントレーションカール」で「手首を外に反した状態のまま、腕を曲げる」とある。

この「手首を外に反した状態」という動作が腕橈関節の回外になる。
反対に力こぶを作った状態で、拳を内側に回して拳を前に向けるようにすると、前腕の筋肉が盛り上がる代わりに力こぶはゆるむ。

力こぶが前方を向くように腕を垂らし、手のひらが上を向くように肘から前腕を上げた形だと、腕橈関節は回外の方向にある。
そのため力こぶに力が入ってしまっている(この程度だと自分では力こぶに力を入れているとは思わないのだけどね)。
そこで腕橈関節を回内して手のひらが内に向くようにすると、力こぶはもっとゆるむことがわかる。
ここでさらに回内させると前腕の筋肉が緊張してしまうので、お化けみたいな手もリラックスしていないことになる。リラックスしているように見えるのにねえ。
両手のひらが向かい合うぐらいに回内させて、上腕・前腕が一番リラックスするポジションを探してみるといい。

というわけで、これまでもことあるごとにえにし先生が、「力こぶを前にして肘を回内させる」とセットで言っていたのには、腕をリラックスさせるという意味合いがあったのであった。

【写真】左:骨盤おこし式LSDのとき、力こぶは前、肘は回内
    中:骨盤おこし式股割りのときも、腕の形は大事
    右:手首を外に返すとよりすんごい力こぶに!(遠藤光男氏のサイトから)

人気ブログランキングへ

2009年7月29日 (水)

「骨盤おこし」12回メモ1

半身動作研究会中島章夫先生のメモ。1239187694_20s 1239187694_120s

7月19日、20日

第12回骨盤おこし東京セミナー。
今回で二年目に突入した。めでたいことである。
いつもパワー全開のえにし先生に感謝するばかりである。

さて文章にまとめるのが難しいので、例によって気づいたことをメモしておく。

●膝と足指の向き
膝と足指の向きをそろえることは、脚をまっすぐ使うということである。
膝の向きが足の親指側に向いていたり、内側に入ってしまっている場合がある。それは膝上を内側に、あるいは膝下を外側にひねって使っていることになる。

足を股関節幅に開いて立つ。つま先を正面に向けず、逆ハの字になるようにする。
両膝を曲げてゆく。正面から見たら膝がひし形になる。かかとは付けていないが、バレエのプリエみたい?
するとつま先に重さがかかってくるが、それが足指のどこにかかるか確認する。
骨盤おこし式では、足の中指に加重する向きに膝と足指の方向をそろえる。

さてこうするのは「脚をまっすぐ使うため」であるが、そうすることにどういうメリットがあるのだろうか。
試しに親指方向に体重がかかるように両膝を
曲げてみる。するとある角度で膝の曲がりにストップがかかることがわかるだろう。
次に中指方向でやってみる。膝は床に着くまで曲がっていくだろう。

つまり親指側(内側)に膝が入っていると、動きにストップがかかり、中指側だと動き続けられるのである。
このことは歩く、走るという動作のとき、ブレーキをかけつつ動くのか、かけずに動くのかという違いが出てくる。
スポーツに限らず、日常動作でもからだへの負担と効率はずいぶん違ったものになるだろう。

●ジャンプと着地
膝が内に入ったままで、ジャンプすると膝に
着地の時に膝に大きな負担があるということも想像できるだろう。

しかも音を立てず、柔らかい膝に負担の少ない着地をするには、膝の向きだけでなく足の形がポイントとなる。

足指先は軽く握った形にし、足指の腹(指紋のあるところと爪の間あたり)で接地する。
軽く握った形状の足指を含めて土踏まずのアーチを形成するようにするのである。
(念のために言っておくと、接地は足指の腹とかかとのみではなく、母指球から小指球にかけての足指の付け根や外側の縁も接地する。)
いわゆる土踏まずのアーチに、指ひとつにつき3つの関節、それが5本で15個の関節がアーチを応援するわけだから、着地時のクッションの性能も強化されるわけだ。

ジャンプの着地時には、この効果が如実にわかる。しかし実は日常の歩行のときも、足指を伸ばしたままの接地していれば、一歩ごとの衝撃があるのであって、たくさん歩いていれば指先を利かせた歩きと比べて膝などへの負担は大きく違ってくるだろう。

●力こぶのわけ
イスから立ち上がるときの注意点。
左股関節を使うこと。
その練習方法は、

・左腕を力こぶを前にかまえる。
・正面左側に誰かに立ってもらい、右手をその人に向かって伸ばす。
・伸ばした右手を軽く引いてもらう。
・左股関節を中心に立ち上がる。

力こぶを前にするというのは、背中を使えるようにするということだ。
左腕の力こぶを前に向け構え、右手を左前方向に伸ばすと背中が利いてきて体幹部がしっかりとまとまる。
股関節から立ち上がるには体幹部がまとまっていた方がスムースだ。
左腕の構えが崩れると背中の力が抜けてしまい、重心が後ろに残ってしまう。


