カテゴリー「解剖学」の79件の記事

2009年7月 6日 (月)

身体のあり方

身体の研究サブタイトルを「躰(からだ)」について語るweb-logから「身体のあり方を考える」に変えた。

このブログを始めてもうすぐ5年になる。当然、私自身も私を取り巻く環境にもずいぶん変化があった。ある物事の、当然そうでなければならないような形や状態。物事の、正しい存在のしかた現にある存在のしかた。ありさま。ありがたち。「身体操作」についてはずいぶん研究してきたが、もうこれでいいということはない。更に一歩進んで「身体のあり方」をテーマに研究を進めようと思う。

現在、私の関心事は「治療」「身体操作」「子育て」だ。そして、これらに共通するのは「身体のあり方」である。「身体のあり方」をテーマに研究するにあたり「環境」という大きな背景がみえてきた。私は「骨盤おこしトレーニング」を紹介しているが「骨盤後傾」と「環境」の関係が重要な課題だと考えている。

「骨盤後傾」とは「骨盤立位」に対し骨盤を後に傾けた位置である。私たちはこの「環境」の変化に気づかない。70度も90度も骨盤を後傾していたら、「何か変だぞ!」と気づきそうなもの、慣れてしまえばそれが当たり前になってしまうのだろうか。病気が増える。治らない。身体が動かない(動かし方がわからない)。子供が弱くなる。自分自身の変化に対して鈍感、これが現在の「環境」なのだろう。

世の中には様々な環境問題がある。難しいことは私にはわからないが、ひとつだけ感じることがある。様々な問題の一つ一つが無関係ではなくでつながっていること。私は治療士であり親なのだ。「病気が増える。治らない。身体が動かない(動かし方がわからない)。子供が弱くなる。」といった問題解決の方向性がわからないまま、未来の子供たちにバトンタッチするわけにはいかない。「環境」は自ら変える、「骨盤後傾」は自ら変える。Kotuban Kotuban70

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2009年6月16日 (火)

頸体角と前捻角

20090615180422

頸体角と前捻角をご存知でしょうか。

これらは大腿骨頸の角度で、これらの角度と骨盤角度により股関節動作の精度が決まります。

◆ご自身の頸体角と前捻角は何度でしょうか?

頸体角:大腿骨頸と大腿骨体のなす角度は頸ー骨幹角ともいわれるが、頸体角(傾斜角)という方が正しい。この角度は新生児では約150度であるが、3歳児では145度に減少する。成人ではこの角度は126度から128度の間にあり、老人では最終的に120度となる。
前捻角(ネジレ角):頸を通る直線と内側・外側両顆を通過する直線を設定し(大腿骨を上から見ると)、これら両直線は互いに交わり、ここにある角度が生じる。この角度はヨーロッパ人の平均では約12度である。この角度は4度から20度までの変動幅を示す。ネジレ角は骨盤傾斜と関連しているが、この角度によってはじめて股関節における大腿骨頭の屈曲運動から回旋運動への変換が可能となるのである。(解剖学アトラスⅠ 越智淳三訳)

◆頸体角と前捻角の関係は

頸体角が減少しすぎると前捻角の大小に関係なく股関節動作を制限する。大腿骨頸は捻れているのが自然であり、子供のように前捻角が大きくても頸体角も相応に大きければ股関節動作の精度はいい。

◆骨盤角度ー頸体角ー前捻角の関係は

変形性股関節症の場合、骨盤角度(骨盤後傾₋40度~₋90度)-頸体角(減少)-前捻角(幅がある)である。
日本人スポーツ選手股関節痛の場合、骨盤角度(骨盤後傾)-頸体角(減少)-前捻角(幅がある)である。

海外のスポーツ選手と日本のスポーツ選手の骨格(骨盤角度ー頸体角ー前捻角)の違いについてよく質問がある。私の考えでは日本人選手に比べ海外の選手は骨盤角度(骨盤立位±0)で頸体角の減少は少ない。

◆頸体角を減少させない

長期の動作習慣(動作癖)により大腿骨の頸体角と前捻角が作られる。つまり、大腿骨の形は自分の動作習慣(動作癖)を現しているのである。頸体角の減少原因は骨盤角度が大きく関与している。特に日本人は骨盤を後傾させる習慣により股関節(大腿骨頸)を常に圧迫している人が多い。股関節動作を制限しないよう頸体角を減少させない動作改善が必要である。

◆動作改善

  • 「土踏まず」に体重をかけない。
    「MP関節」に乗る「フラット接地」をこころがける。
    *拇指球に偏らず小趾球まで均等に。
    *足関節を外反させないこと。
    *長短腓骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋に偏らない(前脛骨筋)。
    *足趾・足底筋の収縮(特に小指)。
  • 足関節背屈動作および足関節伸展動作を行い併用しない。
    *内外反なく背屈する。
    *外反は小指屈曲で押さえ込む。
    *前脛骨筋による背屈(長短腓骨筋・長趾伸筋・長母趾伸筋ではない)。
  • 膝関節に遊びをもたせる。
    *膝関節完全伸展・過伸展で膝関節をロックしない。
    *膝窩筋を持続的に収縮させない。
    *大腿四頭筋を持続的に伸張収縮させない。
    *ハムストリングスを伸張させる。
  • 骨盤をおこす
    *以下、省略・・

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2009年5月25日 (月)

骨盤の角度

自分の骨盤の角度はどれでしょうか?
骨盤角度画像 作 中島章夫

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2008年12月12日 (金)

骨盤おこしと大腰筋

大腰筋は深・浅2頭を区別し、浅頭は第12胸椎~第4腰椎の椎体および肋骨突起から起こり、深頭はすべての腰椎の肋骨突起から起こる。両頭は合わさって下外側方に走り筋裂孔をへて、大腿骨の小転子に付着する。作用は股関節を屈し、大腿を前上方に挙げ、同時に外旋する。下腿を固定するときは、腰椎および骨盤を前下方にひく。

何年も前から大腰筋が注目され大腰筋の重要性が説かれてきた。
しかし、思うようなトレーニング効果が得られなかったとの声も多かった。

大腰筋は体幹・股関節の筋肉である。

股関節にブレーキがかかっていたら大腰筋はじゅうぶんに働かない。
股関節のブレーキとは骨盤後傾による股関節の圧迫である。
まず、骨盤をおこすことからはじめて股関節のブレーキを外すことが必用。

ブレーキが外れた目安は大腿四頭筋がゆるむのを確認するとよい。
大腿四頭筋の弛緩は大腿神経経路への過剰な入力がないことを意味する。
よって、大腰筋は働きやすい状態にある。

だが、大腰筋は体幹の筋肉でもある。
骨盤をおこすことに慣れたら同時に胸を出す(胸割り)、更に腹圧がじゅうぶんにかけれるようにするとよい(土台となる骨盤から腰椎、胸椎のポジションを作る)。
大腰筋が働きやすい環境(ポジション)を作ることが先決である。

一流スポーツ選手の大腰筋が発達しているそうだ。
一流パフォーマンスの原動力は大腰筋だ!
大腰筋を鍛えよう!!!
って、安易ではないですかぁ。

確かに大腰筋は身体の中心部にあって見えないし触りにくい筋肉なので重要なのかもと思えてしまう・・。
でも、一流パフォーマンスは身体(土台)から生まれるのだと思います。
大腰筋という単筋にこだわらない方がいいのではないでしょうか。

一流選手の派手な技(テクニック)や部分的に発達している筋肉に捉われないで、もっと大事なことを探してみてはいかがでしょうか。
これも、トレーニングの一つです(見取り稽古)。

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2008年10月 9日 (木)

脛腓関節

脛腓関節:脛骨の脛骨関節面と腓骨の腓骨頭関節面との間にできる半関節である。前腓骨頭靭帯および後腓骨頭靭帯により関節包をそれぞれ前・後両面から補強する。
膝関節の運動:下腿の屈伸を行うが、伸展と同時に下腿を少しく外側方に回旋し、屈するときは少しく内側方に回旋する。(日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著)

脛腓関節は膝関節回旋運動の補助的な役割を担い下腿部を回旋する。

足は股関節から動き、膝関節、足関節、趾節間関節へと連動する。
足に起こる様々な問題は、極端に一つの関節に頼りすぎることが原因だと考えられる。
この動作の流れを間違えて極端に膝関節に頼りすぎてしまえば脛腓関節の役割も補助だけではすまない。

足は足のように動かすことが大切である。

痛みや形(O脚、X脚)などの問題には必ず理由があるのである。
一つの関節に頼りすぎるということは、その関節に作用する筋肉に頼りすぎるということ。
動作を見直すとともに治療が必要でしょう。

足を足のように動かさなくなった背景には何があるのでしょうか。

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2008年9月30日 (火)

腕橈関節

腕橈関節:上腕骨小頭と橈骨頭窩との間にある球関節で、肘関節の屈伸運動にあずかるとともに前腕の回内に関与する。(日本人体解剖学第一巻)

上腕を正面に向ける

力こぶ(上腕二頭筋)が正面になるようポジションを作る。
これは、「肘をあげない」「脇を締める」「胸から行く」と表現されることが多いのではないでしょうか。
しかし、上腕を正面に向けるポジションは上腕のみの操作では上手くいきません。
まず、骨盤をおこして肩甲骨と骨盤の位置関係を整え肩甲骨から上腕を正面に向けます。

上腕を正面に向ける大切な理由は、体幹部の力を上手く四肢に伝えるためですが、もう一つの理由として正中神経経路を上手く使うためです。
正中神経は前腕において、回内運動と拇指、示指の屈曲および拇指の対立運動などのきわめて重要な働きを支配しています。

手の動き、腕の表現、痛みに深く関係のある回内運動をスムーズにしましょう。

大切なポイントは「腕橈関節」を動かすこと!!!

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2008年8月 7日 (木)

大腰筋と筋連結

ある解剖の先生から貴重なご意見をいただきました。

私がしっかり解剖した限りでは、横隔膜と大腰筋がつながっている感じはないように思います。
横隔膜が後方で2つの腱弓をつくります。内側に大腰筋が通り、外側に腰方形筋が通るわけです。しかし、この腱弓から大腰筋が起始しているということはありません。解剖不足ではないか、と思います。

「筋連結」なんてことないことですが、私にとっては重要なことでした。
これからは、もっと身体をシンプルに観ることができそうです。^^

昨夜、NHKのオリンピック特集でしょうか。
陸上100m走のパウエル選手と浅原選手の動作解析をやっていました。
パウエル選手の大腰筋は大きかった!

違いは何か?

日本人選手が大腰筋をもっと生かそうとした場合、
骨盤前傾角度をつける必要があると思います。
そのためには、股関節と足関節の可動域を上げるトレーニングをする。
次回・・。

骨、筋肉、関節、それぞれに役割があるわけですから偏らないのが1番です!

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2007年12月 7日 (金)

顎開脚(あごかいきゃく)

素敵な先生が顔体操をしているのをテレビで見た。
ヨーガの先生か!?

普段使わない顔の筋肉をいろいろな方向に動かすことはいいことだと思う。
いろいろなパターンがあるようなので、続けれるかなと思うような人は「口を大きく開くこと」をつづけてみるといい。
特に顔の関節、顎関節は固い人が多い。
股関節をやわらかくするのに開脚をする。
つまり、開く。
顎関節も開けばいい。
だけど、大きく口を開けられない人が多いのです。
顎も股と同じでストレッチを続けていれば開くようになります。

顎関節

私は股割りをしている時に大きく口を開く。
顎関節も動きやすいポジションがあるので骨盤をおこして、口を開くと開きやすい。
椅子に腰掛けているのであればシコ座りで口を大きく開ける。

美容にも健康にも身体操作にも大切な関節です!

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2007年11月 6日 (火)

内転筋群のストレッチ

骨盤と大腿骨と内転筋群の関係を探る。

内転筋群とは開脚や股割りをしたときに大腿の内側部でつっぱって痛くなる筋肉だ。筋肉の性質を考えないでストレッチしていたころは縮んで硬くなっているのだからとにかく伸ばせばいいのだと思っていた。

このストレッチの考え方は乱暴すぎた。縮んで硬くなっている筋肉に対し、何故?縮んでいるのかを考えることに気づかなかった。

物ではなく生身の身体。縮む理由があって縮んでいる筋肉に対し、伸ばせばいいという安易なストレッチ方法では身体が反発するのは当然だった。

内側大腿筋(内転筋)
内転筋群は、膝関節の伸筋と屈筋との間にあり、3層に区分される。

第1層

恥骨筋
〔起始・経過〕恥骨上枝、恥骨櫛、恥骨靭帯から起こり、股関節の内側を下る。
〔付着〕大腿骨の恥骨筋線〔小転子の下方で、粗線内・外側唇の中間部をほとんど垂直に走る)。
〔作用〕大腿を内転、かつ屈する。
〔神経支配〕閉鎖神経、大腿神経。
〔血管支配〕外陰部動脈、内側大腿回旋動脈、閉鎖動脈。

薄筋〔旧名:大腿薄筋〕
大腿の内側を走る細長い筋。
〔起始・経過〕恥骨結合の外側縁から起こり、大腿の内側を下り、その下半で腱となる。
〔付着〕脛骨の上縁で縫工筋付着部の後方につく。
〔作用〕大腿を内転し下腿を屈し、かつ内方にまわす。膝関節を伸ばすと下腿の位置を固定する。
〔神経支配〕閉鎖神経。
〔血管支配〕外陰部動脈、大腿深動脈、閉鎖動脈。
〔備考〕縫工筋、薄筋および半腱様筋の腱は、さらに大腿筋膜および下腿筋膜と癒合して鵞足をつくる。

長内転筋
三角形、扁平な長い筋。
〔起始・経過〕強い起始腱をもって恥骨結合前面と恥骨結節とにわたる三角形の面から起こり、外側下方に向かって拡がる。
〔付着〕大腿骨の粗線内側唇の中部1/3につく。
〔作用〕大腿を内転し、これを屈し、同時に外側方にまわす。
〔神経支配〕閉鎖神経。
異常:長内転筋は、往々血管に貫かれ、2部に分けられる。

第2層

短内転筋
恥骨筋および長内転筋に被われた扁平三角形の筋。
〔起始・経過〕恥骨結合と恥骨結節との間から起こり、外側下方に向かって拡がる。
〔付着〕大腿骨の粗線内側唇の上1/3。
〔作用〕大腿を内転、かつ屈し同時に外側方にまわす。
〔神経支配〕閉鎖神経。
〔血管支配〕大腿深動脈、外陰部動脈、閉鎖動脈。

