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2014年8月27日 (水)

股関節と前腕の回内外

構造動作トレーニングでは、重心位置をセットするのに東京タワーのポーズを行う。
また、床に腰をおろして股割りのポジションをセットするのにはマウント富士のポーズを行う。

マウント富士のポーズは股割りポジションをセットするとともに最適な重心位置をめざして日本一の富士になるべく天高く手をつき刺す。

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股割りmoreチャレンジでは、骨盤が1㎜浮くところまでがんばる。
かなりキツイチャレンジだ。
このポジションが満足いくまでに何年かかるのか...。
深い。

股割りは足を大きく開いて胸が床につけばOKと思っている人が多い。
それは、開脚ストレッチであって股割りではない。
股割りは、重心移動とともに股関節が機能的に回転すべく訓練するもの。
そのために前腕の回内外運動をスムーズにしなくてはならないし、足関節の底背屈をスムーズにしなければならない。
股関節が機能的に動くということはそういうことなのだ。

本当の百会/ファイナルセット

構造動作トレーニングには、頭蓋のセッティングというのがある。
これは深部感覚の入力をおこなったときの〆になる操作。

そしてさらに、ファイナルセットなるものがある。
これも頭蓋へのアプローチになるが、良質な深部感覚入力が行われたときのみのセッティング。
通常は深部感覚を拾い集めることに専念する。

先日、ファイナルセットを行ったときのこと。
ふと、脳裏をよぎる。
「これは百会ってこと?」。

私は鍼灸師の免許をもっているが、経絡経穴の概念で治療を行ったことがない。
というのも、長い経験の積み重ねで経絡経穴の考え方があるのだということがわかるけれど、私自身の身体に経絡経穴の実感がないから。
それが、免許を取って数十年、実感ともいえないが、脳裏をかすったのだ。

もし、経絡経穴という流れが身体にあるのならば、滞りのない流れが基準、スタートになる。
つまり、ファイナルセットが基準、スタート地点。
ここから外れれば、当然、滞る。
そんなことを、ふと思った。

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足のセッティング。
足のポジション次第で当然、足三里の状況は変化する。
経絡経穴については、今後、実感できることが増えてきたとき興味深い研究課題になるだろう。
現段階では省略...。

ヒトの神経系、脈管系、感覚系などのシステムは土台ありき。
外界の情報は接地という力のやり取りを行うことでヒトの中枢に伝える。
それらの情報は脳で処理され意味が与えられ、ヒトのシステムは滞ることなく巡りつづける。
だから、足の深部感覚は入念に行いファイナルセットを目指す。

踵(かかと)はどこにあるのか?/深部感覚

Takahiroラボ、第5弾は「接地」。
前回の課題を踏まえ足の末端から重さをかけてゆく。

≪深部感覚ルーティーン≫
趾→脛骨→大腿→骨盤→前腕→上腕→頭蓋

趾をクリア!
ヒトは足関節の底屈と背屈2種。
動物、4足獣は底屈。
底屈なら深部感覚のコンセプトにフィットする。
背屈はどうなのか?
いける。

ルーティーン以外の細かな入力を足に入れていく。
すると、良質の深部感覚が入力され踵(かかと)が後ろへ!
本来、踵(かかと)はどこにあるのか?
ほとんどの人が下。
そして、動き出すと「前⇔後」。
踵で接地して母趾球で蹴るからだ。

踵(かかと)が目覚めフラット接地へ。
運動方向も前回の膝蓋骨感覚からダイレクトなアプローチを採用。

感覚は一期一会。
新たな出会いをもとめよう!

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カラダの使い方の中途半端なトレーニング/立位体前屈

股関節の使い方をトレーニングする。
多くの選手は使い方をトレーニングすることで股関節を滑らかに回転できると考えている。
これも、股関節の可動が準備万端ならよし。
だが、ほとんどの選手は準備不十分。
まずは、土台を回復せよ。

これは“カラダの使い方をトレーニングする”という場合も同じです。
例えば、踵が浮かないように深くしゃがむことができない選手。
股関節・膝関節・足関節の可動が準備万端といえるでしょうか?
カラダが硬い、筋肉が硬い、古傷があるから、というような理由で放置してある場合がほとんどです。
そのような状況でランニングフォームや接地などをあれこれと模索している選手が多い。
以前の状況よりも何かしら好転したとしても、根本的な解決策にはなりません。
ただ、限られた選手生命ですから、すぐに効果のあるものを探し続けるという考えもあるでしょう。

しかし、構造動作トレーニングは“動き”をより円滑にするために訓練していきますので基本事項を徹底し中途半端なことはおこないません。

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構造動作トレーニングは、重力の影響で重心が下に動く(落ちる)ことをきっかけにしカラダの動 きを作り出す。
動きは、重心の移動がより円滑に行われることによりキレが増し、結果的に股関節の回転運動や腸腰筋が機能的に働くということが起こる。
重心は、骨格ポジションの位置変化の際に床から力を受け取ることにより移動するので、この足と床との間で行われる力のやり取りがポイントになる。
つまり、上手くしゃがめないなど、足関節の可動に問題がある場合、当然、重心移動の精度が落ちる。
それをカラダの使い方と称してトレーニングをしても根本的な解決策にはならない。


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接地は、足の構造を整備するだけでなく骨格ポジションそのものの整備が必要です。
動きをより円滑に訓練するものですから、足先だけの整備では骨格ポジションの位置変化による床反力を上手く扱うことができません。

そのために構造動作トレーニングでは、骨格ポジションセッティングトレーニングを何度も反復します。
以前は、私の説明不足、というか表現不足のため、理解に苦しんだ選手も多いかと思います。
私もトレーニングを通して少しづつ成長し、表現方法も豊富になってきました。
わからないことがあれば実際にトレーニング現場で聞いてください。

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