【写真】左:本文にはないが、座骨結節を上に向けたえにし先生の「逆式立位体前屈」
    右:こんな風に右手をちょっと誘導してもらい、左股関節で立ち上がる

人気ブログランキングへ

2009年7月28日 (火)

骨盤おこし(関節トレーニング)大阪セミナー

骨盤おこし(関節トレーニング)大阪セミナー

〈講師からひとこと〉
「骨盤おこし」とは後傾している骨盤を立たせる、或いは前傾させることの意味です。
「骨盤後傾」とは骨盤を後に傾けた状態です。
骨盤を後傾させて動く(身体操作)と重心が後に残ったままなので、多くの筋肉の力が必要です。
多くの筋肉の力は関節運動を妨げ、動き(身体操作)にブレーキをかけるのです。
身体の硬い人、怪我の多い選手、腰痛のある人などなど・・。
関節運動を妨げていませんか?
実は、自分が骨盤を後傾させている、ということに気づいていない!
是非、確認してみてください。
ブレーキに気づいた瞬間から、動き(身体操作)は変わります。

■講師:中村考宏(治療士・プロフェッショナルスポーツトレーナー・えにし治療院院長)

●日時:2009年9月21日(月) 13時30分~16時30分(13時から受け付け)
●定員:25名
●会費:3000円
●会場:クレオ西
http://www.creo-osaka.or.jp/west/index.html
新大阪からJRで30分位の駅で、駅からは徒歩5分程度です

※会場は「えにし治療院」の名前で借りていますので、ご注意ください。
※会場までの道が迷いやすいようですので、クレオ西の電話番号をメモしてお出かけください。
※場所を借りているだけなのでセミナー内容などの問合せはしないでください。

●申し込み
件名に「大阪骨盤おこし申し込み」と書いて
http://form1.fc2.com/form/?id=116944
メールフォームでお願いします。
そのとき、
「氏名」
「住所」
「Eメールアドレス」
を明記してお申し込みください。

【参考ブログ】
身体の研究〔からだのけんきゅう〕の骨盤おこし関係の記事
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/cat20782567/index.html

2009年7月25日 (土)

丸一年@第12回骨盤おこし(関節トレーニング)セミナー

田嶋さん(サッカー・古武術)のレポートです。

今回は人数が少な目だったこともあって、
色々なメニューを丁寧に指導してもらうことができた。
第12回骨盤おこしセミナーの話。

■歩き方
いつの間にか足指がしっかり握れていた。足の小指を手でぐいぐいやられても握っていられる。
歩いても指の腹から着地できているようだ。
以前は握ったまま着地出来ていなかった。着地の際、自重で反ってしまった指を”握ろうとする”のが精一杯だったのだ。
靴の中でもとにかく指を握って歩くようにしてきたが、その効果がここにきて出てきたようだ。
えにしさんも「たいさんみたいな感じの足指がいいです。」だって!
褒められた(^^)v

1.足を骨盤幅にひらき、足先を逆ハの字に広げる。
2.胸を前に出して、骨盤をおこす(前重心へ)。
3.膝をロックさせないように足の外側の指3本に体重がかかるようにする(親指を浮かすという意味ではない)。
4.足指の腹で着地する為に足指で握り拳を作る。
①.前重心になっているので、踵をグッと踏むと前方向に動き出す。
②.動き出して足を交互に着地させるときも重心が足の親指を通らないようにしっかり足に乗り込みながら歩く。
③.着地の時は足指を握り、指の腹から着地する。


■立位体前屈
近づきすぎるとすぐに前に倒れてしまうが、壁を背にしてやるといい。お尻を引けば壁にぶつかる。
ゆっくりと股関節を折り畳む。
えにしさんから「いいじゃないですかー!」
褒められた(^^)v

1.股関節から上体を倒していく。
2.お尻を後ろに引かないように。
3.膝をゆるめたまま(ロックしない)。
4.足の小指側に体重が乗るように(親指側によらない)
5.着いた手に体重が乗るように。
6.顔を下に向けない(腰を曲げない)
7.腹圧をかける(腰を曲げない)
8.倒れるときはなるべくゆっくり。

8に気をつけようとすると2が疎かになりがち。
両方とも徐々に出来るようになっていくようにトレーニングするといいようだ。
壁にくっつき過ぎにも注意。


■胸を出す
これまでは胸骨を前に出していくという指導に基づいて、
胸椎の若い番号の骨(上の方)を中心に動かせるようにトレーニングしてきた。
今回受けたアドバイスは、胸椎の下の方(12番)に頭の重みが乗るようにしていくと良いというもの。
えにし先生の補助で姿勢を変えてもらったが、これまでにない感覚であった。
見た目には腰を反らせているように見えてしまうかも知れないが、
そのような違和感は全くなく、未体験の心地よい姿勢であった。
胸椎の12番の位置は自分では腰椎だと思って反らさないように気をつけていたところだ。
これからは遠慮なく出していくぞ!
でも腰椎が近いから、腰を反らないように注意が必要だ。