第3層

大内転筋
内転筋のうち最も強大なもので、上内側から外側下方に向かって扇状に拡がる。
〔起始・経過〕坐骨下枝の前面、坐骨結節の下面から起こり、外側下方に向かう。
〔付着〕大腿骨の粗線の内側唇、小転子から内側上顆まで。
〔作用〕大腿を内転する。
〔神経支配〕閉鎖神経、またしばしば脛骨神経。

小内転筋
大内転筋の最上部とみなされる筋で、しばしばこれと分離しがたい。
〔起始〕坐骨下枝および恥骨下枝。
〔付着〕大腿骨の粗線内側唇の上端および殿筋粗面の傍ら。
〔作用〕大腿を内転し、これを屈しかつ外側方にまわす。
〔神経支配〕閉鎖神経の後枝。

引用日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

骨盤と大腿骨のポジションからみると、骨盤が定位置に収まっていれば内転筋群はやわらかく、骨盤が後傾していれば内転筋群を収縮させながら伸張するという相反する力関係により固められる。

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2007年10月25日 (木)

骨盤のtype

骨盤後傾は膝伸展typeと膝屈曲typeに大別することができる。

骨盤後傾の膝伸展typeは女性に多くみられる。主に大殿筋や大腿四頭筋を収縮させる傾向にある為、身体に疲労を貯めやすく壊しやすい。

骨盤後傾の膝屈曲typeは高齢の方に多くみられる。長年、大殿筋や大腿四頭筋を収縮させ、膝や腰を痛め伸筋群の筋収縮を避けている。このtypeは腰や膝が伸びないと訴える。

身体の使い方としての理想は骨盤前傾で日常生活を送りスポーツを行うこと。骨盤後傾で日常生活を送ったりスポーツをしたりすることは身体に大きな負担をかける。

骨盤前傾を大別してみると、骨盤前傾膝伸展typeと骨盤前傾膝屈曲typeになる。

骨盤前傾膝伸展typeは難易度が高い。かなり動きのいい人。

骨盤前傾膝屈曲typeは伸展typeほどではないが結構動ける人。

骨盤前傾は理想だが、骨盤をおこせば負担も軽減するが苦手な人が多い。一般の方でもせめて骨盤をおこしたニュートラルのポジションで日常生活を送りたい。身体は疲れにくく壊しにくいので快適な生活が送れるはず。

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2007年10月19日 (金)

運動方法

運動不足や歳のせいで「足が出にくい」「足がでにくくなった」と言う話を良く聞く。運動をして解消する人もいるが、解消されず痛みを作ってしまう人もいる。

とにかく身体を動かして筋肉を鍛えればいいというわけではない。筋肉を鍛えれば足が出やすくなるというのは勘違いである。特に錘をつけて行う四頭筋訓練は身体の状態をしっかり把握しないと何の効果もえられない。

脚の筋肉というと大腿四頭筋が思い浮かび、立位では大腿四頭筋に力を入れる(収縮)ことが一般的だ。人の解剖学的自然肢位ではハムストリングスが収縮し大腿四頭筋は弛緩しているのが自然だと考えられる。

大腿四頭筋にこだわって訓練するよりも動きを鍛えるようにすることが大切だ。「足が出にくい」「足が出にくくなった」というのには足が出にくい原因がある。

原因は筋肉の萎縮ばかりではない。

身体をみて、動きをみることが大切!

萎縮

いったん正常の大きさに発育、分化した臓器、組織或いは細胞が二次的に縮小し、体積を減ずること。

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2007年10月18日 (木)

骨盤とハムストリングス

大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の3筋をハムストリングスといい、骨盤を定位置に収めることでハムストリングスは機能しやすくなる。骨盤と大腿骨のポジションをしっかり確認してトレーニングをしたい。

後大腿筋(屈筋)

大腿二頭筋

大腿後(屈)側の外側部を占める。
「起始・経過」長頭:坐骨結節の後面(半腱様筋とともに)、短頭:大腿骨の粗線外側唇の下方1/2から起こり、両頭は合して共同の強い腱となり、膝窩の外側を外側下方にすすむ。
「付着」腓骨頭、下腿腱膜。
「作用」下腿を屈し、かつ外側方に捻転する。
「神経支配」長頭:脛骨神経、短頭:総腓骨神経。

半腱様筋

大腿二頭筋長頭起始の内側にある細長い筋で、膝窩の内側に向かって走る。
「起始・経過」坐骨結節の内側面から起こる。その下半は細い腱となり下内側方に向かう。
「付着」脛骨粗面にそい薄筋付着部の後下方につき、また下腿筋膜につづく。本筋は脛骨をとりまいて扇状の腱に終わり、縫工筋および薄筋の腱とともに鵞足をつくる。
「作用」下腿を屈し、かつ内側方にまわす。大腿を固定するときは骨盤を起立させる。
「神経支配」脛骨神経。
「血管支配」大腿深動脈の貫通枝。

半膜様筋

半腱様筋に被われていて、上半は広い腱膜で、中ごろから筋膜となって、下内側方に走る。
「起始」坐骨結節。
「付着」脛骨の内側顆、斜膝窩靭帯、下腿腱膜。半膜様筋は前記鵞足のうち半腱様筋に被われて、いわゆる深鵞足をなす。
「作用」下腿を屈し、かつ内側方にまわす。
「神経支配」脛骨神経。
「血管支配」大腿深動脈の貫通枝。

引用日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

筋肉の作用をみると、ハムストリングスといっても3筋ありそれぞれに形や作用が違う。ハムストリングスの感覚になれてきたら筋肉をわけて使いたい。

第一段階として大腿二頭筋と半腱様筋、半膜様筋は区別したい。大腿の回旋動作にあわせて作用するようにトレーニングをする。

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2007年10月 7日 (日)

広背筋トレーニング

20071007153210 最近のトレーニング成果は立位時に股関節の真下に踵がくるポジションに近づいたこと。

少し方向を変えると外旋六筋が機能しやすいポジションまであと少し・・。

骨盤と大腿骨(股関節)のポジション採りは重要である。骨盤を後傾させたポジションでは大殿筋の収縮や大腿四頭筋などの大腿伸筋群の伸張により屈筋群とのバランスがとりにくい。よってハムストリングスのテンションを保とうとしても抜けやすくなってしまう。

  • 広背筋

    背部の表層下方に位する三角形の広い大きな筋

    〔起始〕胸腰筋膜の浅葉、下位4~8胸椎、全腰・仙椎の棘突起、肩甲骨の下角、腸骨稜、下位3~4肋骨

    〔付着〕上腕骨の小結節稜

    〔作用〕下垂せる上腕を内側後方に引く・上腕が上げられているときには、これを引き上げる
    (日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著)

広背筋トレーニングについて

起始部のとうり股関節のポジション採りがトレーニングの成果に影響する。

「広背筋のトレーニングってこれでいいですか?」「広背筋動いてますか?」などと質問を受けることが多い。しかし、聞かれるほとんどの場合は広背筋でなく大胸筋にポイントがズレている。

あまりトレーニングを部分部分に考えすぎない方がいい。

身体全体で動きを考えた方が私は良いと思う。

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2007年6月29日 (金)

「やぶにらみ」の生理学

学生時代、生理学の先生からすすめられた一冊の本がある。

「やぶにらみ」の生理学
高木健太郎的発想とその発展

高木健太郎著

故高木健太郎先生は汗の研究、体温調節研究で世界的に有名である。当時、私は読んでも理解ができなかったのでろくに目を通さずに本棚へ・・。

十数年を経て手にとってみると何か新鮮さが伝わってくる。明治(1910年生まれ)生まれは感覚のいい人が多いように感じる。平成よりも昭和、昭和よりも大正、大正よりも明治と時代を遡れば遡るほど感覚が増すような気がする。

高木先生金言集

欲に従い、欲にのるな
センサーを磨きすませ
検査を受けて、気に病むな
頭を使って気を使うな
人間は規則正しい構造物である

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2007年6月21日 (木)

膝窩(ひかがみ)

膕(ひかがみ):《「ひきかがみ」の音変化》ひざの後ろのくぼんでいる所。膝窩(しっか)。よぼろ。

よほろ:《「よぼろ」とも》ひざの裏側のくぼんだ部分。ひかがみ。

膕筋(よほろすじ):よほろにある大きな筋肉。よほろのすじ。

音 【漢音】カク 【呉音】コク

訓 ひかがみ、よほろ

意味 

(1)膝(ヒザ)の裏側のくぼんだ部分。ひかがみ。
(2)【丁】上代、広く公用の夫役(ブヤク)(=労力を徴用する課役)の対象となった、二十一歳から六十歳までの男子。令制(リヨウセイ)の「丁(チヨウ)・(テイ)」も「よほろ」ということがある。本来は「膕」の意で、脚力を要したことからいう。
のちに「よぼろ」。

膝窩(ひかがみ)

大腿二頭筋と半腱様筋および半膜様筋とは膝関節の後で内外両側から膝窩をはさんでいる。大腿二頭筋短頭は大腿の後面から、長頭は坐骨結節から起こり、腓骨の上端につく。半腱様筋は大腿二頭筋の内側にあり、坐骨結節から脛骨上端につく。半膜様筋は半腱様筋の下層にあってこれと並行している。坐骨結節から脛骨上端につく。

辞書、人体解剖学より

学生時代に膝窩を「ひかがみ」と呼ぶことを習った。膝窩といえばこんな問題を解いた。坐骨神経は、(仙骨神経叢)の枝で、大腿の後面中央を下行し、(膝窩)の上端ないしその少し上方で、総腓骨神経と脛骨神経に分れる。(  )を埋める問題だが学生時代は勉強不足のためできなかったことを記憶している。

臨床現場から膝窩を観察していると子供のようにくぼみがくっきりとした人は少なく、腫れぼったく浮腫んだような人が多い。

身体操作を観察していると、その理由にもうなずけるが最近では「擦りむいた膝小僧」とくぼんだ膝窩」の子供たちも少なくなってきているように感じられる。

膝関節は完全伸展させておくものではなく軽く遊ばせておくもの(完全伸展ではない)。膝を遊ばせてというと屈曲させてしまい、「遊び」という感覚がわからないようだ。外で遊ぶことが減ったせいなのか、身体の感覚が乏しい子が目立つ。

今の若いもんは足腰が弱いといわれるが、「ひかがみ」を見ているとうなずける。将来、脚力が育つのか不安になる。

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2007年6月19日 (火)

土踏まず

人体の解剖学的自然位とは、直立して踵を付け、かるく趾尖を離し、上肢を体の両側に垂れ、かつ前腕を回外位に置き、掌面を前方に向けた状態をいう。(日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著)

私は土踏まずを踏んでしまわないように解剖学的自然位を基準においている。土踏まずとは足の裏のくぼんだところで、立った時、床に触れない部分である。しかし、土踏まずを踏んでしまっている人が多い。

土踏まずを踏んでしまうことで起こる問題は偏平足、足底筋膜炎、外反母趾などさまざである。

これらは人の自然動作を無視するが故の問題だ。

そろそろ基本を見直す時期にきているのかもしれない。

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2007年6月14日 (木)

体幹部の伸張反射

下肢(末端)の伸張反射から体幹部の伸張反射に目先を変えてトレーニングをしているが、思うように動かせない。動かせない理由を考えてみると、いくつかの問題点に気づき考え込む。

なかなかトレーニングがはかどらない。

長年の不自然な身体の使い方により力で固めてしまった筋肉の塊や萎縮してしまった筋肉が身体に点在し主動作筋と拮抗筋をスムーズな動きにまとめきれない。

萎縮

いったん正常の大きさに発育、分化した臓器、組織あるいは細胞が二次的に縮小し、体積を減ずることを萎縮という。ただし、臓器・組織が最初から正常の体積に到達せずに成長が停止した状態は、形成不全あるいは低形成と表現する。(南山堂医学大辞典より)

筋肉をパワーとして使いがちだが、動きのいい人を見ていると筋肉の反射と重力を上手く利用しているように思う。

まだまだ土台作りが必要だな。

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2007年6月 8日 (金)

伸張反射

昨夜は接地と左股関節について考えていたら眠れなくなってしまったので、左股関節の抜きと左膝関節の抜きをくり返しながら理由を考えていた。

わかったことは伸張反射を利用しているつもりだったこと。

伸展反射

伸筋内の筋紡錘を受容器として、同一の伸筋を効果器とする単シナプス性の固有受容性反射である。すなわち、伸筋における伸張反射であるので、伸筋反射という名称も用いられる。膝蓋腱などの腱を強く叩打する時に起こる腱反射のうちで、伸筋である大腿四頭筋に収縮を起こす膝蓋腱反射は伸展反射に属する。すべての関節の伸筋に見られるが、とくに抗重力筋において発達しており、姿勢を維持するために重要である。

伸張反射

筋を伸展すると筋紡錘の求心性インパルスが増加し、その筋を反射性に収縮させる。筋紡錘を受容器として、Ia線維群、運動ニューロン、筋よりなる単シナプス経路が伸張反射の反射弓として確立されており、原則として効果は伸張された筋に限局している。したがって、本反射は単シナプス性の固有受容性反射である。伸張反射は脊髄の機能状態によって影響される。筋が伸張されている間持続して起こる緊張性伸張反射と筋伸張の初期だけ出現する相動性伸張反射がある。腱反射は後者のタイプの伸張反射である。

引用南山堂医学大辞典

左接地の時、股関節と膝関節の抜きがじゅうぶんでなかった。そのためハムストリングスと前脛骨筋が収縮しても大腿四頭筋と下腿三頭筋から思うような作用が得られなかった。

効率のいい身体操作の観点から筋肉は大きくすることよりも、上手く伸び縮みすることの方が大切であると思う。

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2007年5月25日 (金)

股関節(屈曲、外転、外旋、伸展、内転、内旋)

股関節(屈曲、外転、外旋、伸展、内転、内旋)

屈曲:腸腰筋、大腿筋膜張筋、恥骨筋、長内転筋、短内転筋、薄筋、大腿直筋、縫工筋

外転:中殿筋、大腿筋膜張筋、大殿筋、小殿筋、梨状筋、内閉鎖筋

外旋:大殿筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、中殿筋、小殿筋、腸腰筋、外閉鎖筋、梨状筋、縫工筋、内転機能を持つすべての筋(薄筋を除く)

