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2012年9月 3日 (月)

「○○選手の腸腰筋を鍛えるトレーニング!」/トレーニングの目的

“動き”のフィジカルトレーニングに取り組む『目的』は、皆さんいろいろ。


『目的』
やわらかくなりたい。
もっと動けるようになりたい。
からだの歪みを直したい。
からだの不調を治したい。
など


目的を達成するためには、目的に応じた取り組みが必要になります。
まず、『目的』を具体的にしましょう。


例えば、
トレーニングをする目的が、「やわらかくなりたい」。


あなたは、なぜ、やわらかくなりたいのか?
からだが硬いから、硬いと感じているから。


あなたにとって、からだが硬いとはどのようなことなのか?
床に手が付かない(立位体前屈)、足が開かない(開脚)。


あなたは、立位体前屈、開脚ができないのはなぜか?
あなたが考えている立位体前屈や開脚とはどのようなものなのか?
やわらかくなりたい、というのは立位体前屈や開脚ができるようになることなのか?
そもそも、あなたが考えている「やわらかい」というのは、どのようなことなのか?
など、考えを整理します。


おそらく、すぐに考えが整理できる選手は少ないでしょう。
以上のことを踏まえて、“動き”のフィジカルトレーニングに取り組むことが大切になります。


トレーニングでは、自分の動き、状態、癖(くせ)を観察します。
自分の観察をつづけ、目的を達成するための筋道を通します。
その道には、目的を阻むものがあると思います。
目的を阻むものは、あなたにとっての問題ということになります。
問題には、必ず原因がありますから、しっかりと自分を観察し、その原因を探ります。
原因をみつけたら、解決策を探り、問題を解決していきます。
トレーニングでは、常に自分を知ることに努めます。
やがて、「やわらかい」ということが、「円滑な重心移動」ということだと気づくでしょう。
その時点で、あなたは目的達成が目の前に迫っていることになります。


トレーニングは、期間や回数で、その成果を計ることはできません。


“動き”のフィジカルトレーニングの本体は、構造動作トレーニングといいます。
構造動作トレーニングには、期間や回数を設定する権限がありません。
それは、選手・指導者のカラダの状態が一人として同じということはないからです。
そして、カラダの考え方も問題も違う人たちが、同じトレーニングを同じ期間、同じ回数をこなすことにどのような意味があるでしょうか?
トレーニングは、自分を観察して、自分を知ることです。
ですから、期間や回数といったうわべの話にとらわれず、自分に必要なことをします。
構造動作トレーニングは、そのための指標といえるでしょう。



先日、2年ぶりにレッスンを受けにきた選手がいました。
当時は、構造動作トレーニングが理解できず、
その間、いいといわれるトレーニングを試し続けたといいます。
「~に効果的な○○トレーニング」「~を鍛える○○トレーニング」
どれも、彼が納得できるトレーニングではなかった。
もし、彼が納得するとすれば、
「○○選手に効果的なトレーニング」「○○選手の腸腰筋を鍛えるトレーニング」
なのだと思います。
トレーニング学、運動学は、○○選手だけの学問ではありません。
当然、トレーニングも○○選手だけのトレーニングではありません。
もし、彼が納得できるとすれば、彼自身の学問なのだと思います。
そのためには、自分のことを学んで自分自身のトレーニング学、運動学を書き上げるしかありません。
そのための指標が、構造動作トレーニングということになります。


私は彼が自分自身の学問を書き上げるためのお手伝いをしているのだと思います。
トレーニングの方法やテクニックなどを、寄せ集めている時期というのは、自分自身のことが見えておらず、本当にすべきことの筋道が通っていないときなのでしょう。
2年というのは、長く足踏みをしてきたように思えるけれど、大事なことに気づくための近道だったのかもしれません。


私も業界の流れから外れて20年、自分のための支流をつくり続けてきた。
遠回りをしてきたように思えるけれど、妥協することなく、納得の20年。
その支流の先には、いつか、必ず、大海が開けると信じている。
何事も道理は同じことなのかもしれません。


まず、目的を具体的にすることからはじめてみてはいかがでしょうか?

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