■股割り
実は腰に少し違和感があったので前回の参加以来、股割りは休憩中であった。
やはりやった分だけ動けるようになるということだ。今回は大きな進展は無く、ギリギリで現状維持。
しかしえにしさんのアドバイスでちょっとだけ「その先」を体験できた。
座布団を3枚重ね、やや後ろの位置に座った状態で股割りをする。
こうすると普段よりも多めに股関節を動かすことが出来るのだ。
この方法ではしっかりと踵をつけて、床に押しつけ続けることがとっても重要。もちろん背屈も忘れてはいけない。
実力以上に効果が出る反面、下手をすると怪我をしかねないので自分一人でやる場合には注意が必要だ。


初参加から丸1年が経過した。
次回も何かしらの進歩に気づけるようにトレーニングを続けるぞ!!
806

人気ブログランキングへ

2009年7月23日 (木)

立ち方

私はどのような立ち方がいいのか研究をつづけている。現在、最善と思われる立ち方について書いてみようと思う。

立ち方

足元は股関節(骨盤)幅をとり、つま先はやや外向き。
土踏まずを除く足裏全体で身体の重みを受ける(踵に偏らず爪先に偏らず)。
このとき、足指の腹は地面をつつむ。

膝は曲げず伸ばさず遊びあるまっすぐ(膝頭は第3足指に揃う)。

骨盤立位(骨盤をおこす)で大腿前面(大腿四頭筋)を緩め、大腿後面(ハムストリングス)を伸長(僅かにテンションを感じる程度)する。

腹圧をかけ、胸を出す(僅かに大腰筋にテンションを感じる程度)。
上腕二頭筋(力こぶ)は正面を向き、肘の外側(腕橈関節)から前腕を回内し
拇指と示指はゆるめて手指は軽くつつむ。

頭は首にしわをつくらない程度に顎を引かず出さず胸に収めておく。

この立ち方の特徴は大腰筋とハムストリングスに僅かなテンションを保つことである。テンションというと緊張をイメージされるかもしれない。この場合のテンションとは骨格ポジションにより僅かに筋肉を伸ばすことである。身体全体には余分な筋肉の力み(収縮)をつくらない。僅かなテンションを保つことにより僅かなきっかけさえあれば動き出し可能な状態になるのである(連動伸張反射:自重で伸ばして縮める)。

人気ブログランキングへ

第13回骨盤おこし(関節トレーニング)東京セミナー

8月の骨盤おこしセミナーのお知らせです。

東京でのセミナーも二年目に入りました。
これまで参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

今回も土日に一回ずつのセミナーを行ないます。ご都合の良い日を選んでご参加ください。

〈講師からひとこと〉
「骨盤おこし」とは後傾している骨盤を立たせる、或いは前傾させることの意味です。
「骨盤後傾」とは骨盤を後に傾けた状態です。
骨盤を後傾させて動く(身体操作)と重心が後に残ったままなので、多くの筋肉の力が必要です。
多くの筋肉の力は関節運動を妨げ、動き(身体操作)にブレーキをかけるのです。
身体の硬い人、怪我の多い選手、腰痛のある人などなど・・。
関節運動を妨げていませんか?
実は、自分が骨盤を後傾させている、ということに気づいていない!
是非、確認してみてください。
ブレーキに気づいた瞬間から、動き(身体操作)は変わります。

■講師:中村考宏(治療士・プロフェッショナルスポーツトレーナー・えにし治療院院長)

【一回目】
●日時:2009年8月22日(土) 18時15分~21時15分(18時から受け付け)
●定員:25名
●会費:3000円
●会場:新川区民館 和室1+2号
  東京都中央区新川一丁目26番1号
  電話 03-3551-7000
  ・東京メトロ日比谷線または東京メトロ東西線茅場町駅下車1番出口 徒歩10分
http://www.pb-k.jp/city.chuo.7kuminkan/shinkawa.html

【二回目】
●日時:2009年8月23日(日) 13時30分~16時30分(13時から受け付け)
●定員:25名
●会費:3000円
●会場:新富区民館 和室8+9号
  東京都中央区新富一丁目13番24号
  電話 03-3297-4038
  ・東京メトロ日比谷線・JR京葉線八丁堀駅下車A3出口 徒歩5分
http://www.pb-k.jp/city.chuo.7kuminkan/shintomi.html

※部屋は「半身動作研究会」の名前で借りていますので、ご注意ください。
※会場までの道が迷いやすいようですので、区民館の電話番号をメモしてお出かけください。
※場所を借りているだけなので稽古内容などの問合せはしないでください。

●申し込み
件名に「第13回骨盤おこし申し込み」と書いて
hanmidosa@gmail.com(中島章夫)へメールでお願いします。
そのとき、
「参加希望日(一回目、二回目)」
「氏名」
「住所」
「Eメールアドレス」
を明記してお申し込みください。

【参考ブログ】
身体の研究〔からだのけんきゅう〕の骨盤おこし関係の記事
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/cat20782567/index.html

2009年7月21日 (火)

7/19.20東京セミナー

二日間の東京セミナーは無事終了しました。
連休中にもかかわらずご参加くださった皆さまありがとうございました!