伸展:大殿筋、中殿筋、小殿筋、大内転筋、梨状筋、半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋(長頭)

内転:大内転筋、小内転筋、長内転筋、短内転筋、大殿筋、薄筋、恥骨筋、大腿方形筋、外閉鎖筋、半腱様筋

内旋:中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋、大内転筋

引用解剖学アトラス

慣れ親しんだ筋肉も書き出すたびに発見がある。学生時代は筋肉の主要作用しか覚えなかったが、実践になると主要作用だけでは動きがないことに気づく。

筋肉は関節のいろいろな動作に関与し共同作業を行うのである。

トレーニングにおいても単品の主要作用が頭に強く根付いており、なかなか部分のトレーニングから抜け出せずにいる。

「~筋を鍛える」「~筋を意識する」というのは捉え方を間違えれば動きを制限してしまうことがある。

以前、私は大腰筋を意識していた。

しかし、下地のない私は動ける人の感覚を鵜呑みにして錯覚に陥った。

大腰筋の状態が把握できてくると私の動きの下地では意識してどうにかなるものではないと思った。

人には千差万別の力の入力パターンがある。

「~筋を鍛える」「~筋を意識する」ことに成功した人がいたとしても自分に当てはまる確立は格段に低い。

筋肉は関節のいろいろな動作に関与し共同作業を行うのであるから、動作に対する筋肉の調和がとれなければ失敗に終わる。

例えば走行時に坐骨神経痛の様な症状がでる。坐骨神経の治療では梨状筋を治療するのが有名だ。しかし、静的な梨状筋は治療されたようにみえても動的な梨状筋が治療されていない場合があり再び症状が現れる。いくら梨状筋の治療が有名でも当てはまる人がいれば当てはまらない人もいる。

「坐骨神経痛」だから「梨状筋」ではなく「~な入力パターン」だから「坐骨神経痛」だと思う。

坐骨神経に関連し日本人は股関節を伸展に使う傾向にある。股関節を伸展に使えば骨盤は後傾し、黒人と日本人の骨盤の角度を比較される。国民性の問題なのか環境の問題なのか私にはよくわからないが、動きを偏らせない方がいいと思う。

自分自身の「入力パターン」や「状態」を把握し、筋肉の共同作業がスムーズに行えるよう動きを鍛えることが大切だと思う。

その為には、まず下地作り・・。

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2007年5月15日 (火)

バランス

第2章 バランス

バランス:釣り合い。均衡。また、調和。

2年前、原点に戻ったと思っていたが、原点そのものを捉えきれていないことに気づき再び原点に戻る。。。

バランスというと広い意味になりすぎて、今の私では捉えきれない。私の身近な目線から身体の使い方によるバランスについて考えてみることにした。

一輪車を例に説明してみると、

一輪車に乗れない人が一輪車に乗れる人を見てバランスがいいという。

しかし、一輪車に乗っている人たちの中にもバランスの良い悪いはある。

身体の使い方によるバランスとはどういうことなのだろうか?

身体を壊した人の身体の使い方を見ていると不自然なポジションで動作をしている。

人は不自然なポジションであっても、ある状況に適応しようとする。

不自然なポジションからの動作は身体にブレーキをかけるが、本人は気づいていない。

ブレーキに気づかないままアクセルを踏み続ける。

結果、身体は壊れる。

身体をバランス良く使うというと、左右均等に使うことをイメージされる方が多い。

『人』を漢字で見てみると、左で身体を支えているように私には見える。

『左軸足、右利き足』を使いこなすことが身体の使い方におけるバランスだと思う。

そして、理想ポジションは『解剖学的正常ポジション』。

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2007年3月17日 (土)

解剖学的正常

解剖学的正常って・・

骨格標本や解剖学書で学んだ知識は平面的あるいは立体的だ。

動き出したらどうなるのだろうか?

実感がない・・

おそらくこうなるだろうな?とおおよその予測がつくようにはなったが自分自身の身体がなかなか先に進まない。

考える時間をたっぷりもらっているのかな。

梅の花が風に舞い、桜の時期を向かえている。

冷たい風が頬に当たり次の季節を待ちわびる。

つくしの卵とじ、菜花のおひたし、わけぎの味噌あえ美味かった。

私は目に映る部分はすべて学んだと思い込み、深く深く学べば答えが見つかるものと思っていた。

アウターマッスルよりもインナーマッスル・・・

筋硬結・・

発痛物質・・

ミクロになればますます見えない・・

見えている部分さえもわかっていなかったのだから。

解剖学的正常って・・。

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2007年2月17日 (土)

腕の使い方2

上腕二頭筋の位置を修正するために肘に力が入りやすい。

上腕二頭筋を正面に向けるには肩甲骨から動かす感覚が必要。

肩甲骨をおとしながら正面に向く感覚である。

肩甲骨

肩甲骨は、三角形の扁平骨で、胸郭の背側に接し2~第7(8)肋骨の高さに位し、内側方は多くの筋によって胴骨と結合され、外側方は関節によって鎖骨および上腕骨と結合される。肩甲骨に2面(肋骨面、背側面)、3縁(内側縁、外側縁、上縁)および3角(上角、外側角、下角)を区別する。

引用日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

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2007年2月16日 (金)

腕の使い方

腕の使い方は上腕二頭筋の位置がポイント。

基本ポジションは上腕二頭筋が正面を向く。

内に巻いている上腕二頭筋を外に捻るとき、肘の力で捻ってしまわないよう注意する。

上腕二頭筋のポジションが決まったら肘をやわらかく使って前腕部を操作する。

手指は中指を中心に親指側や小指側に力が偏らないこと。

上腕二頭筋

上腕屈筋の代表的な筋で、上腕前面の表層にあって、この部の膨隆を形づくる。

〔起始・経過〕長頭:肩甲骨の関節上結節から起こり、肩関節包内で上腕骨頭の上にそって外側方にゆき、次いで下方に向かって結節間溝中に入り結節間滑液鞘につつまれ関節腔を出て筋腹に移行する。短頭:肩甲骨の烏口突起から起こり、下方に走って間もなく筋腹に移行する。

〔付着〕両頭は、合して紡錘形の筋腹をなし、次いで強い腱となり橈骨粗面につく。また、腱の一部は薄い上腕二頭筋腱膜となり、内側方に向かい前腕筋膜に放散する。

〔作用〕長頭は前腕を外転し、短頭は前腕を内転する。この筋が全体として働くときは前腕をまげ、かつこれを回外する。

〔神経支配〕筋皮神経

〔血管支配〕腋窩動脈および上腕動脈の枝

引用日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

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2007年1月25日 (木)

力こぶ

寒さについつい丸くなる。

起床時に首を捻ったり、身体のあちこちに痛みが出るのは寒さのせいだと言う。

防寒をすれば厚着の重さのせいで肩が凝る。

本当にそうでしょうか?

身体のポジションを崩しているから身体を壊しやすいのでは!?

身体のポジションを崩せば力みがちになる。

無意識に力を入れて肩甲骨を挙げ続ける。

厚着の重みを自ら持ち上げて肩を凝らせている。

理想的な身体のポジションは力こぶ(上腕二頭筋)が正面を向く。

上腕二頭筋

上腕屈筋の代表的な筋で、上腕前面の表層にあって、この部の膨隆を形づくる。

〔起始・経過〕長頭:肩甲骨の関節上結節から起こり、肩関節包内で上腕骨頭の上にそって外側方にゆき、次いで下方に向かって結節間溝中に入り結節間滑液鞘につつまれ関節腔を出て筋腹に移行する。短頭:肩甲骨の烏口突起から起こり、下方に走って間もなく筋腹に移行する。

〔付着〕両頭は、合して紡錘形の筋腹をなし、次いで強い腱となり橈骨粗面につく。また、腱の一部は薄い上腕二頭筋腱膜となり、内側方に向かい前腕筋膜に放散する。

〔作用〕長頭は前腕を外転し、短頭は前腕を内転する。この筋が全体として働くときは前腕をまげ、かつこれを回外する。

〔神経支配〕筋皮神経

〔血管支配〕腋窩動脈および上腕動脈の枝

引用日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

パフォーマンスの場面でも身体を壊すことがある。

ピアノの弾きすぎ、ボールの投げすぎ、走りすぎ・・。

本当に~のしすぎなのか、身体のポジションを確認してみてください。^^

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2007年1月18日 (木)

赤ちゃんの抱き方

DSポケモンはようやく「殿堂入り」!

とりあえず一区切り、一仕事終えて身体の鈍り具合に驚いています。

パソコンやゲームなど長時間の同一姿勢は身体を固めやすい。

ストレッチは毎日行っていても日常の運動量が足りなければストレッチが生かされない。

私はストレッチを行うときセンターを意識して作るようにしている。

これまでの生活習慣や動作の癖により私のセンターは偏っている。

簡単に言うと自分の中心がズレているのです。

センターの修正方法は骨盤をおこして左右の回旋、傾きをチェックし、肩甲骨をおとす。

肩甲骨をおとしたとき、広背筋、前鋸筋の収縮感覚がポイントになる。

前鋸筋

鋸歯状の大きな筋で、胸郭の外側壁にみられる。

〔起始・経過〕上位8ないし9肋骨、および第1、第2肋骨間に緊張する腱弓から起こり、胸郭と肩甲骨との間を後方に走る。

〔付着〕第1、第2肋骨間の腱弓から来る筋尖は肩甲骨の上角に、第2~第3肋骨から来るものは分散して広く内側縁に、第4肋骨以下から来るものは下角に集まる。

〔作用〕肩甲骨、ことにその下角を前外側方にひき、胸郭を圧する。肩甲骨を固定すると、肋骨を外側上方にひく。

〔神経支配〕長胸神経

〔血管支配〕外側胸動脈、胸背動脈

〔備考〕前鋸筋は腋窩の内側壁にあって広背筋に被われ、特に上方の筋尖は皮下にあって、付着部は菱形筋および肩甲挙筋に入り、また下方の筋尖は外腹斜筋の筋尖にかみ合って鋸歯状に接する。

午前中に2ヶ月の赤ちゃんを連れた方がみえた。

赤ちゃんの抱き方を教えて欲しいということで、何年ぶりかに赤ちゃんを抱いた。^^

抱いたというよりは手に乗せた。^^;

かわいいですね~~~。

肩甲骨を落としたポジションはお母さんも楽だし赤ちゃにんも安心感があり心地よい。

肩甲骨をおとして包む!

力任せではお母さんは身体を壊すし、赤ちゃんは寝付きにくい。

上手な抱き方をすると赤ちゃんは安心します。

赤ちゃんの表情を見てください。^^

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2006年12月29日 (金)

うなじ美人

深項筋

項の最深部、すなわち後頭骨と回転椎との間にある数対の小さな筋で、頭の運動(起立、側屈あるいは回転)に密接な関係をもち、後頭下筋とも総称される。次の諸筋からなる。

  1. 大後頭直筋
  2. 小後頭直筋
  3. 上頭斜筋
  4. 下頭斜筋
  5. 外側頭直筋

大後頭直筋、下頭斜筋、上頭斜筋に囲まれた三角形の間隙を後頭下三角といい、椎骨動脈・後頭下神経枝および環椎の後弓がはいる。

(引用日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著)

肩甲骨が上がった悪い姿勢は頭の位置に影響を与える。頭の位置は身体の中心線から前方に位置し関節や筋肉に負担をかけることになる。

例えば、子供がテレビを見ているとき顎(あご)を突き出し口を開けている。

この時、うなじ(項)の深部にある後頭下筋は縮んで固まっている。最近はゲームのやりすぎやビデオの見すぎで寝違い(筋違い)を起こす子供も少なくない。

私はこの後頭下筋のやわらかい女性を『うなじ美人』と呼んでいる。

『うなじ美人』『せなか美人』『かかと美人』などは骨盤・肩甲骨が収まっている人。

日頃の意識の高さが映し出されます。

子供のうちに身につけたい姿勢です。^^

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2006年12月21日 (木)

踵返し

踵骨〔旧名:跟骨〕

踵骨は、足根骨のうち最大で距骨に比べてはるかに長く後方に突出している。上方に距骨をのせ、前方は立方骨に接する。後方の肥厚部は踵骨体で、その後方に突出する隆起を踵骨隆起といい、その粗面に踵骨腱(下腿三頭筋、アキレス腱)が付着する。この隆起の下面はさらに踵骨隆起内側突起と踵骨隆起外側突起とに分れる。(引用 日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著)

踵(きびす)を返・す

あともどりする。引き返す。きびすを回(めぐ)らす。「―・して家に駆け戻る」(辞書)

長く柔道をやっていたが、はずかしながら知らない技が多い。

踵返し(きびすがえし)!?