参加者は主婦の方からプロ、アマスポーツ関係者まで実に幅広い分野で「骨盤おこし」に取り組んでいただきました。

今回は一人で参加のサッカー少年がいました。これまで小学生の参加は必ず父兄が付き添っておられましたので、「自分で参加を決めて一人で電車に乗ってきた」と聞いた時は驚きました。私にも小学生の息子がいるので大変勉強になりました。何か目標が決まっていれば年齢は関係ないのですね。大きく羽ばたいてください!

2009年7月18日 (土)

「骨盤おこし」走りとか膝抜きとか

半身動作研究会中島章夫先生のレポートです。

いよいよ19日、20日です。
 両日ともまだ受け付けています。ぎりぎりになって都合のつきそうな方、どうぞお申し込みください。


●骨盤おこし式LSD
骨盤おこし式LSDは走り終わったあと、からだがゆるむのが大切である。
ただ本来ジョギングでもウオーキングでも、運動後にからだがゆるんでなくてはならないのだそうだ。

特に骨盤おこし式LSDでは、股関節がゆるむ。終わったあとで前屈がしやすくなっていたりする。
えにし先生曰く「間寛平の走り方がいい」そうな。
YouTubeにアップされているアースマラソンの動画を見ると、なんとなくわかる気がする。アヘアヘ走ればいいのかな?

●インナーマッスル
セミナー参加者からインナーマッスルの話題が出たとき、「インナーマッスルは鍛えたらだめ」だとも言っていた。しかも細かく分けずに全体として使う。

腹圧をかけて股割りをする。これがインナーマッスルを使うことにもなる。
それらがきちんと働ける「姿勢、ポジション」をとれるようになることが大切だというのが骨盤おこしの発想で、筋肉を鍛えるというのとは根本的に違う。
「もう筋肉は十分にあるんですよ」と、以前えにし先生が言ったことばを思い出した。

●ケイタイ運動?
骨盤おこしの基本は胴体をまとめて股関節から折る「前後運動」
えにしさん曰く「ケイタイ運動」。
何かと思ったら「携帯運動」。携帯電話みたいに二つ折りになるということ。
まあスライドするのもあるけど、ここはふたつ折りということで(笑)。

●膝抜き
ジャンプして柔らかく静かに着地。
足指を軽く握って、指の腹で地面をキャッチする。つまり足指の関節もきちんと使って着地すること。
足指をベロンと伸ばしたままだと、土踏まずのアーチに大きな負担がかかってしまう。足指の関節も含めて足裏のアーチとするのが、骨盤おこし式である。

次はジャンプしてしゃがみ込む。このときも柔らかく着地して、音を立てないようにする。
この「ジャンプ」の過程を省いて、いきなりしゃがみ込む動作をすると「膝抜き」となる。

●自重を使う
「膝抜き」は自重を使うトレーニングにもなる。自重を使えるようになると、いきなり動作を始めることができるし、方向転換などもスムーズになる。
何より筋肉の「伸張反射」を使うトリガーになるのが「自重」である(らしい)。
この「伸張反射」というのが、とても重要なのだが、実はわたしはよくわかっていない。
これについてはえにし先生のブログ(ハムテンション)を見てください。

●余談──縁Tシャツ
ところで、「縁Tシャツ」というのがある。
胸の「縁」マークは「胸割り運動」がしやすくなるパワーがあると噂されている(笑)。
前回、この縁Tシャツ購入希望者が数名いた。
この日記を読んでいる方で、もし購入希望者がいたらコメントください。
ちなみに一枚3000円。


【写真】どちらも:「縁」Tシャツ
         ちなみに今回は白のみ受付け

07201 Eni4t2 *申し訳ありません縁Tシャツの在庫がなくなりました。次はNEW縁Tシャツにする予定でデザイン検討中です。

人気ブログランキングへ

名古屋栄中日文化センター2

名古屋栄中日文化センターの特別講座が終了しました。
ご参加くださった皆さまありがとうございました!
早速、私の地元で開催するセミナーのお申し込みがあり骨盤をおこすことの大切さを感じてくださる方がいて大変うれしく思っています。^^

明日からは東京セミナーです。
まだ、空きがあるそうなのでご都合があえば「骨盤おこし」を是非体験してみてください。

2009年7月16日 (木)

名古屋栄中日文化センター

7/15(水) 名古屋栄中日文化センター特別講座「骨盤おこしトレーニング」

ご参加くださった皆さまありがとうございました!
2時間の講義はあっという間に終わってしまいました。
楽しい時間を過ごすことができました。

もう一日、7/17(金) 中日文化センターにお邪魔いたします。^^

2009_07150032

2009年7月14日 (火)