調べてみると・・。

踵(きびす)返し

柔道で、相手の足首を片手で刈るようにして後方へ倒す技。(辞書)

あ~~~。

動きの中では名前のわからないような技がかかる場合もあるが、私は相手の足を手で刈ったことはない。

踵(かかと)は「きびす」とも読みます。

「踵アクセル」は「かかとアクセル」か「きびすアクセル」、どちらの語呂がいいですかね。

足の使い方は「踵アクセル」「爪先ブレーキ」であり踵(きびす)を返せば後戻りの意味になる。

最近は動きの中で「アクセルワーク」を意識している。

後戻りしないようにブレーキの使い方には気をつけたい。

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2006年12月11日 (月)

屈筋群

家族が子ども会のボーリング大会に出かけたので、私は午前中と午後に公園の池の周りを歩いたり走ったりフォームの確認した。

この時期になると池にはかもめの群れが羽安めにやってくる。風は冷たいがお天気がよかったのでウォーキングをしている人や家族連れで遊んでいる人達も多い。私は横目で公園の様子を見ながら一人自分の感覚の世界を楽しんでいる。

最近の私の身体の変化は『胸』。

あっちが変わればこっち。こっちが変わればあっち。

何度も行ったり来たりを繰り返している。

胸と腕の関係が気になって、意識を抜きながら観察。

(意識を抜きながらと言う時点で意識がある。^^;)

(A)屈筋群(=前側群)

1.上腕二頭筋

上腕屈筋の代表的な筋で、上腕前面の表層にあって、この部の膨隆を形づくる。

〔起始・経過〕長頭:肩甲骨の関節上結節から起こり、肩関節包内で上腕骨頭の上にそって外側方にゆき、次いで下方に向かって結節間溝中に入り結節間滑液鞘につつまれ関節腔を出て筋腹に移行する。短頭:肩甲骨の烏口突起からおこり、下方に走って間もなく筋腹に移行する。

〔付着〕両頭は、合して紡錘形の筋腹をなし、次いで強い腱となり橈骨粗面につく。また、腱の一部は薄い上腕二頭筋腱膜となり、内側方に向かい前腕筋膜に放散する。

〔作用〕長頭は前腕を外転し、短頭は前腕を内転する。この筋が全体として働くときは前腕をまげ、かつこれを回外する。

〔神経支配〕筋皮神経

〔血管支配〕腋窩動脈および上腕動脈

2.烏口腕筋(旧名:烏啄腕筋)

円柱状の短い筋で、筋腹は筋皮神経に貫通される

〔起始・経過〕肩甲骨の烏口突起(上腕二頭筋の短頭とともに)から起こり、上腕二頭筋の内側にそって下方に向かう。

〔付着〕上腕骨の中央部で小結節稜の下方

〔作用〕上腕を挙げ、かつこれを内転する

〔神経支配〕筋皮神経

〔血管支配〕後および前上腕回旋動脈

3.上腕筋

広い扁平な筋で、上腕二頭筋の下層にある

〔起始・経過〕上腕骨の前面で三角筋付着部の下方、ならびに内側および外側上腕筋間中隔、肘関節包の前面から起こり、下方に向かう

〔付着〕尺骨の鈎状突起、尺骨粗面、肘関節包の前面

〔作用〕肘関節を曲げる

〔神経支配〕主として、筋皮神経(C₅、C₆)、外側部は橈骨神経(C₇)

〔血管支配〕上および下尺側側副動脈、上腕動脈枝、橈側反回動脈

(引用 日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著)

前腕は回外・回内、上腕は外旋・内旋を繰り返し胸と肩甲骨は押し出されて・押し出してを繰り返している。それぞれの内と外のパターンは波のように伝達される。

まだまだ私の身体は固いので小波。

いつかビッグウエーブを体感したいものだ!

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2006年12月 9日 (土)

腸脛靭帯

・大腿の外側部は、大腿筋膜のうちで最も強く、これに大腿筋膜張筋および大殿筋の一部が付着する。この部から下方を特に腸脛靭帯といい、腸脛靭帯の下端は脛骨の外側顆につく。

・大腿筋膜張筋

大腿筋膜を張る扁平な筋で、中殿筋の前にある

〔起始・経過〕上前腸骨棘から起こり、大転子の前をへて腸脛靭帯にうつり、下方にむかう

〔付着〕脛骨の外側顆

〔作用〕大腿筋膜を張り、下腿を伸ばすと脛骨を外転する

〔神経支配〕上殿神経

〔血管支配〕外側大腿回旋動脈

引用日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

小学校のマラソン大会があった。低学年は700~800メートルの公園の池の周りを1周、高学年は2週する。低学年の息子は子供らしく全力疾走するもゴール寸前で力尽きて2位だった。

走りは右足左足の回転速度により速いか遅いかがきまる。いかに左右の切り返しを速くするのかが走りの極意だと思う。

速い切り返しは右股関節→右肩甲骨→左股関節→左肩甲骨→右股関節の順でのスムーズな連動が求められる。

左右の股関節に乗り込む際のブレーキを極力押さえ前進する力を通す。ブレーキを極力抑える為には腸脛靭帯・大腿筋膜張筋の使い方を工夫しなくてはいけない。

大腿筋膜張筋の作用は解剖学書により「股関節を屈曲、外転、内旋する。大腿筋膜を前頭方に引く。」などいろいろ書かれているが、私は金子丑之助先生の「〔作用〕大腿筋膜を張り、下腿を伸ばすと脛骨を外転する」という書き方が好きだ。

私は息子の走りを黙ってみている。

5~6歳ぐらいまでは私が見ても良い走りだなと思えたが、小学生に上がってからは大人のような効率の悪い身体の使い方が入ってきた。

何故だろうと観察しつつ、口出ししたい気持ちを抑えている。

私の背中から何か感じ取ってくれないかな~。とひそかに期待しているが・・。

遠くから見守るのも結構大変。^^;

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2006年11月 7日 (火)

肩鎖関節

柔道、ラグビー、アメリカンフットボールなどで肩から転倒し肩鎖関節を脱臼することがある。

肩鎖関節って!?

肩峰関節面と鎖骨肩峰端関節面との間に成立する半関節であって、関節円板は不完全な場合が多い。

付属靭帯:

  1. 肩鎖靭帯:関節包の上面に張る
  2. 烏口鎖骨靭帯:肩甲骨の烏口突起から、鎖骨の円錐結節にいたる。前外側部の菱形靭帯および後内側部の円錐靭帯(三角形を呈する)に分けることができる。両靭帯の間に鎖骨下筋がみられる。(参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著)

脱臼とは関節に外力が加わり、正常範囲以上の肢位を矯正され、関節面相互の解剖学的位置関係を失った状態をいう。

肩関節は知っていても肩鎖関節にピンとくる人は少ないだろう。胸郭を包む鎖骨、肩甲骨のイメージができたら腕の動かしどころが変わる。

ポイントは肩甲骨をおとすこと。

ダンス用語でいうとテンション(力み)を抜いてボディートーンを保つ!?

力んで肩甲骨が上がらないように注意!

です。

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2006年11月 6日 (月)

頚神経叢

家内の車のタイヤが釘を踏んでパンクした。

タイヤ交換をしついでに他のタイヤに空気を入れた、車高が高くなって浮いたような感じ、自転車や一輪車の空気を入れたときと同じ感覚。

「人」にも空気を入れたときのようなポイントがあります。

どこでしょうか?

力みの多い状態で立っていると空気が抜けたときのように足裏の接地面が多くなります。(動きにくい状態)

しかし、空気を入れると足裏が浮き上がる。(動きやすい状態)

頚神経叢は頚部とその隣接部を支配している。C₁~C₄の前枝で構成され、胸鎖乳突筋に被われて側頚部にある。その枝の主なものをあげると

皮枝:-

⑴小後頭神経→後頭部

⑵大耳介神経→耳介の後部および耳下腺の付近

⑶頚横神経→側頚部および前頚部

⑷鎖骨上神経→鎖骨の上下および肩

これらはいずれも胸鎖乳突筋の後縁から皮下に現れ、⑴は胸鎖乳突筋と僧帽筋との間を斜めに後上へ、⑵は胸鎖乳突筋の表面を上の方へ、⑶は胸鎖乳突筋の表面を前の方へ、⑷は数枝に分れて鎖骨の表面を下の方へ走り、全体として放射状に分散して上述の各分布区域の皮膚に行っている。

筋枝:-後頚筋群に枝を与えるほか、副神経と吻合して胸鎖乳突筋と僧帽筋に、また頚神経ワナとして舌下神経と吻合しながら舌骨下筋群に枝を送っている。-このほか頚神経層の筋枝として横隔神経をあげなければならぬ。これはC₄を主体にその上下の頚神経1~2本から成る。頚神経層を出ると前斜角筋の前を下って胸腔に入り、心嚢と縦隔胸膜の間を通って横隔膜に達し(そのとき、肺門の前を通るが、迷走神経は肺門の後を下がるから注意せよ)、その筋に分布している。途中で心嚢と胸膜にも知覚枝を送っている。(参考人体解剖学医学博士藤田恒太郎著)

「力み」は人が無意識の内に身体を安定させようとしておこる場合が多い。

「力み」は神経や血管を圧迫したり動きを制限したり身体を固めてしまう。

空気を入れて「力み」をとる必要がありますね。^^

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2006年11月 4日 (土)

腕神経叢

「肩甲骨を動かせますか?」

へ!?

肩甲骨って動くんですか~~ぁ?

多くの人は子供の頃、肩甲骨を動かしていたのに、大人になると肩甲骨は動かないものだと思っている。

「天使の羽!ありませんでしたか~?」

肩甲骨は動かさなくなると身体の調子を崩します。

動きのない肩甲骨は胸と背中のバランスを崩し腕神経叢を圧迫します、肩から指先の症状の原因になっていることも少なくありません。

腕神経叢は上肢全体すなわち自由上肢と上肢帯とを支配する強大な神経叢である。上肢帯にはその所属筋として浅胸筋と浅背筋が付属しているから、腕神経叢の運動枝は皮枝よりもさらにその分布範囲が伸びて胸背部の表層までおよんでいる。C5~C8の前枝とC₄・Th₁の前枝の一部とから成っている。全斜角筋の後を通り、上中下の3束を作って下外側の方に下り、鎖骨下動脈の上側に沿って、鎖骨の後下から腋窩におよんでいる。これから出る抹消枝を鎖骨上部と鎖骨下部の2群に分けるが、意味がないと思うので、本書では胸背部と上肢帯にゆく筋枝群と自由上肢を支配する抹消枝群とに分けて記したい。(参考人体解剖学医学博士藤田恒太郎著)

肩甲骨が動くということは胸鎖関節が動くということ。

身体は動かすべきところから動かしたいですね。^^

肩甲骨

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2006年10月27日 (金)

胸鎖関節

腕の付け根はどこですか?

えっ!

肩でしょっ!!!

多くの方が肩関節から動かしている感覚で胸鎖関節から腕を動かしている感覚がない。

ダンスをやられている方は胸から挙げなさい!

と、指導されるそうです。

  • 胸鎖関節
  • 鎖骨の運動:胸鎖関節の運動範囲は広く、その助けによって上肢の自由運動が行われる。鎖骨は肋鎖靭帯を支持点として、その肩峰端の楕円運動(上下に約8cm、前後に約10cm)を行う。(参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著)

私もトレーニングをはじめる前は胸鎖関節から腕を動かす感覚なんてなかった。^^;;;

動き始めは胸鎖関節が錆付いているかのようなギシギシとした気味の悪い音・・。

関節が固まっていたんだ・・。

そりゃ~肩関節だけに負担させていれば五十肩になるわな。(反省^^;;)

今では鎖骨がくっきりと!

(女性なら鎖骨美人!?)

首~肩~腕~手におこる症状はさまざまで、いろいろな病名がつけられる。

治りの悪い人は基本的な動きのメカニズムを見直してみると思わぬところに原因が見つかるかもしれません。^^

ところで肩を挙げる筋肉は???

おっと・・。

解剖書に作用として書かれていない筋肉です。

動かす感覚がわかった方はひとりでニソニソしてくださいね。^^

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2006年10月26日 (木)

ヒップ・ジョイント(股関節)

股関節はどこですか?

「う~~ん・・・」

「ここですか?」

「股」という漢字のイメージから股付近の大腿部をイメージしている方が多い。

股関節Hip-jointは、寛骨臼と大腿骨頭との間にできる臼状関節である。球関節に比し、運動性は著しく制限される。股関節の屈伸運動の横軸は、大腿骨頭の中心と大転子の頂点とを結ぶ線に当たり、起立位においてこの線と直角に大腿骨頭を通ずる延長線は大腿骨下端の膝蓋面にいたり、さらに脛骨上端の顆間隆起から脛骨中に入り、その中心軸を下って下関節面を出て距骨に入る。この線が、すなわち下肢の回転軸で、大腿骨体との間に6度の角をなし、起立位における人体の垂直線とも平行しない。大腿骨軸とのなす角は174度である。(参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著)

股関節はヒップジョイントと呼ばれるように「お尻のえくぼ」にある「お尻の関節」である。

お尻のえくぼ???

ありませんかぁ~。

日常的に十分な股関節運動のある方は「お尻のえくぼ」がわかると思います。

開脚がやわらかいのに「お尻のえくぼ」がありませ~~ん。。。

股関節動かしてますよ!

股関節は球関節ほどではありませんが臼状関節なので動きの方向が多いのです。

動かしていると思っていても、動かしていない方向があります。

「お尻のえくぼ」がない方は?

日常的に股関節運動が不足しています・・。

不足している方、悩みはありませんか・・。

不快な症状はありませんか・・。

「お尻のえくぼ」は健康印!

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2006年10月23日 (月)

竹馬とヘルニア

椎間円板:上下にならぶ2椎骨体の間にあって、椎体の形状に一致した形の線維軟骨からできる。椎体との結合は、両者の間に更に薄い硝子軟骨があって補強される。椎間円板の周囲部を線維輪、中心部を髄核という。線維輪はらせん状に走り互いに交叉する結合組織束からでき、軟骨基質および軟骨細胞は少ない。髄核は膠様組織からでき、胎生期に脊索をなした部分である。(参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著)

泣きべそをかきながら竹馬に挑戦している息子みていてジーンときた。自分の目標距離を達成できなくてくやしくて仕方がなかったそうだ。1時間かけてようやく目標距離に到達し満足げ。^^

1時間様子をみていて失敗する理由がよくわかった。

  • 前進するのに必要な骨盤前傾が骨盤後傾。
  • 左右の軸移動がスムーズにおこなわれず片方に体重が残っている。
  • 片足の内旋が強く竹馬が回転してしまう。

ポイントを説明しながら竹馬に乗って見せたが、達成後のアイスクリームが美味くてそれどころではないようだ。^^;

(まーいっか^^;;;)

竹馬の失敗理由は私たちの日常生活にも見られる。

例えば『椎間板ヘルニア』、どうして髄核がはみだすのでしょうか?

ヒントは上のどこかに書いてあります。^^

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2006年10月21日 (土)

関節マッサージ

みょうがさん、luneさん、ありがとうございます。

書きたいことはたくさんあるのですが、その方向性を貫けなくなってきました。

(単に文章力がない。^^;)

1年前は自分の周りの余分なものが抜けてシンプルになったような気がしたのでブログをかきはじめたのですが・・。

まだ!修行が足りません。

足の甲の擦り傷はようやく治ってきました。

(思ったより傷が深かったみたい)

傷口は修復の際に縮み、指の握りや足首の底背屈のときに違和感を与えます。数日、動きの少なかった足根骨や足関節は久しぶりの可動に喜びをかくせません。

(気持ちいい~)

関節付近には筋肉の起始、停止部が多く縮んだ筋肉をほぐすのに優れたポイントです。関節マッサージはリンパ、血液の流れをよくし、神経の伝達を活発にします。傷口の影響を受けているゆがみに関節マッサージ!

(久しぶりに自分にマッサージしました。^^)

怪我や症状がなかなか治らない場合は症状部位より離れたどこかにゆがみを作っている場合が多いです。

関節マッサージでゆがみを戻しましょう!

◇滑膜性の連結(関節)=可動結合◇

可動結合とは、結合すべき両骨端の間に一定の間隙があって全く分離され、さらに特殊な装置をそなえ、それによって骨間に行われる運動を安全かつ自在ならしめるもので、ふつう関節と名づけられるものである。(参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著)

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2006年8月25日 (金)

体幹(胴体)と上下肢体筋

体幹(胴骨)と自由上下肢を連結し仲介する上肢帯と下肢帯について

上肢帯は肩甲骨と鎖骨、下肢帯は寛骨でこれを動かす上肢帯筋と下肢帯筋をまとめてみる。

上肢帯筋は外上肢帯筋(三角筋)、後上肢帯筋(棘上筋・棘下筋・小円筋・大円筋)、前上肢帯筋(肩甲下筋)に区分される。

下肢帯筋は寛骨内筋(腸骨筋・大腰筋・小腰筋)、寛骨外筋(大殿筋・大腿筋膜張筋・中殿筋・小殿筋・梨状筋・内閉鎖筋・双子筋・大腿方形筋・外閉鎖筋・に区分される。(参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著)

解剖学は、上肢帯・下肢帯と自由上下肢骨の連結と仲介がメインになっている。しかし、身体操作を考えるとき、体幹と上肢帯・下肢帯の連動が必要となる。上肢帯では鎖骨を動かす筋肉、肩甲骨と体幹を連動させる筋肉、下肢帯では大腰筋を除いて寛骨と体幹を連動させる筋肉が必要である。

体幹筋は後体幹筋と前体幹筋に区分される。上肢帯・下肢帯と体幹を連動させる筋は何であろうか。

後体幹筋(背中の筋)である。

では、後体幹筋(背中の筋)を動かす核になる筋は?

大腰筋と腰方形筋も加えたい。腰方形筋は前体幹筋の腹部の筋で後腹筋に区分される。腰と腹の深部筋が重要である。

しかし、深部筋を意識して動かすのは至難の技、逆に腹と腰を固めてしまう恐れがある。前体幹筋と後体幹筋のバランスを保つのが重要。

実際、身体操作を考えてみると第一関門は上肢帯・下肢帯を動かすこと、上肢帯筋・下肢帯筋を動かしているつもりで末端の手足で動いている場合が多い。

上肢帯筋・下肢帯筋を動かすには?

肩甲骨・鎖骨、寛骨を動かす・肩関節、股関節を動かす。

動かすときのポジションは「骨盤を立たせた(おこした)位置」。

骨盤が立って腰と腹の位置が収まり体幹部ができあがる。

例えば、開脚をして爪先をたてたまま、上体を床に倒し腹をつけてみる。股関節の外転、外旋、屈曲、そして寛骨(下肢帯筋)が動いたといえる。

骨盤を立たせる感覚が掴めてくると下肢帯はもちろんのこと上肢帯までその変化は波及する。体幹(胴骨)と自由上下肢を連結し仲介する上肢帯と下肢帯は「骨盤おこし」からはじまる。

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2006年8月22日 (火)

体幹部(胴体)を作る

胴骨に、椎骨、肋骨および胸骨が属する。

上肢骨は、胴骨と連結する上肢帯(肩甲骨と鎖骨からなる)と、その末端につづく自由上肢骨(上腕骨と2種の前腕骨と手の骨からなる)とに分けられ、左・右両側合計64個の骨と数個の種子骨をもっている。

下肢骨は、上肢骨におけると同様に、体幹との連結を仲介する下肢帯(左右の寛骨からなり、仙骨、尾骨とともに骨盤を形成する)とその遠位に連なる自由下肢骨とからできる。

参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著

胴:動物の、首と手足とを除いたからだの中間部。身体の幹部。胴体。

胴体:からだの、胴の部分。

辞書参考

「胴体」について確認してみることにした。

どこからどこまでが胴体なのか?

辞書、骨学の両面から確認してみると私にはとてもわかりやすかった。体幹部と上肢帯・下肢帯と手足の3つのパートに分けることができた。

そこで、筋学を照らし合わせてみる。骨格筋は体肢筋(上肢の筋、下肢の筋)と体幹筋に分けられる。体幹筋は後体幹筋(背部の筋、尾骨の筋)と前体幹筋(頭部の筋、頚部の筋、胸部の筋、横隔膜、腹部の筋、尾骨の筋)に分けられる。

上肢帯・下肢帯に関する筋は上肢の筋、下肢の筋に区分されている上肢帯筋と下肢帯筋である。上肢帯筋は位置に従って外上肢帯筋、後上肢帯筋、前上肢帯筋に区分されている。下肢帯筋は寛骨筋あるいは骨盤筋ともいい、さらに寛骨内筋(腸腰筋)と寛骨外筋(殿筋)とに分けられる。

胴体の力を手足に伝えるには?

体幹筋→上肢帯筋・下肢帯筋→手足の筋

流れだけを目で追ってみるととても単純だが、体幹筋をどうすれば上肢帯筋・下肢帯筋が仲介して手足の筋に伝わるのか。それとも上肢帯筋・下肢帯筋が体幹筋の力を手足に伝えるのか。トレーニングのイメージ次第で流れが変わってしまうので注意したい。

私が体幹部で注目しているのは前体幹筋と後体幹筋の関係である。骨学からみて椎骨、胸骨、肋骨、肩甲骨、鎖骨、寛骨の位置関係の乱れ、体幹筋がアンバランスになっていることだ。この位置関係の乱れ(ポジション)、体幹筋のアンバランス(力の入力)は私のトレーニングの中でも重要な位置を占めている。

身体操作を考える上で体幹部(胴体)を作るということは重要である。

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2006年8月 4日 (金)

大黒柱の叫び

仙骨〔旧名:薦骨〕は、5個(しばしば6個)の仙椎とこれに付属する肋骨片と靭帯が癒合したもので、脊柱中最大の骨に属し、骨盤の後盤をなす、楔状を呈し、その上方は広く仙骨底(あるいは上端面)といい、下方は狭く仙骨尖(あるいは下端面)という。仙骨の厚さも上方から下方にゆくにつれ減少し、かつ前方に向かって彎曲する。仙骨に、仙骨底、仙骨尖、前面および後面を区別する。

参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著

仙骨は背骨の要になる重要な骨である。

骨盤が後傾すると仙骨も後傾する。

後傾した仙骨は上体のたわんだ重みを一身に受けることになる。

すると、仙腸関節は後傾の可動域いっぱいに固まり関節の可動性を失う。

やがて仙骨は起き上がることなく胸腰椎が動きを代償することになる。

脊柱本来のS字湾曲から不自然な湾曲へと変わり身体の大黒柱となるべく脊柱はその役割を失っていく。

大黒柱を失った身体は頭、肩、胸、股を収めることができなくなって骨、関節の役割を失う。

最後の頼りは筋力であるが、すべてをまかないきれずに身体を固めていく。

筋肉を支配している神経はその負担を察知して痛みや症状を自覚させる。

痛みや症状の自覚は大黒柱の叫びである。

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2006年7月19日 (水)

腹圧

外腹斜筋

斜走筋のうち、最も外層をなす。

〔起始・経過〕第5~第12肋骨の外面からおこり、筋束はほとんど平行して斜めに前下方に走り、腹直筋の外側縁に近い所で腱膜に移行する。

〔付着〕腸骨稜の外唇の前半、鼡径靭帯、白線。

〔作用〕胸郭を引き下げ、脊柱を前方および同側に曲げる。また、胸郭を固定すると、骨盤を引き上げて腹圧を高める。

内腹斜筋

内腹斜筋のほとんど全部は外腹斜筋に被われる。筋線維の方向は外腹斜筋と逆に走る。

〔起始・経過〕鼡径靭帯、腸骨稜の中間線、胸腰筋膜の深葉から起こり、前方に向かって扇状にひろがる。その大部分は下外側方から内側上方に向かい、腹直筋鞘外縁の近くで腱膜となり、2枚に分かれて腹直筋鞘の前・後両葉に入る。

〔付着〕下位3肋骨の下縁、腹直筋鞘、白線。

〔作用〕前者に同じ。

腹横筋

内腹斜筋に被われ、最も深い層をなす。

〔起始・経過〕第6~第12肋軟骨の内面、胸腰筋膜、腸骨稜、腸骨稜の内唇、鼡径靭帯の外側部から起こり、筋束は前方に横走する。

〔付着〕外側に向かって凸弓形線をなす半月線を境として、腱膜に移行し、腹直筋鞘につく。

〔作用〕下位肋骨を下に引き、腹圧を高める。

参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著

私はトレーニングで「腹を作る」ことにこころがけている。

「腹を作る」とは最大限に腹圧をかけれる状態にすること。

腹圧をかけれる状態は身体の要である「腰」を理解することにつながる。

「腰を落として、腰を入れて」という動作は骨盤を立たせる(おこす)ことがポイントになり、骨盤を立たせる(おこす)ことで腹圧をかけれる状態になる。

腹圧がかけれると何がよいのか?

体幹部の力を手足に伝えることができるので、手先足先のみの力のかけかたと違って身体の能力を十二分に発揮することができる。

「腹圧」の弱い人は、腹に脂肪がついたり腰痛や内臓疾患で悩んでいる人が多い。

  • 腹直筋、腹斜筋、腹横筋、大腰筋などの動きが少ないために脂(あぶら)がのりやすい。
  • 体幹部の力を上手く使うことができないため腰椎椎間関節に負担をかける。
  • 骨盤と胸郭により内臓器に不自然な圧迫がかかり続ける。

これらの問題を解決し身体をよりよい状態に変化させるためには、自分の骨盤と胸郭の位置、腹部や腰部の筋の状態を理解した上でトレーニングをしなければいけない。

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2006年7月 7日 (金)

代謝

七夕です。

願い事は「動ける身体になりたい!」と書いた。

雨の予報も曇り空。

木曽三川公園の東海広場で2キロコースを2週ジョギングで汗を流す。

代謝を高める為に動きの中で身体に聞いてみる。

返事はない。

代謝とは、生体を構成する各細胞がその環境から素材を得て、化学反応によってそれらを変化させていく経路のことをいい、いくつかの基本となる経路とそのネットワークによって構成されている。たとえば、解糖系、糖新生、クエン酸回路、尿素回路、脂質代謝系、核酸合成などが基本となる経路である。これらの経路では多数の酵素や膜輸送担体が働き、その機能は多くの因子によって複雑に調整されている。

参考生体の調節システム

代謝は複雑に調整されていてよくわからないことが多い。しかし、正常にスイッチを入れることができれば現状よりも代謝が高まるはずである。

私にできることは体幹部をスタートポジションに近づけること。代謝調節系が働きやすい環境を作ることである。

最近は「ダイエット」が注目されているが、美容や健康の本当の目的を探りたいものである。

身体って複雑ですね。^^

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2006年6月29日 (木)

正中神経

正中神経:上腕動脈とともに上腕の前尺側を上腕二頭筋の尺側縁に沿って走り、下って肘窩に達し、さらに前腕屈側の浅深両筋群の間を通って手掌に入り、放射状にその終枝に分かれる。その経過中に数多の筋枝を出して、尺側手根屈筋と深指屈筋(尺側半)を除くすべての前腕屈筋群ならびに外側の手筋群を支配し、また皮枝は手掌の橈側半を支配している。

参考人体解剖学医学博士藤田恒太郎

正中神経の神経根はC₈~T₁、分布は皮枝:手掌で薬指を境とした橈側、筋枝:円回内筋・橈側手根屈筋・長掌筋・浅指屈筋・深指屈筋橈側頭・長母指屈筋・方形回内筋・短母指外転筋・短母指屈筋・母指対立筋・第Ⅰ・第Ⅱ虫様筋である。

武術研究家の甲野善紀さんが棒術の際に「切り手」ということを説明していた。親指と人差し指を浮かせて小指側で握るそうだ。

これがヒントになり「すろー」ジョグに正中神経経路を取り入れてみた。握りなれていないせいなのか走っている最中、少し苦痛に感じた。しかし、30分走り終えてみると上肢帯の回旋可動域の変化があり、大成功!

日常生活では正中神経支配の指屈曲を多用する。しかし、正中神経経路に上手く伝達されないと腱鞘炎や変形性指関節症など症状の原因になる。手作業、ピアニストなど手、指先を酷使する場合、正中神経経路のトレーニングが作業効率、パフォーマンスを高めるだろう。

手、指先の正中神経ポジションをどう作るのか?

今後も考えていこうと思う。

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2006年6月21日 (水)

坐骨神経

坐骨神経:人体中最大の神経で、ペン軸ほどの太さがあり、抹消までの長さは1メートル以上もある。梨状筋の下で下殿神経とともに大坐骨孔を出て、大殿筋と大腿二頭筋の長頭とに被われて大腿の後側を下り、筋枝をすべて大腿屈筋群に与えたのち、膝窩のやや上方で総腓骨神経と脛骨神経とに分かれる。

参考人体解剖学医学博士藤田恒太郎著

ハムストリングスは大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋のことをいう。その中の大腿二頭筋は長頭と短頭が合わさった強靭な筋である。神経支配は長頭が脛骨神経、短頭が総腓骨神経でともに坐骨神経経路である。

坐骨神経経路の筋肉をいかにしてトレーニングするのか?

大腿前面に力が入りすぎてしまっては失敗。

トレーニングに成功すればパフォーマンス向上の鍵になるのだろう!

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2006年6月16日 (金)

仙腸関節

今年の目標は仙骨操作、そして脱皮。

もう1年の半分が過ぎた。

仙骨操作って!?

仙腸関節は半関節。

一般的には可動性の少ない関節。

解剖書には書かれていないことや間違っていることがある。

その先は自分の感覚が必要。

と教えてもらった。

歩行時、仙腸関節の可動性はついたが開脚時、仙腸関節の可動性はまだだ。

人には「あきらめるな!」といってるくせに、「これ以上動くのか?」考えてしまう。

動かせばわかる!