前腕回内

腕の位置は力こぶが正面を向くようにし、肘の外側の腕橈関節から回内する。

力こぶの深層は上腕筋、表層は上腕二頭筋。
上腕筋は肘関節の重要な屈筋。
上腕二頭筋は肘関節屈曲および強力な回外筋として働く。上腕二頭筋は2関節筋で長頭は上腕を外転内旋し、短頭は上腕を内転する。肩関節では両頭により腕の前傾に働く。

上腕二頭筋の働きをみて気付かないだろうか。

自分は肘を外に向け脇を開いて運動していないだろうか・・。このような腕の位置では上腕二頭筋を持続的に収縮させているため、腕や肩に力が入りすぎである。

脇をしめる(閉じる)ように指導されたことはないだろうか。

肘を外に向け脇を開いている上腕の位置(上腕外転内旋)をしめる(閉じる)ようとすると上腕二頭筋短頭を収縮させた状態で内転してしまう。結局、力が入りすぎて腕や肩を固めてしまうのである。

腕を繊細にかつ体幹部から動きを連動させるにはどうしたらよいのだろうか。

やはり、腕といえども足元からである。基本的な骨盤おこしをトレーニングして身体のポジションを作ることが大切である。

最後に最も重要な前腕回内。

上腕二頭筋は強力な回外筋である。力こぶと手の平(掌)が揃った位置は前腕回外で上腕二頭筋が収縮した状態で力が入っているということ。難しい操作ではあるが、この位置で前腕を腕橈関節から回内することが大切である。上腕に余分な力が入らない操作により腕は胸鎖関節と肩甲骨から連動する。

身体の治し方(姿勢センターJAPAN)
股割り(MATAWARI JAPAN)

人気ブログランキングへ

2009年7月10日 (金)

日本バルサスクール

バルサスクール福岡校

バルサスクール(※正式名称はFCBEscolaと書いてエフ・シー・ビー・エスコラと読みます)を日本で立ち上げることとなりました! 第1校目は福岡です!

FCBEscola Fukuokaオフィシャルホームページ

この公式発表のための記者会見を本日東京にて行いました。おかげさまで、既にYahooニュースにその模様が載っています。【Yahooニュース:バルセロナが日本スクール開校を発表】

僕もバルサスクール福岡校で指導することになりまして、8月から福岡に移住する予定です。さてさて、どんな子どもたちが集まってくれるのでしょうか? とても楽しみです!

以上、取り急ぎご報告まで

村松尚登さんのブログより

野球選手なら知っておきたい「からだ」のこと

2009_07080029 息子宛てに著者の大先生から二冊の書籍が届きました。

野球選手なら知っておきたい「からだ」のこと「投球・送球編」「打撃編」

見開きには大先生直筆のメーッセージ!

野球好きの息子のお宝になるでしょう~。

常歩のオジサンたちは息子の目からも凄くうつるのでしょう。

大喜びでした。^^

って、私宛てじゃないの・・。

著者の大先生って・・。

システマブログ

システマブログのご紹介です。
ロシア武術「システマ」 の公認インストラクター、北川貴英さんのブログhttp://systemablog.blog54.fc2.com/

初めまして。ロシア武術システマのインストラクターを務めている北川貴英と申します。

システマの面白さ、楽しさをより多くの人にわかりやすく伝えられたらと思い、このブログを開設しました。トレーニングについてのほか、ミカエル・リャブコやヴラディミア・ヴァシリエフといったシステママスターとの思い出話、海外のセミナーの報告などを逐一アップしようと思っています。

至らない点も多々あるかとは思いますが、いちシステマオタクの戯れ言としてご笑覧いただければ幸いです。このブログに記載されていることは北川貴英の個人的な意見であり、システマジャパンやシステマ本部の公式な見解ではないことを、あらかじめご了承ください。

2009年7月 9日 (木)

「骨盤おこし・第11回」立位体前屈

半身動作研究会中島章夫先生のレポートです。

200906271 200906272 200906273

遅ればせながら第11回の骨盤おこしセミナーのことを「ポメラ」で(笑)。

骨盤おこしで最初の課題であり、そしていつまでも難題であり続けるのが、「股関節から動く」ということである。

股関節からの前屈するためには「骨盤おこし式立位体前屈」がやはり有効のようだ。
特に「逆式立位体前屈(仮称)」は股関節からの前屈を理解するのに大変よい。
まずしっかり腰を落としてしゃがむ。
両手を前方の床に付け、逆立ちをするように両手に体重を乗せてゆく。
両手に体重が乗れば足とおしりは軽くなるから上げやすくなる。
おしりは天井に向かって突き出すように持ち上げる。(座骨結節が上を向くようにする)
膝は曲がっていてよい。
これが立位体前屈を逆回転で行なう「逆式(仮)」である。

ここでおしりを上げるのがキツイと感じたら、手の位置をもう少し前に付いてみるとよい。
ここでしゃがんだり、おしりを持ち上げたりを繰り返してみる。
それから、立位になって「骨盤おこし式立位体前屈」を行なってみると、最初より楽に床に手が付く。

ここで少しだけ「骨盤おこし式立位体前屈」を説明すると、おしりを後方に引かない、膝裏を伸ばさないことが大事。
おしりを後方に引かないということは、壁におしりを付けて立ち、そこから前屈するようなもので、前方の床に倒れ込んでいくしかないのである。
両手を床に付いて、倒れるからだの重さをしっかりと受け止める。
どのぐらいしっかりかというと、そのまま両手に体重を乗せて逆立ちができるぐらいしっかりと、である(わたしは逆立ちできないけど)。
まあ、そのぐらいグイッと両手に体重を乗せていくんである。

そうすると、学校でやったような台の上で手の指先がどこまで届くか、「エイッ、エイッ」って感じで膝裏ピンピンに伸ばして折り曲げるのが苦手な人でも、前屈ができる。
えにし先生曰く「『前屈』なのにうしろにおしりを引いてどうするの?」である。
股関節から前にたたんでいくのが「立位体前屈」というわけである。

↓参考:えにし先生のブログから「立位体前屈(逆バージョン)」
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2006/08/post_a94b.html

【写真】左:(1)こんな風に手をついてしゃがみ
    中:(2)おしりを高く突き上げる
    右:みんなでおしりを触る(笑)、いえ座骨結節の位置を確かめているんです。

人気ブログランキングへ

2009年7月 7日 (火)

ハムテンション( hamstring - tension)

「自重で伸ばして縮む」

これは私が目標としている力の源です。
筋肉は収縮をして力を出すので筋肉を縮ませるトレーニングが一般的です。
しかし、筋肉には伸張反射という機能を持ち合わせていることを忘れてはいけません。
伸張反射とは筋肉が伸ばされて、これ以上はもう伸びません!という長さまでくると縮もう(収縮)とする働きのことです。
膝蓋腱反射やアキレス腱反射が有名ですが、「自重で伸ばして縮む」力の源は大腿四頭筋(膝蓋腱反射)や下腿三頭筋(アキレス腱反射)といった単筋の力ではなく身体主要筋(大腿四頭筋、下腿三頭筋、ハムストリングス、腸腰筋など)の連動伸張反射の力のことをいいます。

「自重で伸ばす」

物体が落下する力(重力)によって筋肉を伸ばす(伸張)。
つまり、自分の身体の重み(自重)を力にするということです。
筋肉を伸ばす(伸張)というとストレッチングをイメージされるかピンとこないかもしれません。例えば和式便所に深くしゃがむポーズ(股関節最大屈曲)をとってみてください。このとき伸張される筋肉は下腿三頭筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、腸腰筋です。多くの方はハムストリングスと腸腰筋の伸張がイメージできなかったのではないでしょうか。また、このポーズが苦手(踵がつかない)な方は大腿四頭筋の伸張のみとなります。簡単な動作でも「自重で伸ばす」ことが難しいくらいに連動伸張反射機能を忘れているのです。

「うさぎ跳び」

現在、うさぎ跳びは膝に悪いからということで見かけなくなりました。実はうさぎ跳びが膝に悪いのではなく運動方法に問題があるのです。うさぎ跳びというとうさぎが飛び跳ねる様子をイメージします。すると、足関節と膝関節を伸展して地面を蹴って飛び跳ねてしまう方が多いようです。
本来の運動方法は自重を落下させ(腹で股を割る)伸張された筋肉が収縮する(連動伸張反射)ことで弾み上がります。
運動方法以前に深くしゃがむポーズ(股関節最大屈曲)が苦手の方が多いのです。

「深くしゃがむポーズ」

深くしゃがむポーズ(股関節最大屈曲)が苦手ということは、連動伸張反射が苦手ということになります。深くしゃがむことができるからといって必ずしも連動伸張反射が得意という訳ではなく、深くしゃがめても腰が入っていない場合もそうです。
「腰が入らない」とは骨盤が後傾しているポジションです。骨盤後傾ではハムストリングスの起始、停止が近づきますからハムストリングスは収縮してしまいます。逆に大腿四頭筋の伸張度合いはすぐにでも収縮したいくらいに伸びていますので連動伸張反射ではなく下腿三頭筋と大腿四頭筋、つまり足関節と膝関節を伸展して地面を蹴って飛び跳ね(うさぎ跳び)やすくなります。

「ポジションの重要性」

骨盤後傾は股関節の伸展、骨盤立位は股関節の屈曲です。伸展と屈曲では作用する筋肉は全く違いますから深くしゃがむポーズ(股関節最大屈曲)が出来るのと出来ないのでは運動の質が全く違ってきます。
股関節の伸展動作は地面を蹴る運動方法なので筋力が疲労しやすく故障しやすい。股関節の屈曲動作は自重を力として使う運動方法なので運動効率がよく疲労しにくい。このようにポジションによって全く質の違う運動方法になるのです。
運動効率を考えると最低限深くしゃがむポーズ(股関節最大屈曲)は出来るようにしたい。