淡々と進んでいける強い精神力があれば・・。

そのくらい開脚できれば充分よ。

充分な人がいれば、そうでない人もいる。

ゴール設定には個人差がある。

私のゴール設定。

この壁がどれくらの壁なのかわからない。

越えてしまえばどってことはない壁。

大切なのは日々の積み重ね。

だからあきらめない。

越えた時、広がる世界を楽しみにしているから。

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2006年5月16日 (火)

「爪先やや外向き」

立つ時、歩く時の爪先の向きはやや外向きが良い。解剖学的にも「爪先やや外向き」が自然である。

爪先をやや外向きにすると骨盤力(お尻の力)が優先する。そして、骨盤力が末端部、足のほうへ伝わる。

しかし、爪先を外向きにすると「ガニマタ」になってしまうと思われる方が多い。一般的に爪先を前に向けることが足を真っ直ぐにすることだと思っている方が多いのではないか。

爪先が前もしくは内向きになってしまうと骨盤力(お尻の力)が利きにくくなり、大腿四頭筋(特に大腿直筋)やふくらはぎ(下腿三頭筋)でがんばってしまう。すると、足は疲れやすく、むくみやすい。

踵を股関節幅にして爪先をやや外向きに立つ。歩く時は踵の股関節幅を保つようにする。もし、股関節幅に違和感がある方は進行方向に一本ラインをイメージし「爪先やや外向き」をキープしながら踵で一本のラインを踏むようにして歩くと良い。

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2006年5月11日 (木)

胸腰筋膜

胸腰筋膜(旧名:腰背筋膜):腰背部にある厚い強靭な筋膜で、浅葉および深葉からできる。

浅葉(後葉):背筋の浅・深両層の間に張り、僧帽筋、広背筋および菱形筋の下、脊柱起立筋の背側に位し、内側方はすべての椎骨の棘突起、棘上靭帯および正中仙骨稜に、外側方は肋骨角に、また上端は上項線に、下端は腸骨稜および仙骨の後面につく、なお、この筋膜の腰部は背筋の浅層がないので皮下に現れ、著しく厚くなって胸腰筋膜の腱様部となる。腱様部の上方の大部分は広背筋および下後鋸筋の、また下方は大殿筋の一部の起始となる。浅葉は脊柱起立筋の外側縁で深葉と癒着する。

深葉(前葉):深胸腰筋膜または腰肋筋膜ともいい、背筋の前面に位し、第12肋骨、すべての腰椎の肋骨突起および腸骨稜の間に張り、深背筋ことに脊柱起立筋と腰方形筋とをへだてている。深背筋腰部の外側縁で、浅葉と癒合してこれを鞘状につつみ、同時に内腹斜筋および腹横筋の起始をなす。

参考日本人体解剖学医学博士金子丑之助著

股関節を支点にして体幹部を屈曲せずに腰を支点にして体幹部を折り曲げてしまうと腰椎部に負担がかかる。いくら腰背部に強靭な筋膜(胸腰筋膜)があっても耐え切れるものではない。

荷物などを持ち上げる時や前かがみの作業をする時に「腰を入れて!」という。

「腰を入れて!」とは股関節を支点にして腰で折り曲げないようにするためである。腰を支点にすると体幹部の力を上手く末端に伝えれないし、何より腰を痛めやすい。

感覚の良い人は何気に股関節を支点にしている。私は鈍いタイプだったのでトレーニングで股関節を動かす感覚に気づいた。気づいたといっても股関節周囲の筋肉で動かせない部分が沢山あるので、今後もコツコツとトレーニングを続けていくつもりだ。

腰を入れる操作は四股立ちや股割り、開脚などで育てることができる。基本的なトレーニングは地味で辛いが、基本に勝るものはないと思っている。

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2006年4月22日 (土)

骨盤の発育とポジション

骨盤の発育

小児時代までは、男・女ともに骨盤は小さく性差は著明でない。すなわち新生児骨盤は著しく小さく、その腔も狭い。仙骨は比較的大きいが、岬角の形成が弱い。腸骨翼の開きが少なく、左・右両側の閉鎖孔は近く相寄っている。そののち、下肢の発育に伴って次第に骨盤の形態にも相違を来たすが、ただ幼形を保つだけで何等の性差を認めない。10歳以後になり、はじめて男女間に相違を認め、男では幼形骨盤は平等に発育し、女では次第に女性的変形を加え、ことに、思春期以後にはその度が著明となり女性特有の形態を完成する。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

子供の頃の日常生活態度の乱れは発育過程を乱すと共に動作を鈍くする。例えば「座る」にも正しいポジションがある。骨盤の位置は真っ直ぐでなくてはいけない。骨盤を真っ直ぐにする感覚が身に付けば発育過程を乱すことはないだろう。

骨盤を真っ直ぐにする感覚は骨盤前傾と骨盤後傾の間にある。ある程度、股関節の可動域が必要だが、子供の頃から日常生活態度が正しいポジションにあれば大人になっても可動域を維持することができる。股関節可動域がある程度あるということは骨盤を真っ直ぐにする感覚があるということである。

骨盤感覚は筋肉感覚を研ぎ澄ます。ハムストリングスと大腰筋の関係・大腿四頭筋(大腿直筋)と脊柱起立筋の関係など。私は骨盤力という言葉をよく使っているが骨盤感覚ということでもある。骨盤力は体幹部から四肢を上手く動かすことができ動作をスムーズにする。

身体の発育には規則正しい日常生活態度が必要であり規則正しい日常生活態度は元気な子の源となる。だからこそ昔の躾(しつけ)は厳しかったのかもしれない。

骨盤力をつけるトレーニングで気づいたことがある。開脚をして腹をつけてからロールオーバーをする。この時、骨盤力を使って骨盤を前傾させると動きがスムーズになる。自分の動きを見直すことは身体と頭をやわらかくすることであり自分自身の躾だと感じている。もしかしたら大人でも発育を続けることができるのかもしれない。

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2006年4月14日 (金)

軸とアンパンマン

大頬骨筋

〔起始・経過〕頬骨弓中央部の外面、頬骨側頭縫合の辺から起こり、前下方に向かう。

〔付着〕一部は口角、一部は上、下両唇に入る。

〔作用〕口角を上外側方にひく。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

元気な子はアンパンマンのようにほっぺが満丸でテカテカしている。大頬骨筋の作用によって素敵な笑顔をみせてくれる。泣き顔は上唇挙筋(小頬骨筋・上唇鼻翼挙筋)、不平顔は口角下制筋などの作用による。笑顔や泣き顔はほっぺの筋肉をよく使い、不平顔は口の下の筋肉を使うのである。だから、元気な子はほっぺのつやがよい。

トップダンサーやトップアスリートには素敵な顔つきの人が多い。それはしっかりとした軸に頭をバランスよく乗せているので、表情筋なども活発に作用する。逆に猫背で不平が多い人は表情筋の働きが悪いので顔のつやが悪い。顔のつやが悪いと一生懸命にフェイスマッサージをしたりメイクをしたりしても軸の上にバランスよく頭を乗せ表情筋を活発にしなければ上辺を取り繕うだけである。

軸や姿勢などは気持ちを表したりもするので素敵な笑顔の第一歩は身体を動かしてみること。気持ちも身体も笑顔にしたいものです。

Anpan

それゆけ! アンパンマンホームページ

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2006年3月23日 (木)

指の使い方(ペダルを吸いつける)

長母趾屈筋

〔起始・経過〕腓骨の後面(下方2/3)、下腿骨間膜後面の下部から起こり、長趾屈筋の外側にそって下り、その腱は距骨の後突起の溝を通り、踵骨の載距突起の下を通り足底に出て前方に進む。

〔付着〕母趾の末節骨の底につく。

〔作用〕母趾を底側方にひく。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

足の指を手の指と同じように動かそうとしても思ったようには動かない。それは、日常生活の中にそのような習慣がないからだ。足の指の運動不足は魚の目やタコ、外反母趾や下半身ぶとり、冷え性などの体質的なものにも関連したりする。

私はトレーニングで足の指から体幹部までを連動させるように意識している。自転車で走る時も一輪車で走る時も足指、下腿、大腿、臀部、背部を連動させるようにしている。

足指の中でも母趾の意識が難しく感じている。地面から摘み上げるような感覚、ペダルを吸いつけるような感覚はトラック競技場、床、畳、ペダルなど場所が変わっても共通感覚でありパフォーマンスの出来を左右する要素の一つである。

連動させるポイントは神経支配にあわせて動かすことである・・。

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2006年2月 9日 (木)

弓を射る

脊柱の長さ

日本人♂751.3~751.9mm. ♀685.3~705.9mm.で、身長との比は47.3~47.4%である(植苗、長谷部)。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之著

前に押し出す力は身体を弓のように使う。

四股立ちをする時、両踵から骨盤が「弓」、ハムストリングスが「弦」、体幹部が「矢」。

「弦」をひき張るには「弦」のテンションが必要で、「弓」「矢」は丸まっていても反らしていても捻じれていても「弦」の力が上手く伝わらない。

弓を射る時、矢と身体が一体にならなくてはいけない。

私に必要なことは、体幹部のポジションをどうつくり、ハムストリングスのテンションをどう高めるのかということ。

骨盤力の強化から考え中。。。

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2006年2月 3日 (金)

「美脚」

大腿筋膜張筋

大腿筋膜を張る扁平な筋で、中殿筋の前にある。

〔起始・経過〕上前腸骨棘から起こり、大転子の前をへて腸脛靭帯にうつり、下方に向かう。

〔付着〕脛骨の外側顆。

〔作用〕大腿筋膜を張り、下腿を伸ばすと脛骨を外転する。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

足の捻れた使い方は身体に歪みをつくる。

捻れた使い方とは「力み」を所々に入れた使い方だ。

所々に入れた「力み」により足が捻れ、それを補うように身体は捻れる。

身体の捻じれは上半身・下半身のアンバランスなどをつくりだす。

「力み」を入れない身体の使い方には「骨盤力」が欠かせない。

十分な「骨盤力」があれば足に「力み」を入れる必要がない。

「骨盤力」を鍛えて「美脚」になりたい。

「骨盤力」により本来の足の使い方ができれば速く走れるはず。

私は「骨盤力」により「身体操作」の理解を深めたいと考えている。

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2006年2月 2日 (木)

外側下腿筋

短腓骨筋

長腓骨筋に被われて、長趾伸筋の後方にある。

〔起始・経過〕腓骨の外側面から起こり、長腓骨筋の内側を垂直に下り、その腱は次第に長腓骨筋腱の前方に走り、外果の後方で長腓骨筋とともに共同の鞘につつまれ、次いでこの外側を進み踵骨の外面を通り腓骨筋滑車の上方で腱を固定する固有の腱鞘、すなわち上および下腓骨筋支帯の下を通る。上・下腓骨筋支帯はそれぞれ外果の後方および滑車の上方を通る。

〔付着〕第5中足骨粗面につく。

〔作用〕足を底側方に屈し、足を固定すると下腿および大腿を後方にひく。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

雨の日が続き、久しぶりに気持ちの良いお天気だった。軽めだがアイドリングとバック走行の練習をした。練習をしなかったわりにはバック走行の時、補助の手を握りつぶすことがなかった。^^

左の外側下腿筋の力み抜きは苦手だが、力み抜きの意識の継続により股関節との連動がスムーズになりかけているような気がする。

もっと、骨盤力を強化したい。

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2006年1月31日 (火)

バランス

下腿三頭筋

強大な筋で、2頭(内側頭、外側頭)からなる浅在の腓腹筋および深在のひらめ筋からできている

1)腓腹筋

〔起始・経過〕内側頭は大腿骨の内側上顆、外側頭は外側上顆から起こり、前者は外側下方へ、後者は内側下方へ斜めに下り、ともに合して幅の広い厚い腱となる。

〔付着〕ひらめ筋腱と融合して踵骨腱(アキレス腱)となり踵骨隆起につく。

〔作用〕足を底側方に屈し、踵をあげ、膝関節をまげる。足を固定するときは、下腿および大腿を後方へひく。

2)ひらめ筋

〔起始・経過〕脛骨後面のひらめ筋線、脛骨の内側縁、腓骨頭、および腓骨と脛骨との間に張るひらめ筋腱弓から起こる。

〔付着〕強大な広い終腱は、腓腹筋の腱とともに踵骨腱(アキレス腱)につく。

〔作用〕足を底側方に屈し踵をあげ、足を固定するときは下腿を後方にひく。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

長良川沿いにある道の駅クレール平田は地元野菜が人気でレジが行列だった。道を挟んだ河川敷はきれいな公園に整備されていて、おもしろ自転車の貸し出し、サッカーコート、散歩道など多目的な用途で使用可能、ぽかぽか陽気のせいでにぎわっていた。

私は補助をお願いして一輪車のバック走行の練習をはじめた。

スムーズに後方に進んでいくと途端にバランスを崩し補助の手を握りつぶす。(補助の方、すいません^^;)

アイドリング、バック走行の練習は乗車安定感が増すようで、サドルをもってスピードをあげていってもブレが少なくなる。

私の地域は一輪車が盛んではなく、大人が一輪車に乗っているのはとてもめずらしい。視線が多少気になるが、以前のように力が入ってバランスを崩すことは少なくなった。

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2006年1月24日 (火)

ウォーキング

小内転筋

大内転筋の最上部とみなされる筋で、しばしばこれと分離しがたい

〔起始〕坐骨下枝および恥骨下枝

〔付着〕大腿骨の粗線内側唇の上端および殿筋粗面の傍ら

〔作用〕大腿を内転し、これを屈しかつ外側方にまわす

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

  1. 歩行時、踵を踏んで第1趾(母趾)基節骨、第1趾(母趾)末節骨に乗り込むように歩を進める。
  2. 歩行時、踵を着いて母趾球(第1中足骨頭)で蹴って進む。

歩き方により動かす筋肉も違ってくる。

  1. の場合は大腿の裏、ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)を動かす。
  2. の場合は大腿前面内側、大腿四頭筋(大腿直筋)・内転筋群を動かす。

動かす筋肉により動きの効率が違ってくる。

  1. 効率が良い
  2. 効率が悪い

2.の場合は下半身がパンパンに太くなってしまったりして怪我が多くなってしまうので1.のように歩きたい。パフォーマンスの向上、ダイエット、健康目的には効率の良い歩き方がお勧めである。

歩く感覚は「スリッパをパタパタしないように歩く!」。

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2006年1月19日 (木)

ペダリング

長内転筋

三角形、扁平な長い筋

〔起始・経過〕強い起始腱をもって恥骨結合前面と恥骨結節とにわたる三角形の面から起こり、外側下方に向かって拡がる。

〔付着〕大腿骨の粗線内側唇の中部1/3につく

〔作用〕大腿を内転し、これを屈し、同時に外側方にまわす

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

一輪車が吹っ飛んだ。

気になって子供を見るとペダルを踏み込むようにして漕いでいる。

ペダルを踏み込む感覚は地面を蹴る感覚と同じで、一輪車は後方へ吹っ飛ばされる。

まだ、教えるには難しいかなと思いつつ足首の使い方を教えてみた。彼は足首を底屈(のばす)しながらペダルを回しているので、足首を背屈(まげる)ようにしてペダルを回すように言った。

しばらくは首をかしげていたが、慣れてくると漕ぎ方に変化があり安定感が出てきたので彼に聞いてみた。

どうちがうのか教えて?

全部で漕ぐ感じがする~~~~ぅ。^^

ペダリングの切り返しがスムーズになるようだ。蹴って或いは踏み込んでペダルを回す子は太ももが張ってくるので上達の妨げになるのだろう。

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2006年1月14日 (土)

顎と美容

咀嚼筋(咬合筋)

深部に位する筋で、深部筋とも総称され、4種を区別する。物を咀嚼するさいに下顎の運動をつかさどり、三叉神経第3枝によって支配される。すなわち、下顎の挙上は側頭筋・咬筋および内側翼突筋により、その後方移動は側頭筋の後部により、その前方移動は両側の外側翼突筋の同時的な作用によって行われる。また、一側内側翼突筋および外側翼突筋の運動によって、下顎の磨臼運動が行われる。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

我が家では食事の際に正座をしてよく噛んで食べることに気をつけてる。始めた当初は体重にも変化があったので意識も高かったけれど、身体が落ち着き始めた頃から意識が薄らいできた。

咀嚼筋は力みやすい筋肉で顎関節の可動域を制限してしまい顎関節症などの症状をおこしやすい。口を大きく開ける動作は表情筋にも関係していて、口の可動域は美容にも関連する。素敵な女性は良く噛んで食事をするはずである。

私の場合、顎は身体のトレーニングにも関連しているので気を引き締め直すいい機会だと思っています。

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2006年1月13日 (金)

素敵な女性

浅頭筋(皮筋)

脳および顔面頭蓋の表層にある浅い小さな筋で、骨から起こって皮膚につき、皮膚を運動させるので皮筋と命名された。この筋の状態は顔相を支配し、その運動は顔貌を変化させて喜怒哀楽などの表情を示すので表情筋とも呼ばれ、その運動のすべては顔面神経によって支配される。皮筋は多くの哺乳動物では分化すこぶる高度で、体幹の皮下に拡がって随時随所の皮膚を動かすことができるが、ヒトでは頭部の表情筋のほかに頚部の広頚筋、手の短掌筋があるのみである。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

家内が鏡に向かって不思議な顔をしていた。

話を聞いてみると表情筋をトレーニングしていたらしい。彼女も私と同様に身体のトレーニングを続けていて最近になって動くところが増えてきたらしく顔を動かすことに夢中になっていたようだ。

「部分やせ」がしたいと言うことを良く耳にするが身体というのは精神と同様の存在であって身も心も同時進行でなければ変化しにくいように思う。

素敵な女性のトレーニングは日常生活そのものが鍛錬の場なのかもしれない。

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2006年1月12日 (木)

私の忘れ物

示指伸筋(旧名:固有示指伸筋)

長母指伸筋の遠位方にあって、尺骨後面の遠位部に接着する。

〔起始・経過〕前腕骨骨間膜、尺骨の後面、尺側手根伸筋筋膜から起こって、長母指伸筋の尺側をこれと平行して下り、〔総〕指伸筋腱とともに伸筋支帯下の第4管を通って手背に出る。

〔付着〕第2指にゆき、〔総〕指伸筋の第2指腱とともに指背腱膜に移行する。

〔作用〕示氏を伸ばす。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

白鳥が舞い降りる直前、骨盤を右に左に振りながら股関節は外旋でバランスをとって着水する。

天使の翼(肩甲骨)も左右にスライドさせているのだろうか。

子供が両手を広げて一輪車に乗る姿を眺めていると白鳥の身体の使い方と重なる部分がある。文章では表せないが何となく白鳥の肩甲骨と骨盤の動きは、こんな感じかな。と。。。

私の忘れ物は自然界の中にたくさんあるようだ。

忘れ物を見つけた時、指先に至るまで素直な感覚が蘇るのかもしれない。

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2006年1月10日 (火)

日常生活を快適に過ごす術

棘下筋

棘下窩にある大きな三角形の筋

〔起始・経過〕棘下窩、棘下筋膜から起こり、外側方に向かう。

〔付着〕上腕骨の大結節の中央部、肩関節包

〔作用〕上腕を外側方に回旋する

小円筋

肩甲下筋外側縁中程から外側方に走る長円錐状筋

〔起始・経過〕外側縁に近い肩甲骨の後面、棘下筋膜から起こり、外側方に走る

〔付着〕上腕骨の大結節、肩関節包

〔作用〕上腕を外側方に回旋する

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

一輪車の練習の積み重ねは息子の自信になり着実に一輪車の扱いに慣れてきている。背後から迫るプレッシャーにはうれしい反面、男として息子に負けたくない気持ちがある。

息子の動きを観察してみると身体を使い「不安定にフィット」させようとしているようにみえる。それに比べて私は「不安定にフィット」させるというよりは安定させようとして身体を固めているように感じる。

子供には恐怖心が少ないのだろうか。私は恐怖心が身体を固めてしまっているような感じがする。この恐怖心をどう解除すればよいのだろうか。

身体を固めてしまえば骨盤・肩甲骨の動きを制限してしまい苦手な動きを作ったり、さまざまな症状を出したりする。

一流の職人、芸術家は難しくて大変な作業もさらりとやってしまうらしい。職業病すらないのが本物なのだろう。

私もようやく肩甲骨の棘下筋と小円筋の動きを感じるようになってきた。修行を積み重ねて職人になるとともに日常生活を快適にすごせる術を身に着けたいものである。

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2006年1月 6日 (金)

足はどこでつくのか?

足の骨全体について

足の骨は、全身の重みを支えるために足根骨と中足骨の排列が上方に凸なアーチ型をなし、これを縦足弓という。母趾側の内足部は、小趾側の外側部に比して高い。また、遠位足根骨が示す横軸の上方凸弯を横足弓という。そして、これらの弓形の失われたものが、いわゆる偏平足である。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

プロスキーヤーの三浦雄一郎さんの父、三浦敬三さんが101歳で亡くなられた。新聞によると敬三さんは日本スキー会の草分け的存在だったらしい。以前にテレビで三浦敬三さんの特集番組を偶然に見た。私は彼のトレーニングに対する意識の高さに感銘を受けた。

スキーを滑っている場面では、転倒して何食わぬ顔でスッと立ち上がったのには驚かされた。高齢を感じさせない身のこなし身体のやわらかさはすごかった。私も彼の意識を見習いたい。

足のポジションにより足裏感覚の感度が異なる。「足は何処でつくのか?」

三浦敬三さんのレベルならば実感していたかもしれない。

心よりご冥福をお祈りいたします。2003_05180001

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2006年1月 5日 (木)

初乗り

錐体筋

小さな三角形の扁平筋で、腹直筋鞘の前葉に被われて腹直筋下端の前面にある。

〔起始・経過〕恥骨の上縁から起こり、上方に走り次第に細くなる。

〔付着〕腹直筋鞘、白線の下端。

〔作用〕白線を緊張し、腹直筋の作用を助ける

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

一輪車初乗りに行ってきた。年末から雪の影響などで乗れなくて乗車感覚に不安を抱えながらも走った。強風で寒かった・・

思ったよりも腰に安定感があったのでよかったが、左下腹部のつっぱりで少し腹が痛かった。おそらく錐体筋であろう。

私の恥骨周辺は所々に「しこり」があって固い。おそらく筋肉のしこり(筋硬結)によりひっぱられているに違いない。

恥骨周辺の筋肉「しこり」は足の血行に影響を及ぼす。痛みやむくみ、冷えや便秘などの症状を引き起こすのだ。

私は「お腹を起こす」ことを心がけてトレーニングする。

生活の中でお腹を縮めがちなので、お腹を起こして「ポッコリおなか」とさよならしよう。^^

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2005年12月31日 (土)

仙骨操作

仙骨に付着する筋

前面:腸骨筋・梨状筋・尾骨筋

後面:脊柱起立筋・多裂筋・大殿筋

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

やっと大掃除が終わり正月の準備ができた。

今年1年トレーニングをやってきたせいか、床の「ぞうきんがけ」が思いのほかスムーズだった。

始まりは歩き、走り、そして一輪車と股関節のトレーニング・ストレッチと平行して、股関節がずいぶんやわらかくなったと思う。残念だったのは目標の股関節可動域拡大に及ばなかったこと。Y字バランスは満足できるまでにはならなかった・・・。

平成18年の目標は股関節可動域拡大に加えて「仙骨操作」である。自由に仙骨をコントロールできるようにしたい。

正月は食べすぎ、運動不足に注意したいと思う。

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2005年12月29日 (木)

初ジェル

肩甲挙筋

小菱形筋の外側上方で、頚板状筋の外側縁にそって下外側方へ下る。

〔起始〕上位4ないし5頚椎の横突起の後結節

〔経過〕斜めに外側下方に走る

〔付着〕肩甲骨内側縁の上方1/3の部

〔作用〕肩甲骨を引き上げる。そのさい、肩甲骨下角を内側方に戻す。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

正月も近いので子供を連れて床屋へ出かけた。

「お子さんはどのようにカットしましょうか?」

横と後を刈り上げるので、「うなじ」にバリカンが入った。くすぐったいのか、子供がよじれまくっていた。肩甲挙筋を収縮させ肩甲骨がギューと上がっていた。

子供の肩甲骨はやわらかい。

それで、首は細くフェイスラインがシューっと「小顔」。顎の下の余分な脂肪やむくみがまるでない。うらやましい。^^;;

カットが終了した子供の頭に・・・「初ジェル!」髪の毛が立いる~~~。

ラインの綺麗な子供は何をやっても似合う。

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2005年12月28日 (水)

「ヒップライン」は「キュッ!」

骨盤

骨盤は、左右両側の寛骨と、その中間にある仙骨および尾骨から形成され、両側の寛骨は前方では恥骨結合により、後方では耳状面によって仙骨の耳状面と結合する(仙腸関節)。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

「背中美人」に欠かせないのが「ヒップライン」。「ヒップライン」は「キュッ!」。

骨盤を立たせることにより綺麗な「ヒップライン」ができあがる。

「ヒップライン」は運動能力にも影響がある。例えば私が参考にしている短距離走世界王者ガトリン選手の「ヒップライン」は「キュッ!」。

骨盤の力を使うことができるのか、できないのか。分かれ道である。

トップアスリート、トップダンサー、トップモデルの「ヒップライン」は「キュッ!」。

*「キュッ!」:お尻の穴(肛門)を締めるのではない。適度な力で骨盤を軽く立たせる感じ。

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2005年12月27日 (火)

「寒さ」と「背中美人」

肩甲骨

肩甲骨は、三角形の扁平骨で、胸郭の背側に接し2~第7(8)肋骨の高さに位し、内側方は多くの筋によって胴骨と結合され、外側方は関節によって鎖骨および上腕骨と結合される。肩甲骨に2面(肋骨面、背側面)、3縁(内側縁、外側縁、上縁)および3角(上角、外側角、下角)を区別する。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

また、雪が降ってきた。

今年は雪が多い。

背中のきれいな人は肩甲骨がやわらかい。肩甲骨のやわらかさは肩甲骨に付着する筋肉がやわらかいということ。筋肉が固いと「正常な筋肉の収縮ー弛緩」が行われないため、脂肪が燃焼しない。よって、肌がザラザラ、吹き出物、毛がはえる、しみ、そばかす、むくみ、痛みなどの悩みが増える。

「肩甲骨のやわらかさ」は「肩甲骨が動く」ということ。先日の女子フィギュアスケート全日本選手権を見ていて演技の美しい選手は背中がきれいだった。

彼女たちは寒さに負けない「背中美人」なのだろうか。

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2005年12月25日 (日)

他の要素

臼状関節

球関節の一種で、関節窩が特に深く関節頭の半分以上がこの中に嵌入するもの。運動の方向は球関節と同じくすべての方向に向かって運動しうる1種の多軸性関節であるが、球関節に比べて運動の範囲が狭い(例:股関節)

球関節

関節頭は球状(厳格にはほぼ半球状)をなし、関節窩が比較的浅いのできわめて自由に動く多軸性関節で、すべての方向に運動しうるもの(例:肩関節)

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

フィギュアスケート・全日本選手権第2日、女子SPは1位荒川静香選手、2位村主章枝選手、3位浅田真央選手、4位恩田美栄選手、5位中野友加里選手、6位安藤美姫選手だった。

個人的には浅田選手と安藤選手を応援していたが、この日はベテランが凄かった。身体の状態の良さでずば抜けているのは浅田選手だと思うが、試合演技となると「他の要素」も必要になるのだろう。

股関節の動き、柔らかさは浅田選手が良い。ミスがなければどうなっていたかわからないが、上位のベテランには何か引き寄せられるような「他の要素」があった。

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2005年12月24日 (土)

足裏感覚

ショパール関節

外科学的にショパール関節あるいは横足根関節と呼ばれるものは、踵立方関節と距踵舟関節の距舟両骨連結部がほぼ足根を前・後両部に分ける1平面をなし、手術的に切断などのときに用いられる部分である。ただし、両関節腔はつねにほとんど分離している。

リスフラン関節

足根中足関節の総称で、外科的に手術的切断のさい、この関節が択ばれる。この関節を足背からみると、その関節面は不規則な1線を画く。これは第2楔状骨が他の楔状骨に比してはるかに小さく、これに反して第2中足骨がすこぶる長く後方に突出して3楔状骨間に挿入するによる。いま、この関節面の位置を挙げると、第1関節面は最も前方に位し、それに次いで第2、第4、第5関節の順である。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

足裏が柔らかいということはショパール関節やリスフラン関節が柔らかいということ。骨盤を意識してバランストレーニングをすることにより大腰筋が活躍し、動作連動により足裏感覚が冴える。

バランス系競技で感覚の冴えてる人は、重心を中心においてつま先と踵を操る感じをもっている。

足裏が硬いとつま先と踵の自由が利かない。そして、足裏感覚は鈍く素足で砂利道を歩こうものなら痛くてしょうがないようである。

足裏が硬いと足がむくんだり痛くなったりする。患部の治療も必要だが骨盤の位置を確認することも必要である。

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2005年12月22日 (木)