Kokannsetu2

日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

「ハムテンション(hamstring - tension )」

テンション【tension】 : 張り。張力。伸長力。「ロープに―をかける」
ハムストリングスとは半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋のことです。私たちは日常的に骨盤を後傾させて運動することに慣れていますからハムストリングスは収縮状態です。「自重で伸ばして縮む」連動伸張反射のキーワード、それがハムテンション(hamstring - tension )です。ハムテンションをかけるにはまず骨盤をおこして起始、停止を離しておくことが大切です。次に足関節の背屈、つまり前脛骨筋の収縮力が必要になります。前脛骨筋は下半身の主要筋の中で唯一の収縮筋でハムテンションの留め金となる要です。

「ハムテンション(hamstring - tension)の接地」

ハムテンションをかけて連動伸張反射を誘発するには接地方法が大切です。フラット接地をするのですが、更に精度を上げてソフト・フラット接地(MP関節接地)をしたい。ソフト・フラット接地(MP関節接地)とは母趾を除く4趾のMP関節接地のことをいいます。

「ゆっくり走る」

ハムテンション(hamstring - tension)を上手くかけれるようになったら、ゆっくり走って自重による跳ね返りを確認してみましょう。感覚としては「沈むと浮く」「弾む」などいろいろありますが、基本的な「骨盤おこしトレーニング」と併用しながら「自重で伸ばして縮む」力を楽しんでみてください。

人気ブログランキングへ

2009年7月 6日 (月)

身体のあり方

身体の研究サブタイトルを「躰(からだ)」について語るweb-logから「身体のあり方を考える」に変えた。

このブログを始めてもうすぐ5年になる。当然、私自身も私を取り巻く環境にもずいぶん変化があった。ある物事の、当然そうでなければならないような形や状態。物事の、正しい存在のしかた現にある存在のしかた。ありさま。ありがたち。「身体操作」についてはずいぶん研究してきたが、もうこれでいいということはない。更に一歩進んで「身体のあり方」をテーマに研究を進めようと思う。

現在、私の関心事は「治療」「身体操作」「子育て」だ。そして、これらに共通するのは「身体のあり方」である。「身体のあり方」をテーマに研究するにあたり「環境」という大きな背景がみえてきた。私は「骨盤おこしトレーニング」を紹介しているが「骨盤後傾」と「環境」の関係が重要な課題だと考えている。

「骨盤後傾」とは「骨盤立位」に対し骨盤を後に傾けた位置である。私たちはこの「環境」の変化に気づかない。70度も90度も骨盤を後傾していたら、「何か変だぞ!」と気づきそうなもの、慣れてしまえばそれが当たり前になってしまうのだろうか。病気が増える。治らない。身体が動かない(動かし方がわからない)。子供が弱くなる。自分自身の変化に対して鈍感、これが現在の「環境」なのだろう。

世の中には様々な環境問題がある。難しいことは私にはわからないが、ひとつだけ感じることがある。様々な問題の一つ一つが無関係ではなくでつながっていること。私は治療士であり親なのだ。「病気が増える。治らない。身体が動かない(動かし方がわからない)。子供が弱くなる。」といった問題解決の方向性がわからないまま、未来の子供たちにバトンタッチするわけにはいかない。「環境」は自ら変える、「骨盤後傾」は自ら変える。Kotuban Kotuban70

人気ブログランキングへ

2009年7月 4日 (土)

えにし治療院の考え方

「この痛みさえ取れればいいんですが・・」
すぐに結果が必要な方は西洋医学がいいでしょう。しかし、治らないのが痛みなのです・・・。

●「痛み」って何でしょうか?
私の痛みの経験についてお話します。子供の頃より柔道を習っていた私は骨折・打撲・捻挫・挫傷という怪我が日常的にありました。いつの間にか我慢することを覚え25歳で柔道をやめた頃には身体はボロボロで、その後、痛みのオンパレード。^^;;;
頸椎症と診断され、毎日偏頭痛に悩まされ、ギックリ腰になり身動きが取れず這っていた。当時、国家試験に合格し自分の身体も治せないまま仕事をしていました。同時に勉強していた筋肉治療は自分の痛みのこともありどんどんのめり込んで技術を磨きました。その後、結婚をし子供が生まれた頃には痛みに悩まされることはなくなっていました。

しかし、筋肉治療をし痛みの収まった患者さまたちが再発を繰り返すのです。治ってない・・。

痛みに関連する筋肉ばかりを捜していた私でしたが初心に帰り勉強をしなおしました。そして姿勢や動作といった視診に注目するようになったのです。その後、運動療法を考え特許を申請したり、ストレッチを考えたり試行錯誤を続けているうち「治ってない・・」から「治ったかも・・」と思えることが稀に出てきたのです。

手応えを掴みかけたある日、日課のストレッチをしているとその日は何かが違っていた。突然の股関節の激痛で身動きが取れなくなり、翌日には足が垂れ下がっていた。末梢神経麻痺でした。
「麻痺」と「しびれ」を混同される方が多いようですが、「麻痺」は神経が遮断されて全くいうことが利かない状態で、「しびれ」は血管性の圧迫で正座のしびれが持続しているような状態です。
数日で激痛がなくなりそして足の感覚は何もなくなりました。「無」、「なし」とでも表現すべきでしょうか・・。流石にこの時ばかりは痛みに我慢強い私も目の前が真っ暗になり家内と途方に暮れてしまいました。痛みがあれば治療方針の考えようもあるのかもしれませんが指標を失ったようでした。痛みがあったほうがまし、痛みがほしかった・・。

そして、痛みのないはずの足に恐怖の夜がやってきます。気温、体温が下がり動きのなくなった足にポリモーダル受容器が騒ぎ出すのでしょう。何かの拍子にタオルケットがつま先に触れた瞬間、「痛み」とも違い、感覚受容器が誤作動をおこしているのか、とにかく耐え難いわけのわからない『異常感覚』、恐怖でした。様々に感じる「異常感覚」がありました。足底に500円玉を引っ付けている感覚、10倍にも足が腫れあがっている様な感覚、虫が這いずったり、何か鋭いもので刺されたりと、夜中はいつもリビングの電気をつけてソファーに座っていました。疲れが溜まってくると昼間にうとうと、昼間の「異常感覚」は夜に比べればかなりマシでした。

当時まだ小さく何もわからない子供が私の足元に近寄ってきては無造作に足に触れて(私が触れられる恐怖に)怒鳴るものですから、そのうち私に近寄らなくなっていました。このままではいけない。気持ちの整理がつかぬまま専門書を引っ張り出してきて家内と二人三脚で再勉強をはじめるわけですが、今考えると無我夢中だったのでしょう。悩んでいる暇があれば自分の足と解剖書を照らし合わせていました。

運動神経が全く反応しないで痩せて垂れ下がっている足には困りました。移動する際、垂れ下がった足は引っかかって壊れてしまいますから足関節を背屈に固定しました。酔っ払って転んで足を壊してしまわないように禁酒しました。禁酒は辛かった。^^;;;
神経の圧迫箇所を探り、基本的な接地、足の向き、股関節の動きの方向、骨盤の位置など考えられることはすべて見直しました。

しばらくして、「痛み」は組織の変化を教える信号だということ、そして何もない「麻痺」も恐怖の「異常感覚」も組織の変化を教える信号だと気づくのに時間はかかりませんでした。しかし、動けないというのは不自由でとても辛い。当時、筋肉治療から離れた私は治療士として孤立していましたので四六時中家内が励まし続けてくれました。唯一、先輩がいろいろと相談に乗ってくださったのが本当にありがたかったです。

途中、省略・・。一年後、無事完治させることができました。

私は「痛み」は組織の変化を教える信号ということを確信したわけです。どういうことかというと、痛み止めなどで一時的に痛みの経路を遮断しても組織の変化は何も変わっていないということです。痛みを感じないからといって同じように動いてしまえば壊してしまう可能性が高まるし、長期的に服用すれば副作用も怖いでしょう。結局、私の患者さまたちが再発を繰り返していたのは一時的に痛みのレベルが下がっただけで「痛み」が教えていた組織の変化事態は変わっていなかったのです。

●「この痛みさえ取れればいいんですが・・」
組織の変化を治さずして痛みは取れないのです。どうしても痛みを避けようとするなら組織の変化がちょっとマシになって痛みのレベルが下がるのを待つか、痛みが感じなくなるレベルの痛み止めの服用をつづけるかどちらかだと思います。治ったわけではありません・・。

●では、治すにはどうしたらいいのでしょうか?
ある日、よろよろと杖をついた青年が尋ねてきました。
半年後に人工関節手術を控えた真面目な青年は「どうしても治したいのですが・・」とか細い声で私に訴えました。
私は緊張した身体をゆるめ、とにかく「組織の変化」を治すための話をつづけました。
4回目の治療のときでしょうか。杖を置いた彼は椅子からスッと立ち上がりました。横で見ていたご婦人の感激の涙とか細い声の真面目な青年の目が力強くしっかり前を見据えていた輝きが印象的でした。
彼が組織の変化を治した瞬間です。
このとき私ははじめて「治すということ」を確信しました。

文中に「組織の変化」としましたが、「ある組織の変化」と付け加えた方がいいのかもしれません。身体の中で起こっている「ある組織の変化」は見た目にわかることではありませんが、組織学の専門家でない私にはこのような表現しかできませんのでご了承ください。「ある組織の変化は」入力方法で変わります。そして、「ある組織の変化」を治すということが「完治」するということだと思います。治療に対し受身では治りません。自ら運命を切り開く勇気が必用なのです。

最近わかったことがあります、私には患者さまのお手伝いくらいしかできないと。治療の仕事に携わり16年目、ずいぶん勉強させていただきました。今後も一層の努力をつづけてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

えにしのつぶやき

  • 今日のつぶやきは・・。
フォト
無料ブログはココログ