雪と僧帽筋

僧帽筋

体幹背部の皮下を占める三角形の筋で、反対側のものとともに菱形板をなす。この筋はまたサルの頭巾あるいは僧侶の頭巾に似ているので、僧帽(状)筋とも呼ばれる。

〔起始〕後頭骨の上項線、外後頭隆起、項靭帯、第7頚椎以下全胸椎の棘突起および棘上靭帯。

〔経過〕下行部(上部)は斜め外側下方に、横部(中部)は水平に、上行部(下部)は斜め外側上方に走る。

〔付着〕肩甲棘(肩甲部)、肩峰(肩峰部)、鎖骨の外側方1/3(鎖骨部)、三角筋の起始と相対する。

〔作用〕全体として肩を後方に引く。また、上部のみを作用するときは肩甲部を挙上し、下部のみを作用するときはこれを下牽し、かつ肩甲骨下角を外側方に転ずる。上肢帯が固定しているときに両側が働くと頭を後方に、一側が働くと頭をその方向に引く。

〔備考〕菱形腱鏡:左・右両側の僧帽筋の起始腱部は第7頚椎位で最も幅広く、その上・下は次第に狭くなり、全体として菱形の光った部をなす。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

寒くなるとついつい身体をすぼめてしまう。私は温かい状態を保つようにダウンジャケットを着て、手先・足先から体温を逃がさないように手袋・靴下二重履きで防寒している。

寒さは体温を逃がさない為に身体の表面の筋緊張を高めバランス感覚を低下させる。一輪車に乗ってみるとよくわかるが身体の温まってない状態ではふらつきやすく、温まるにつれてバランスが取りやすくなる。気をつけていることは身体をせぼめないように「僧帽筋」を利かせるということ。

身体をせぼめると「僧帽筋」がつっぱった状態で身体のバランスを崩し疲労しやすくなる。

トレーニングでは「僧帽筋」と「広背筋」を意識して頭と背中を起こし、寒さに負けないようにしている。

しかし、また雪が降り出した。昼に大汗かいて雪かきしたのに・・。また降り積もる。^^;;

雪に負けない「僧帽筋」の力がほしいものです。

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2005年12月17日 (土)

腹圧

腹直筋

〔起始・経過〕第5~第7肋軟骨、剣状突起、肋剣靭帯から起こり、下方に向かって白線の両側を走る。

〔付着〕恥骨結合の前面、恥骨結節の上縁。

〔作用〕胸郭の前壁をひき下げる。胸郭を固定すると、骨盤の前部をひき上げ同時に脊柱を前方にまげて腹圧を加えることになる。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

生活習慣で気づかない癖はひとそれぞれにある。私の場合は「猫背」になる習慣があった。身体のことを考えてトレーニングするようになって、「真っ直ぐ」が習慣になると腹筋(腹直筋)について気づくことがあった。

胸郭と骨盤の位置により腹筋(腹直筋)の働きが違うことである。「猫背」では腹筋(腹直筋)の働きが悪く、「真っ直ぐ」では腹筋(腹直筋)の働きが良い。

腹筋(腹直筋)の働きが悪いと脂肪が付きやすく、働きが良ければ脂肪の燃焼が良いので腹はすっきりしているのである。

腹筋(腹直筋)の働きには、胸郭と骨盤の位置が重要であり、腹筋を鍛えたえて効果がひとそれぞれなのはこの為である。

「働きが良い」とは「本来の作用」をするである。腹筋(腹直筋)が「本来の作用」をすれば「腹圧」を実感することができる。「動きの中」に「腹圧」が利用できればパフォーマンスが向上するはずである。 

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2005年12月16日 (金)

梨状筋

梨状筋

〔起始・経過〕仙骨の前面で上方にある3つの前仙骨孔の間および傍らから起り、筋束は外側方に向かって集まり大坐骨孔を通って骨盤腔をでる。

〔付着〕大転子の上縁

〔作用〕大腿を外側方に回転する。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

腰を入れて腹圧をかける操作により腹痛がたびたび出現する。子供の頃、走っていると「横っ腹」が痛くなった経験が蘇る。

このトレーニングの影響で梨状筋が少し筋肉痛になった。一般的に梨状筋というと坐骨神経痛で有名な筋肉だ。

梨状筋を観察すると起始・停止の筋肉走行が不思議だ。どうして仙骨の前面に位置するのだろうか。

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2005年12月13日 (火)

フラット

足の関節

足の関節に、次の関節がある。

1)距腿関節

2)距骨下関節

3)距踵舟関節

4)踵立方関節

5)楔舟関節

6)楔立方関節

7)足根中足関節

8)中足趾節関節

9)趾節間関節

*2)~6):足根間関節

1)距腿関節:脛骨の下関節面、脛骨の内果関節面および腓骨の外果関節面が連なって関節窩をなし、距骨滑車が関節頭となるらせん関節である。関節包の内・外両側は強く、前・後はゆるく、上・下はともにそれぞれ関節面の軟骨縁につく。

距腿関節の運動:足の背側および底側方への屈折(約30度)と内転および外転を軽度に行う。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

一般的に足関節と呼んでいるのは距腿関節だ。足の関節は手の関節と同様に細かな関節が多数存在する。足関節(距腿関節)の可動域が十分確保できると足の柔軟性を得ることができる。足の柔軟性があれば地面の情報を捉える感覚が増し、センサーの役目を果たす。

しかし、足関節を外反・内反傾向に使っている場合が多いので気づかないうちに足を固め柔軟性を奪っている。私も夏に外反で使っていたことに気づいてフラットに修正した。

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2005年12月12日 (月)

ロック

膝関節

膝関節は、体中で最も大きな、かつ最も複雑した関節に属する。膝関節を構成する骨は、大腿骨、脛骨および膝蓋骨で、腓骨はこの関節の形成には全く関与しない。大腿骨と脛骨との間の関節は蝶番関節で、関節面は大腿骨下端の内側顆および外側顆と脛骨上端の内側顆および外側顆によってつくられる。

膝関節の運動:下腿の屈曲を行うが、伸展と同時に下腿を少しく外側方に回旋し、屈する時には少しく内側方に回旋する。膝蓋骨は、膝関節の屈伸に共同して動く。屈伸運動の範囲は約170度である。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

大腿四頭筋に力を入れると膝関節が伸展位になりロックがかかってしまう。いかにして膝にロックをかけないで使うのかが重要になる。膝にロックがかかった状態は膝にかかる負担が大きく、負傷原因になりやすい。そして、ロックをかけないまま動かすことができたら、その方が効率が良い。

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2005年12月10日 (土)

立つ

顎関節

顎関節は下顎骨関節突起の下顎頭と側頭骨の下顎窩との間につくられる顆状関節で、関節腔は関節円板によって上・下の2腔に分けられる。

顎関節の運動:下顎の上・下運動は、主として関節円板と下顎頭との間に行われる。下顎の前・後運動は、主として側頭骨の関節結節と関節円板との間に行われ、またこの運動が左右の関節で交互に行われるときは下顎は左・右に運動する。そして、これらの運動の綜合を、咬合(咀嚼)運動という。

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

顎関節は耳の前にある関節だ。顎関節の可動域は表情筋と密接な関係がある。リラックスをする時「肩の力を抜いて、顎を引いて」といったりする。肩の位置、顎の位置などの身体のポジションにより身体操作が変わる。

表情が強張っていると動きの切れがなくなる。例えば立ち振る舞いの綺麗な女性は表情が柔らかく素敵だ。この立ち振る舞いの奥には肩甲骨・骨盤・背骨などの良いポジションが存在し、重心位置を把握する豊かな感覚を持ち合わせ表情も豊かになるのだろう。

「立つ」を追求していくと思わぬ関連性に巡り合うことができる。私の研究は「立つ」からはじまっている。

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2005年12月 9日 (金)

外転

中殿筋

三角形を呈し、下方の大部分は大殿筋に被われる。

〔起始・経過〕腸骨翼の外面で前および後殿筋線の間、腸骨稜の外唇および殿筋膜から起こり、前部は後下方、中部は下方、後部は前下方に向かう。

〔付着〕大転子尖端の外側面

〔作用〕大腿の外転

小殿筋

大、中殿筋に被われる扁平三角形の筋

〔起始・経過〕腸骨翼の外面で前殿筋線と下殿筋線との間、または下殿筋線の下方から起こり、筋束は集まって下外側方に向かう。

〔付着〕大転子の内側面

〔作用〕大腿の外転

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

立位で足を外側に上げていくと股関節外転。外転は小・中殿筋を収縮させる。Y字バランスを行って身体が「くの字」になってしまう場合、小・中殿筋が利いていない。

小・中殿筋が利いていなくても他の筋肉の代用で外転している場合が多いと思う。小・中殿筋が利いている時は「力感なく」足が上がる。

外転筋の作用はその他に「骨盤の保持」がある。「骨盤の保持」とは「骨盤の安定性」であり体幹部の左右のバランスに大きく影響する。一輪車・自転車などのペダリングの際の左右のバランスは外転筋の作用が重要である。

相撲・柔道などでも腰を落とした時の「骨盤の安定性」が勝敗を左右するといってもよい。

「骨盤の安定性」は動きのリズムを作る。腸骨(骨盤)の前後回転は歩行・走行のリズムを作り、それが安定性となる。

重力を利用しする(不安定を利用する)身体操作に必要なのは「骨盤の安定性」なのである。

しかし、小・中殿筋を自由に操ることは難しい。

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2005年12月 7日 (水)

広背筋と大腰筋

広背筋

背部の表層下方に位する三角形の広い大きな筋

〔起始〕胸腰筋膜の浅葉、下位4~8胸椎、全腰・仙椎の棘突起、肩甲骨の下角、腸骨稜、下位3~4肋骨

〔付着〕上腕骨の小結節稜

〔作用〕下垂せる上腕を内側後方に引く・上腕が上げられているときには、これを引き上げる

大腰筋

〔起始・経過〕深・浅2頭を区別し、先頭は第12胸椎~第4腰椎の椎体および肋骨突起から起こり、深頭はすべての腰椎の肋骨突起から起こる。ついに、両頭は合して下外側方に走る(両頭の間には腰神経叢があり、両頭をへだてる)

〔付着〕筋裂孔をへて、大腿骨の小転子

〔作用〕股関節を屈し、大腿骨を前上方に挙げ、同時に外旋する。下肢を固定するときは、腰椎および骨盤を前下方に引く

参考日本人体解剖学第一巻医学博士金子丑之助著

広背筋と大腰筋の良い関係を保持する為には体幹部の正しい位置の保持が必要。「猫背」「へび背」では広背筋や大腰筋を動かすことが難しくなる。動きの目安は肩甲骨・骨盤の可動域である。

一輪車、陸上短距離走、柔道、バレエ、サッカー、野球などフォームの重要性は身体の正しい位置から、いかにして動くかということだ。私はトレーニングをする時、必ず「身体のポジション」を意識している。

「身体のポジション」を何処に持っていくのか?

難題である。

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2005年11月18日 (金)

関節2

①胸鎖関節は胸骨の鎖骨切痕と鎖骨の胸骨端との間にできる関節であって、ゆるい関節包に囲まれ、関節腔は関節円板で2部に分けられる。

②肩鎖関節は肩峰関節面と鎖骨肩峰関節面との間に成立する半関節であって、関節円板は不完全な場合が多い。

③肩関節は、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭との間にできる多軸性の典型的球関節である。肩関節は人体中で運動範囲が最も広く、上腕の前挙・後挙・外転・内転・回内および回外をつかさどる。

①胸鎖関節②肩鎖関節③肩関節の動きから肘関節、手関節など末端へと動きを伝えることが理想である。

肩関節・股関節は連動性があり、体幹部の使い方がポイントになる。

参考文献日本人体解剖学金子丑之助著

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2005年11月17日 (木)

関節1

①股関節は、寛骨臼と大腿骨頭との間にできる臼状関節である。股関節の運動は屈伸、回旋、内・外転である。

②恥骨結合は左右の寛骨の結合をなすもので、前面の正中線で恥骨結合面は薄い硝子軟骨に被われ、さらに両者の間に恥骨円板を挟んで連結する。

③仙腸関節は仙骨および腸骨の両耳状面の間にできる半関節で、その関節面はともに線維軟骨で被われる。

①股関節②恥骨結合③仙腸関節の動きから膝関節、足関節など末端へと動きを伝えることが理想である。仙骨の前面には梨状筋・腸骨筋が付着する。腸骨筋は大腰筋とともに腸腰筋と呼ぶ。仙腸関節を動かすポイントである。

どれだけの関節を動かすことができるのか?個人差のポイントだと思う。走る感覚は胸から走る、腹から走る、股関節から走る、など感覚表現はさまざまであるが、トップスプリンターになればなるほど足の付け根の位置が上にあるようである。

「腰を入れる」「腰を落とす」場合も①②③などの関節の可動域により個人差が大きく出る。

スポーツ選手の怪我についても同じであり、どれだけの関節を動かすことができるのか?個人差が大きく出る。慢性的な症状に対して「くせだから」「弱いから」と言ったりするが、沢山ある関節を十分に動かしていないように思う。

関節を動かしているつもりでも動いていない場合が多い。関節を動かすとは、動かす方向に作用する筋肉を動かすことである。

参考文献日本人体解剖学金子丑之助著

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2005年11月 2日 (水)

腰を落とす

これまでに「腰を入れる」=「腹を起し腰を立たせる」について述べてきた。

今回は「腰を落とす」について。

「腰を低く」と言ったりもする。腰を落とす状態は足を肩幅の2倍ほど開いてつま先はやや外向きの状態で体幹部を真っ直ぐにキープしたまま真下に落としていく。体幹部を真っ直ぐにキープしたままということが「腰を入れる」=「腹を起し腰を立たせる」をキープしたままということである。

注意点は太ももが内に入ってきたり、背中が丸まらない。

身体操作の基本だと思う。

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2005年10月29日 (土)

肩甲骨

体幹部を考える上で股関節と肩甲骨は重要なポイントとなる。

肩甲骨は動くことが望ましい。肩甲骨から腕、そして手先へと力が伝わる連動性が必要である。肩甲骨から腕、そして手先への連動性がない場合は腕・手先のみの動きでありパフォーマンスの向上は望めない。

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